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ミニマムだけどがっちりホールド!<EPIgas>のチタン製ピンチリフターの実力を検証

ミニマムだけどがっちりホールド!<EPIgas>のチタン製ピンチリフターの実力を検証

ハンドルがないクッカーでお湯を沸かす際、あると便利なのがポットリフターです。でも、わざわざ山に持っていくほどでもないからと、手ぬぐいなどで代用している人も多いはず。そんな人におすすめなのが<EPIgas>のピンチリフター。

軽量でコンパクトながら、しっかりホールドできる優れもの。山でよく使用されるサイズのクッカーで試してみた感想とあわせてレビューします!

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目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

これは便利!UL派にも納得のアイテムを見つけた

クッカーでお湯を沸かすイメージ

撮影:筆者

アツアツのノーハンドルクッカーからお湯を注ぐとき、手ぬぐい等を使っている人も多いでしょう。ポットリフターがあれば便利だけどかさばるし、荷物が増えるのはイヤですよね。

そんな人に朗報!<EPIgas>からチタン製のピンチリフターが登場したんです。

極小サイズの<EPIgas>ピンチリフター

EPIgasのピンチリフター

撮影:筆者

<EPIgas>ピンチリフターは、重さわずか6g。チタン製で軽く、手の小指より小さいコンパクトサイズなんです。

EPIgasのピンチリフターでクッカーを掴む様子

撮影:筆者

小さいながらもしっかりとホールドでき、安定感もあります。これなら荷物をなるべく軽くしたいUL(ウルトラライト)ハイカーにもぴったり。

EPIgasのピンチリフターと他社のポットリフターの比較

撮影:筆者(左から、EPIgas ピンチリフター、SOTO マイクロリフター、VARGO チタニウムポットリフター)

他社のポットリフターと比べてみると一目瞭然。EPIgasのピンチリフターのコンパクトさが際立ちます。

EPIgas ピンチリフターSOTO マイクロリフターVARGO チタニウムポットリフター
重さ6g13g22g
長さ4.6cm8.8cm12cm

ちなみに、親指と人差し指でつまむように持つことから、ピンチリフターと名付けられたそうです。

EPIgasのピンチリフターをつまむ様子

撮影:筆者

<EPIgas>ピンチリフター
価格:4,400円(税込み)
サイズ:H46×D12×W11mm
重さ:6g

小さいだけじゃない!こだわりポイントをチェック

EPIgasのピンチリフターでクッカーを持ち上げる

撮影:筆者

ピンチリフターを細かくチェックしてみました。おすすめの使い方とあわせて参考にしてください!

極限まで無駄を省いたシンプルな構造

EPIgasのピンチリフターにデザインされたEPIの文字

撮影:筆者

このピンチリフターは、「クッカーをつかむ」にフォーカスして開発され、チタン製にすることで軽量化を実現しています。持ち手には、「EPI」のロゴをさりげなく配置。ミニマムながらがっちり挟める構造により、クッカーの大きさを問わず使うことができます。

下側に細引きを通せる穴あり

EPIgasのピンチリフターに細引きをつけた様子

撮影:筆者

これだけ小さいと紛失が心配ですよね。失くさないよう、下側の穴に細引きをつけておくのがおすすめです。

テーブルの上に立つEPIgasのピンチリフター

撮影:筆者

荷物の中でも迷子にならず、紐があることで操作性が増します。光を当てると反射する、リフレクト素材が編み込まれた細引きなら、暗くなってから調理する際にも視認しやすいでしょう。

山で実際に使ってみました

山でコーヒーを作る様子

撮影:筆者

実際に使用した感想をレビューします。サイズ違いのクッカーでお湯を沸かしたり、調理したりといろいろ試してみましたので、参考にしてください。

まずはサイズ感をチェック

EPIgasのピンチリフターに細引きを付ける前と後

撮影:筆者

手のひらに乗せると、重さを感じないほど軽量です。失くさないようすぐに細引きを付けました。

EPIgasのピンチリフターでクッカーを持ち上げる様子

撮影:筆者

クッカーを持ち上げてみると、思った以上にしっかりホールドし安心感もあります。

コンパクトサイズで収納性も◎

EPIgasのピンチリフターのスタッキング

撮影:筆者(EPIgas ハンドルレスチタンマグ450に、ピンチリフター、旧型のプリムスのフェムストーブ、ライターを収納)

とてもコンパクトなので、持ち運ぶときも450mlのマグにすっぽり収まりました。クッカーやマグとセットで使うので、一緒にまとめておくとスムーズに取り出せる点がGOOD!

