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【そのウェア、どこのブランド?】UL界隈で人気の北欧ブランド<フーディニ>を大解剖!(2ページ目)

【女性のニーズ】にかなったウィメンズライン

フーディニ ウィメンズライン

提供:フルマークス

創業者が女性クライマーということもあり、フーディニはウィメンズラインが充実しています。なかでもワンピースが秀逸で女性ハイカーにも人気を博しています。

その代表的アイテム「Route Shirts Dress(ルートシャツドレス)」は、いわゆるシャツワンピース。襟付きなのでオフィスカジュアルにも使えるデザイン。「まさかこれがアウトドアウェア?」と知らなければ思ってしまいます。

Route Shirts Dress

提供:フルマークス

素材には超軽量リサイクルポリエステルを採用。速乾性と耐久性、さらに抜群の通気性があり、着心地はさらっとしています。さらにUPF50+の紫外線防止指数も備えているのも、女性にはポイントが高いです。

フーディニ ルートシャツドレス

撮影:YAMA HACK編集部

もちろん、アウトドアウェアならではの工夫もされています。

ハイキングなどで歩きやすいように裾の両サイドにスリットをデザイン。しゃがんでもお尻が隠れるように背中側が長めになっています。前のボタンを開けて、肌寒いときには羽織で着ることも可能。

フーディニ

撮影:YAMA HACK編集部

またサイドのハンドポケットによるパッカブル仕様となっています。パッキング時にもコンパクトにまとまるため、下山後に街に戻る際の着替えとしてバックパックに忍ばせやすいというメリットがあります。

アウトドアのフィールドで女性がどういったものを必要としているかを知り、そのニーズに答えているのも、フーディニの特徴のひとつといえるでしょう。

【暖かくて軽い】を実現した、動きやすさ抜群のフリース

power houdi

提供:フルマークス

フーディニを語るうえで避けて通れないもうひとつのアイテムがあります。それがストレッチ性に優れたフリースウェアです。

2002年にリリースされた「Power Houdi(パワーフーディ)」は、フリース素材のパイオニア<ポーラテック>との共同で開発した「パワーストレッチプロ」を採用した、フーディニのアイコン的ウェア。

縫い目が肌に当たるなどといったストレスがまったくなく、当時アウトドアウェアに少なかった身体の激しい動きにも追従する優れたストレッチ性を備えることから、冬山で活動するバックカントリースキーヤーなどから人気を獲得しました。

フーディニ パワーフーディ

撮影:YAMA HACK編集部(パワーフーディはサムホール付き)

着用すると重さを感じず、柔らかい肌触りはまるで上質な毛布に包まれているような着心地があります。さらに着ていることを忘れさせるほどのストレッチ性は、ほかのフリースウェアとは一線を画す快適さ。バックカントリースキーはもちろん、クライミングなど激しい動きが求められるアクティビティにおすすめです。

フーディニ フリース

提供:フルマークス

2014年にはスウェーデンよりも冬の気温が高い日本からの提案で、より薄手の生地を使った「Outright Houdi(アウトライトフーディ)」がリリースされました。

新たに開発した「パワーストレッチプロライト」を採用することで、「Power Houdi」からボリュームを2/3にダウン。厳冬期だけでなく初秋から春先まで着ることができるため、シビアな環境を滑走するスキーヤー以外のユーザーにも裾野を広げました。

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