2冊の新作写真集『EVEREST』『EVEREST/K2』をリリース
今回発売される2冊の写真集は、2011年のエヴェレスト遠征を中心に構成された写真集『EVEREST』と、『EVEREST』収録作品に加え、世界第2位の高峰K2を登攀中に撮影した『EVEREST / K2』。12/1よりその刊行を記念して、大型写真作品1点が銀座 蔦屋書店にて展示されます。
『EVEREST』
2011年のエヴェレスト遠征を中心に、その後のローツェ、マカルーなどヒマラヤ遠征の際に撮影された写真を加えて構成された写真集。エヴェレスト街道からはじまり、高所氷河の風景や雪崩の様子、登山者たちのリアルな姿など「エヴェレスト」の決定版とも言えるような写真集となっています。
『EVEREST/K2』
2011年のエヴェレストの登頂と、2015年、2019年の2度にわたるK2遠征で撮影された写真を中心に構成した写真集。石川直樹が実際登攀中に撮影した写真をすべて見開きの大画面で構成した迫力のBIG BOOKです。「EVEREST」「K2」で撮影されたオリジナルプリント2枚も付属。
エヴェレストに石川さんが魅せられた理由とは?
22歳で北極から南極を人力で踏破、23歳で七大陸最高峰登頂を達成した写真家の石川直樹さん。人類学、民俗学などに関心をもち、世界を旅しながら作品を発表し続けています。今回新たに発表される写真集のテーマでもあるエベレストとの関わりはどのようなものでしょうか。
初登頂から10年後。再びエヴェレストへ
1度目のエベレストは2001年23歳のときチベット側の北陵から登頂、2度目は10年後の2011年にネパール側からのアタックで登頂に成功しています。
反対側から登るエヴェレストでの体験とは?
一度目の登頂のときに反対側から登ってくる人が見えて、「こんな稀有な体験をできる場所が反対側にもあることを知り、もう一度登ってみたい」と10年間思い続けていたそう。2度目はシェルパ族の人達の日常にも触れることで、彼らの文化を知り得たことは大きな収穫となりました。
アーティストトークイベントも開催!
銀座蔦屋書店では、12⽉22⽇(日)にアーティストトークイベントも開催決定。写真集に収められた作品や旅の話を石川直樹さんから直接聞けるチャンスをお見逃しなく!また、展示では写真集の先行販売も行います。