450mlのクッカーに400mlの水を注いで検証

ピンチリフターで400mlの水が入ったクッカーを持ち上げる様子

撮影:筆者(EPIgas ハンドルレスチタンマグ450)

ハンドルレスチタンマグ450に、約400mlの水を注いでみました。少し重さは感じるものの、ずれたりこぼれそうになったりすることはありません。コーヒーをいれるため、お湯を沸かしました。

EPIgasのピンチリフターでお湯を注ぐ様子

撮影:筆者

カップに注ぐ際も、がっちりホールドして、狙った場所に注ぐことができました!

安定感があり、アツアツのお湯を注いでも熱を感じません。チタンなので熱伝導率が低く、お湯が湧いてから使用する程度なら火傷の心配はなさそうです。

550mlのクッカーに500mlの水を注いで検証

500mlの水が入ったクッカーをEPIgasのピンチリフターで持ち上げる様子
撮影:筆者(エバニュー Ti SOLO pot NH)

つぎは、エバニューの550mlのチタンポットで試します。もともとシリコンリングが装着していますが、あえて外して検証しました。なお、シリコンリング単体の重さは約10gなので、EPIgasのピンチリフターのほうが軽いんです。

500mlの水を注ぐと、さきほどより重さを感じます。親指と人差し指でしっかりつまみ、他の指も添えて全体で支えるのがポイントです。

EPIgasのピンチリフターを使ってお湯を注ぐ様子

撮影:筆者

大き目のクッカーで注ぐときは、横から持つのではなく、注ぎ口の反対側をつまむのがおすすめです。このほうが重さをダイレクトに感じにくく、重力を利用して注ぐことができますよ。

調理したときの使い勝手も検証しました

EPIgasのピンチリフターと山ごはん

撮影:筆者(マウンテングルメラボのフリーズドライごはん、エバニューのクッカー Ti SOLO pot NH、ポットリフター)

550mlのクッカーを使って、調理時の使い勝手もチェックしました。水250mlとフリーズドライのごはんを入れて沸騰させます。

EPIgasのピンチリフターでクッカーを支えたままご飯をかき混ぜる様子

撮影:筆者(エバニュー Ti SOLO pot NHで調理)

蒸らしてから蓋を開け、ピンチリフターでクッカーを支えながら、スプーンで全体をかき混ぜます。しっかりつまめるので、鍋底までまんべんなく混ぜることができ、大満足の山ごはんタイムになました。

クッカーから注ぐ&クッカーを支えるシーンに最適

EPIgasのピンチリフターを使いながら調理する様子

撮影:筆者(エバニュー Ti SOLO pot NHで調理)

コンパクトなピンチリフターなので、あまり長時間つかみ続けると指に負担がかかり疲れてしまうことも。あくまでも、お湯を注ぐ、かき混ぜるときにクッカーを支えるといった使い方に適しています

EPIgasのピンチリフターでクッカーをはさむ様子

撮影:筆者

今回は、EPIgasのマグとエバニューのクッカーで試しましたが、ふちがあるマグやクッカーとの相性がよさそうです。

EPIgasのピンチリフターで蓋付きのクッカーを持ち上げる様子

撮影:筆者(EPIgas ハンドルレスチタンマグカバーセット450)

ちなみに、EPIgasのマグの場合、上の画像のように蓋をしたままでもつかむことができました。クッカーの形状や中身の重さにもよりますが、沸騰後すぐに火からおろすときに便利です。

極小サイズのピンチリフターで快適なコーヒータイムを

EPIgasのピンチリフターでお湯を注ぐ様子

撮影:筆者

クッカーをしっかりホールドできるポットリフターがあれば、調理時の快適度がアップします。かさばるからと敬遠していた人も、<EPIgas>のピンチリフターなら使い勝手の良さとコンパクトさに納得するはず。興味がある人は、ぜひピンチリフターを選択肢に加えてみてください。

    EPIgas ハンドルレスチタンマグカバーセット450

    サイズ本体:H97×Φ86mm(外径),Φ79mm(内径),450ml
    カバー: H7×Φ86mm(外径),Φ79mm(内径)
    重さ本体:52g
    カバー:14g
    材質チタン
    付属品メッシュケース

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