ミズノ ブレスサーモ アイテム

寒い季節の強い味方!ミズノ「ブレスサーモ」イチ押しアイテム5選&使用感レビュー

2022/11/09 更新

汗を吸収することで発熱する<ミズノ>の独自開発素材「ブレスサーモ」。アンダーウエアやジャケット、ソックスやグローブ、小物など、さまざまなアイテムが展開されています。そんなブレスサーモのイチ押しアイテムをメーカーのご担当者に直撃!5製品を実際の使用感とともに紹介します。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

ミズノの「ブレスサーモ」って知ってる?

ミズノ ロゴ

撮影:筆者

日本発の総合スポーツメーカー<ミズノ>。幅広いスポーツ用品を展開している同社ですが、落ち着いた風合いで機能性と実用性が融合したアウトドア向けアイテムにも定評があります。

ブレスサーモ ロゴ

撮影:筆者

なかでも、寒い季節の保温アイテムとして人気を博すのが「ブレスサーモ」シリーズ。アンダーウエアやジャケット、ソックスやグローブといった小物など、ラインナップは多岐にわたります。

水蒸気をキャッチして発熱。温かいのにドライな素材

ブレスサーモ 原綿

撮影:筆者|ブレスサーモの原綿

ブレスサーモの特徴は水蒸気を吸収して熱エネルギーへと変化する性質を持っていること。素材のもとになる「原綿」は大気中の湿気をキャッチするほど吸湿性が高く、水を吹きかけると瞬時に人が熱さを感じるほどの熱量を生み出します。

ミズノ ブレスサーモの構造

提供:ミズノ株式会社|ブレスサーモのメカニズム

ミズノはこの原綿をポリエステル繊維などと混合し、人が使いやすい形に調整。着用してすぐに温かく、汗を素早く吸湿・ドライに保ってくれる機能素材「ブレスサーモ」の開発を実現しました。

温かいだけじゃない!ブレスサーモを着用してわかった4つのポイント

撮影:筆者
筆者は前回、ブレスサーモアンダーウエア「EX」「EXプラス」をレビューさせてもらいました。そこで感じたブレスサーモ製品に共通する“いいな”と感じたポイントが以下の4つです。

 

1)温かさが長時間持続する

2)スポーツ由来で汗冷えしにくい素材

3)肌触りがよく、着用感がとてもいい

4)消臭効果があるので、汗もニオイにくい

 

雪山登山やスキーなどのウインタースポーツをはじめとした、寒い季節のアウトドアをサポートしてくれる心強いアイテムだと感じました。

 

それからすっかりブレスサーモに魅了されてしまった筆者。「他にもいろんな種類のブレスサーモ製品があるけど、どうなんだろう?」ということで、ミズノのご担当者にイチ押しのアイテムを聞いてみました!

お話を伺ったのはミズノ株式会社の石原和之さん

ミズノ 石原さん

提供:石原和之さん|毎年正月に登っている四国・石鎚山
神奈川県出身。高校時代に山岳部に入部し、登山歴は30年以上。登山ガイドの資格を持つ。アウトドアショップ勤務を経て、ミズノへ入社。ミズノ(株)ライフ&ヘルス事業部 企画マーケティング部 所属

 

今回、石原さんにセレクトしていただいたのは、秋冬を中心に残雪期の登山でも活躍する5種のアイテム。山での使用感とともにご紹介します!

1.ブレスサーモインナーニットグラブ

ブレスサーモ ニットグローブ

撮影:筆者|ブレスサーモインナーニットグラブ/参考価格:¥1,980(税込)
ブレスサーモのベストセラーアイテムです。人気のポイントは「薄手でありながら温かい」ところ。

ブレスサーモの使用率が約25%とブレスサーモ品の中で最も高く、厳冬期のインナー用、低山での単体使用はもちろん、春夏のアルプス登山などでも活躍します。

石原さん
石原さん

ブレスサーモ ニットグローブ タッチパネル操作

撮影:筆者|親指・人差し指・中指がスマホ対応に
スマホなどのタッチパネル操作にも対応しています。

最近ではスマホ対応のオーバーグローブも登場してきましたが、「インナーで操作している」という方は多いのではないでしょうか。

操作しやすく温かいインナーグローブは冬登山の必携品です。

石原さん
石原さん

フィールドで使ってみた

ブレスサーモニットグラブ 装着感

撮影:筆者|Mサイズ・ネイビー着用(ユニセックス)

やわらかい肌触りで装着感がとてもいいです。登山をスタートして体が温まってくると同時にグローブも発熱しはじめ、インナーニットグラブ単体でも十分な温かさを保っていました。

ブレスサーモニットグラブ スマホ操作

撮影:筆者|スマホの操作をしやすくするためにも、サイズはジャストフィットがおすすめ

スマホ操作の感度は良好!ピンチイン&アウト(2本の指を広げたり狭めたりする操作方法)も問題なく反応してくれて、GPSマップのチェックや写真撮影なども難なくこなせました。

