身近な自然や歴史を楽しむ自由なアーバンハイキング

今回斉藤さんが登った箱根山も山手線最高峰とはいえ、山としては少し控えめなサイズ。ただ、標高の高さだけじゃなく、身近な自然や景色をゆっくりと味わうことにアーバンハイクの楽しさがあるんです。
道中のいろんな発見を楽しもう
今回の高田馬場駅発箱根山ルートであれば、途中にあったコズミック通り。
新宿区では名前のない歩道に名称をつけ、住人の方に愛着を持ってもらえるようにしているそうです。
先に「新宿区コズミックセンター」という新宿区の教育施設が作られているので、それにちなんでつけられた名前なのではないか、という説も(新宿区談)。
ただ道を歩くだけでなく、「これはなんだろう?」とそこにあるものに目を向けて興味を持つとたくさんの発見があります。これは自然の中でも同じようなことが言えますね。
東京にはおもしろい歴史がたくさん
箱根山も少し調べてみると「築山」ということがわかります。
この築山というものは人工的に作られた山のことで、江戸時代に大名が回遊式庭として作った山のことを主に呼びます。
つまり、箱根山は人の手で作られた山手線最高峰の山。ちなみに天然の山での山手線最高峰は愛宕山です。
これは私たちがよく登る山でも同じですが、土地のことを事前に調べたり、案内板などで知ることによってより解像度があがり、山行が深く味わい深いものになります。
アーバンハイクは気軽な格好でOK

アーバンハイクは山に行くよりも気軽な服装でOK。なんだったら、スーツでもできちゃいます。
歩きやすい靴があると最高ですが、服装にこだわり過ぎず、まずは気軽にチャレンジしてみてください。
ルート選びも自由度が高い

もちろん目的の場所への最短ルートもいいですが、自然が多い場所、美味しそうなお店など行きたいところや面白そうなものを優先してルートを決めましょう。グーグルマップを使って歩くことができるので、雰囲気や見た目で決めてもOK。
気軽に歩いて、身近な自然を再発見しよう

もともと斉藤さんは打ち合わせのちょっとしたすきま時間に自然に触れたいという気持ちで始めたアーバンハイク。
今回の箱根山ハイキングも片道2km弱のコースですが、山を歩いている時は都会の喧騒を忘れるような雰囲気で、リフレッシュにとてもおすすめです。
都内の山とその周辺には色々な物語があります。都会の山を登るからこそ見つけられる自然と歴史。遠くの山よりも、近くの山。東京アーバンハイキング、まずは一度身近な自然の中を歩いてみてください。
都内の山を見つけるなら本で探してみて

箱根山以外にも都内にはいろいろな山があります。街中の山に関する本もたくさん出版されているので、ぜひ手にとってみてください。
江戸東京百名山を行く(中古)
| 著者 | 手島宗太郎 |
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東京まちなか超低山 50メートル以下、都会の名山100を登る
| 絵と文 | 中村 みつを |
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東京 街なか山さんぽ 地形と歴史を楽しむ超低山ガイド
| 著者 | 「江戸楽」編集部 |
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