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ガス缶がテーブルの脚に? 9Keiの「バーナーサイドテーブル」がおもしろい

登山の休憩中にあったら便利なのがテーブル。食事をする時やコーヒーを飲む時などに大活躍してくれます。
ですが、意外と嵩張るし、テーブルを持ち運ぶのって結構面倒ですよね。
そんなときに見つけたのが<9Kei(キュウケイ)>のバーナーサイドテーブル。ガス缶をテーブルの脚として利用するという、おもしろいギミックを持ったテーブルです。
OD缶を机の片脚に

バーナーサイドテーブルの脚は片側にしかついていません。なぜなら、”もう一方の脚にはガス缶(OD缶)を使用する”から。
このユニークな構造により、軽量でコンパクトに収納することができます。
また、ガス火のすぐそばにテーブルがあることで、調理の効率が上がるのも嬉しいポイントです。
110サイズと250サイズのガス缶に対応

さらに嬉しいのがガス缶のサイズが選べること。
テーブルに付属している方の脚の高さを調節することで、110サイズと250サイズどちらのガス缶も使用することができます。
※500サイズのガス缶には対応していません。
110サイズのOD缶を使用する場合

110サイズのOD缶用に組み立てる時は、天板・脚ともに外側の穴に紐を通します。


250サイズのOD缶を使用する場合

250サイズのOD缶用に組み立てる時は、天板・脚ともに内側の穴に紐を通します。


おもしろいだけでなく、使いやすいのが魅力

ガス管をテーブルの脚として利用することで、軽量性と携帯性を高めたユニークな構造を持った<9Kei>のバーナーサイドテーブル。
実はおもしろいだけでなく、、登山者にとって”使いやすい”テーブルなんです。
組み立てが簡単

バーナーサイドテーブルの組み立て方はとっても簡単。テーブルの天板に開けられている穴にガス缶をはめるだけなので、ちょっとした休憩時にもサッと使用することができます。
コンパクトなサイズ感と滑らかな形状で収納しやすい

折り畳んだ時の形には、とくにこだわりを感じます。
ザックの隙間や外ポケットにも収納しやすいように考えられた、細長く、出っ張りのない形状は、引っかかりにくくとても便利です。

パーツがバラバラになる心配がない

テーブルは複数のパーツで構成されていますが、すべてのパーツが繋がっているためバラバラになりません。
登山中に生じる「急な天候変化で急いで片付ける」という時にも、パーツをなくしてしまう心配がないのは安心です。

また、パーツを繋ぐのはゴムではなく細引き。長い期間使用しても伸びて使いづらくなることはありません。
遮熱効果がない点には注意が必要

ひとつ注意しないといけないのが、天板に遮熱効果がないということ。
以下は公式サイトに記載されている文章です。
“遮熱効果は見込めませんが、通常の使い方では使用中に天板が焦げることは有りませんでした。ただ、絶対大丈夫というわけでは有りませんので、ご利用の際は自己責任にて様子を確認しながらご使用下さい。”
私自身使用していて天板が焦げたことはありませんが、心配な方は何かしらの工夫が必要かもしれません。