ブレスサーモニットグラブ 操作性いい

撮影:筆者

靴ヒモ結びやアイゼン装着もわずらわしさを感じることなくスムーズに行えました。素手に近い感覚で扱えるのが大きな魅力です。

ブレスサーモニットグラブ テムレスと相性いい

撮影:筆者

雪山で人気の作業用グローブ「防寒テムレス」との相性も抜群!厳冬期のサブグローブ、残雪期の山などであれば十分な保温性を持ったレイヤリングセットとして使えそうです。


ブレスサーモインナーニットグラブ(スマホ対応)

サイズ:S(22~24cm)、M(23~25cm)、L(24~26cm)
カラー:3色(グレー・ブラック・ネイビー)
素材:ポリエステル・合成繊維(ブレスサーモ)・その他
原産国:日本製

2.ブレスサーモウール中厚ソックス

ブレスサーモ 中厚ソックス

撮影:筆者|ブレスサーモウール中厚ソックス/参考価格:¥2,420(税込)

秋冬シーズン向けの中厚手ソックス。トレッキングシューズや登山靴など、幅広く対応します。

ブレスサーモにウールを混合させているので、温かく吸湿性に優れ、ムレにくい特徴を持っています。

石原さん
石原さん

ブレスサーモ 中厚ソックスの裏地

撮影:筆者|ソックスを裏返すと、くるぶしを境に異なる裁縫が施されていることがわかる

撮影:筆者|よりフィット感を高める左足・右足専用設計を採用
つま先~かかと部分はパイル仕様でブレスサーモを多く使用。クッション性と温かさを高めた構造になっています。

また、足の太さの異なる部位でも着圧を均等にしたフィットウェルシステム設計が採用され、行動中のズレ落ちを軽減します。

石原さん
石原さん

フィールドで使ってみた

ブレスサーモ 中厚手ソックス

撮影:筆者|メンズモデル・グレー着用

最初に感じたのは、とても足入れがよくフィット感に優れていること。ソフトで快適なはき心地でありながらも、ソックスがしっかりと足を包んでくれている印象を受けました。

ブレスサーモ 中厚手ソックス 雪山

撮影:筆者|冬山用登山靴との相性も文句なし

気温-6℃ほど、往復2時間の低山登山で使用したところ、予想以上の保温性を発揮。一般的な中厚手ソックスであれば足の冷えを感じてもおかしくない環境だと思いますが、登山中は常に足が保温されている感覚でした。

ブレスサーモ 中厚手ソックス トレランシューズ

撮影:筆者

ローカットシューズとの相性もいい感じ。1時間ほど平地を歩いてみましたが、ズリ落ちやズレることもなくフィットした状態が保たれていました。

ブレスサーモソックスは「薄手」「中厚手」「厚手」のラインナップがあるので、目的に応じた使い分けができるのも魅力です。冬の低山登山やスノーハイク、ウインタースポーツにも対応できるソックスだと感じました。


ブレスサーモウール中厚ソックス【メンズ】

サイズ:25~27cm
カラー:グレー、チャコールグレー、カーキ
素材:毛、ポリエステル、その他
原産国:日本製

ブレスサーモウール中厚ソックス【レディース】

サイズ:22~24cm
カラー:グレー、チャコールグレー、イエロー
素材:毛、ポリエステル、その他
原産国:日本製

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3.ブレスサーモライトウェイトダウンジャケット

ブレスサーモ ダウンジャケット

撮影:筆者|ブレスサーモライトウェイトダウンジャケット/参考価格:¥19,800(税込)

表地に50デニールのナイロン生地、中間層に650fpダウンとブレスサーモの芯地を使用した軽量なダウンジャケットです。

ショート丈設計でレイヤリングしやすく、アウターからインナーまでシーンに応じて活躍します。

石原さん
石原さん

ブレスサーモ ライトウェイトダウンのキルトパターン

撮影:筆者
幅違いのボーダーキルトは身頃上部の芯地にブレスサーモを使用。

斜めに入ったステッチがスポーティーな印象を与え、街着にも合わせやすいデザインに仕上がっています。

石原さん
石原さん

フィールドで使ってみた

撮影:筆者|Lサイズ・ブラック着用(モデル身長169cm)

軽くて着用しやすく、しっかりとした生地が印象的。登山でも扱いやすいダウンジャケットだと感じました。ダウン+ブレスサーモの安心感ある温かさで、保温着としてオールシーズン使えそうです。

ブレスサーモライトウェイトトダウンジャケット 使用感

撮影:筆者|気温-6℃ほどの山頂で30分ほど休憩(ミドルレイヤーの上にダウンジャケットを着用)

比較が難しいところですが、個人の感覚では軽量ダウンの中ではかなり保温性は高い印象。日没前の山頂で止まっているとさすがに寒気は感じましたが、体の芯が冷えるような感覚はなし。身頃上部にブレスサーモがあてがわれているおかげか、背中や胸まわりにポカポカ温かさを感じました。

