登山中にサッと飲める?
ゼリー飲料と同じような感覚でサッと取り出したり、飲んだりすることができました。ショルダーハーネスのポケットに入れる場合は、ポケットのサイズにもよりますが、パックが柔らかいので少し折り曲げて収納することができそうです。
ゼリーよりも液体感は少ないので、ちょっと強めに吸う必要があります。また、つぶあんは粒がやや引っ掛かるので、飲み心地のスムーズさは「こしあん」「しろあん」が優勢です。
行動中でも喉を通りやすい?
固すぎず緩すぎず、絶妙な柔らかさ。そして上品かつ控えめな甘さで、想像していたよりも飲みやすかったです。スポーツ羊羹などをいつも登山中に食べている人には、なんの問題もないでしょう。
3種類の味は?
満足感は?
山歩き中のエネルギー切れや空腹感を補ってくれました。固形物ではないのでお腹にたまり過ぎず、行動の妨げにならない印象です。
『theANko』を山ごはんに活用してみた!
『theANko』は持ち運びやすい&ほどよい量。余ったら蓋をできるので、山ごはんでの使い勝手も◎です。行動中に飲んだ残りを活用しても良し。味にこだっているだけあって、パン屋のような高クオリティなあんバタートーストができました。
寒い時期は、おしるこにするのもいいですね。湯を入れるとすぐに溶けてくれるので、簡単・時短で作れます。
湯量は『theANko』1パックにつき150mlを目安に、好みで調整。白あんには抹茶パウダーを入れて、抹茶しるこにしてみました。湯を入れずに、おもちをディップして食べるのもあり。
未開封の場合は夏季でも常温で持ち運んで問題ないそう。開封後は冷蔵庫での保存が推奨されているので、直に口をつけたときや暑い時期は、1日で飲みきる・使いきるが良さそうです。
登山中に美味しく手軽に栄養補給
登山中にバテないためには、糖質の補給も大切。『theANko』は、手軽に栄養補給ができるうえに美味しいなら言うことなしですよね。味の好みはありますが、「こしあん」「しろあん」は行動中に、「つぶあん」は山ごはんやスィーツに食するのがおすすめ。頑張って登ったご褒美にもぴったりです。
築地果汁創作所ネットストアで購入できるほか、八ヶ岳・赤岳山荘でもお取り扱いがあるそう。山のお供に、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
theANko
“こんなのほしかった”の声が多数! 『theANko』開発秘話
『theANko』の生みの親は、株式会社UNDERWATERの社長・平子勝之進氏。
水球でインターハイ優勝し、早稲田大学水泳部水球部門で主将を務め、イタリアに留学するほど有望な選手であった平子氏は、いつかスポーツに関わるビジネスをしたいと考えていたため、スポーツの現場に足を運んで、彼らの課題や問題点に耳を傾けることを心がけていたそう。
そこで休憩中の選手が食していたあんこに注目。あんこは、少ない量でたくさん糖質が摂れ、甘さがくどくなくてもたれないという選手らの話から「アスリートが栄養補給するためのあんこ」という商品を思いついたのです。
空也の山口彦之氏に監修を依頼
自身もアスリートであった平子氏は、口に合わない栄養補給食を体のために無理に摂取していた経験から、アスリートが美味しさを我慢しないエナジードリンクの開発を決意し、かねてよりあんこの普及に尽力していた空也の山口彦之氏に監修を依頼。山口氏は、商品によって、あんこが海外の人たちや若い世代に広げる糸口になる可能性を感じ協力を承諾したそう。
至学館大学健康科学部との研究
さらに、あんこの具体的な効果効能を探るため、アスリート時代の先輩であり、至学館大学健康科学部スポーツ科学科の髙橋淳一郎教授に研究の協力を依頼。“疲れを回復させ、体力を維持する力”は血糖値の働きによるものだと考えた髙橋教授は、市販のスポーツドリンクを飲んだ場合と『theANko』を飲んだ場合のそれぞれの血糖値を、72時間計測。実験の結果、血糖値を維持する力が『theANko』の方が長時間続くことが判明しました。
こうして2020年1月、しっかり糖質補給ができ、何よりも美味しさにこだわった『theANko』が誕生。アスリートから「こんな商品を待っていた!」の声が多く寄せられたのでした。