ブレスサーモライトウェイトトダウンジャケット ポケットブレスサーモライトウェイトトダウンジャケット ポケッタブル収納

撮影:筆者

左右のフロントポケットは、大型のスマホやグローブなども収納できる便利な大きさ。

左ポケットにウエアを押し込んでいくことでポケッタブルに収納可能で、持ち運びも便利です。


ブレスサーモライトウェイトダウンジャケット【メンズ】

サイズ:M、L、XL
カラー:ブラック、ブルーグリーン、クローバー、ブロンズブラウン
原産国:中国製、カンボジア製

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ブレスサーモライトウェイトダウンジャケット【レディース】

サイズ:S、M、L
カラー:エクリプスネイビー、ブリーチベージュサンド、スパイシーオレンジ、プラム
原産国:中国製、カンボジア製

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4.ブレスサーモフェイスガード

ブレスサーモ フェイスガード

撮影:筆者|ブレスサーモフェイスガード/参考価格:¥2,750(税込)

アウトドアでの飛沫対策に便利なフェイスガードです。長さがあるので首周り部分の保温にも適しています。
石原さん
石原さん

ブレスサーモフェイスガード 生地

撮影:筆者
スリット入りで、口と生地が密着しにくく呼吸しやすいのが特徴です。
石原さん
石原さん

フィールドで使ってみた

ブレスサーモフェイスガード

撮影:筆者|サイズフリーで男女問わず使用可能

顔まわりから首まで、広い範囲を温かく保護。息苦しさがないわけではありませんが、不織布マスクと比べると呼吸しやすいです。生地はわりと厚めの設計になっていて、さまざまな屋外スポーツの飛沫対策にも役立つでしょう。

ブレスサーモフェイスガード 曇りにくい

撮影:筆者

スリットが呼気の漏れを防いでくれて、サングラスをかけていても曇りにくいのが嬉しいポイント。

ブレスサーモフェイスガード 後ろ

撮影:筆者

背面のドローコードで簡単に調節が可能。グローブを付けた状態でも操作しやすいです。

ブレスサーモフェイスガード ネックゲイターにも

撮影:筆者

口元をサッと下げればネックゲイターに早変わり。飛沫抑制や顔の保温などいろんな使い方ができるので、ザックに忍ばせておくだけでもメリットが多いアイテムだと感じました。


ブレスサーモフェイスガード【ユニセックス】

サイズ:前丈30cm、後丈24cm(フリーサイズ)
カラー:ブラック
原産国:中国製

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5.ブレスサーモバラクラバ

ブレスサーモ バラクラバ

撮影:筆者|参考価格:¥3,080

ブレスサーモを使用した、薄手で温かいバラクラバ。目だし型、顔出し型などの被り方ができる立体設計になっています。
石原さん
石原さん

ブレスサーモ バラクラバ 生地

撮影:筆者
裏地はメッシュ組織で呼気でのムレ感が気になりにくい設計に。薄手なのでヘルメットをかぶる際にもかさばりにくい特徴があります。
石原さん
石原さん

フィールドで使ってみた

ブレスサーモバラクラバ 正面

撮影:筆者|フリーサイズのユニセックス仕様

かぶりやすくて呼吸しやすいのがとても良いと感じました。先に紹介したフェイスガードよりも薄手の生地で、メッシュ組織により通気性も良好。口を覆った状態で登山をしてみましたが、息苦しさは感じませんでした。

ブレスサーモバラクラバ

撮影:筆者

ブレスサーモのおかげか、薄さのわりに温かさを感じます。ヘルメットも装着しやすく、冬の自転車やスキーなど、ヘルメットを着用するスポーツでも活躍が期待できそうです。

ブレスサーモバラクラバ あご下げ

撮影:筆者

他にも“いいな”と思ったのが、口部分が大きく開くので顔出しと目出しの切り替えがとてもスムーズなこと。グローブをした状態でもストレスなく上げ下げが可能でした。

使用上の注意点として、おでこ部分は浅めの設計になっています。露出部分が凍傷の要因にもなりかねないため、厳冬期ではインナー用バラクラバとして考えた方が良いかもしれません。


ブレスサーモバラクラバ

サイズ:フリー
カラー:ブラック
素材:ポリエステル93%・合成繊維(ブレスサーモ)7%
原産国:インドネシア製

ミズノ公式オンラインショップ

寒い時期に心強い!ブレスサーモで山をホットに楽しもう

ミズノ ブレスサーモ アイテム

撮影:筆者

今回、さまざまなブレスサーモ商品を使ってみてわかったのが、どれも「薄くて軽量なのに、温かい」ということ。気温の低い秋冬や雪が残る春先など、幅広いアクティビティで活躍すること間違いなしのアイテムです!

お気に入りのブレスサーモを見つけて、寒い季節の山をホットに楽しんでみませんか。

「ブレスサーモアンダーウェア」についてはこちら