【夏のマストアイテム】山専ボトル vs アルパインサーモボトル! 冷たいのはどっち?

外に出たくないほどの暑さが連日続いていますが、それでも山へ出かける人たちにとって水分補給はとっても重要。さらに、これだけ暑いとぬるい水よりつめた~い水が飲みたいものです。そこで、登山者に人気な2大保冷・保温ボトルの水温を実際に測って比べてみました! サーモスの山専ボトル、モンベルのアルパインサーモボトル。果たしてこの水筒は、どちらが冷たいのでしょうか!?

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

暑い…冷たいもの飲みた~い!

夏の登山者
撮影:YAMA HACK編集部
連日の猛暑で、みなさん体調は崩していませんか? この異様な暑さは街だけじゃなく山でも同じ。汗で水分がどんどん出ていってしまうので、こまめな水分補給が重要です。塩分と一緒に摂取するよう心がけましょう。

登山者に人気の2大ボトルはコレ!

暑い夏の日には、当然ぬるい水より冷たいものを飲みたいですよね。そんな時は保冷・保温ボトルがマスト。中でも登山者に人気なものが、この2つです。

サーモスの山専ボトル
撮影:YAMA HACK編集部
まずはサーモスの山専ボトル。メーカーとしては、どちらかというと『冬の厳しい山でも保温力をキープ』という点を打ち出しています。その高い保温力があれば、もちろん保冷力も期待できそう。

アルパインサーモボトル
撮影:YAMA HACK編集部
もう1つは、モンベルのアルパインサーモボトル。何と言っても薄くて軽い! カラー展開も豊富で、この2018年秋からサイズ展開も新しいラインナップが増える模様。(写真左の350ml、右から2番目の750mlが新商品)リーズナブルなお値段も魅力的なアイテムです。

スペックを比較すると…

山専ボトルアルパインサーモボトル
価格5,940円3,780円
重量280g265g
保冷効力(6時間)10℃以下8℃以下
保温効力(6時間)77℃以上78℃以上
お値段は、アルパインサーモボトルがリーズナブル。軽さも買っていますが、山専ボトルは底やボディのシリコンを外せば260gになるので、外した場合は重量は山専ボトルが勝ちです。

保冷・保温効果については、どちらもボトルに95℃の熱湯/4℃の冷水を規定量入れて、室温20℃(±2℃)の部屋に置いた場合とのこと。スペックだけ見ると…うーん、若干アルパインサーモボトルに軍配が…?

実験! 山専ボトル vs アルパインサーモボトル

アルパインサーモボトルと山専ボトル
撮影:YAMA HACK編集部
どちらも高い保温力が特に好評で、実際にこれらの水筒でバーナーを使わずに、カップラーメンを作る登山者も多いとのウワサ。では、保冷力の方はどうなんでしょうか?

というわけで、実際にどれくらい冷たさをキープできるのか、日中の室内で水温を測って2つを比べてみることにしました。今回使用したのはどちらも500mlと同じ容量のボトルです。

まずは水筒内部を冷やす

水筒に水を入れる
撮影:YAMA HACK編集部
まずは2つのボトルの内部を冷やすため、冷たい水をそれぞれに満量入れます。山へ持って行く際も、こうして一度水筒内部を冷やしてから持って行く飲料を入れていくと、スタート水温が低くなるため時間が経っても冷たさをキープできますよ。ちょっと面倒ですがこのひと手間が結構大事!

同じ温度の水を用意

ペットボトルの水の温度
撮影:YAMA HACK編集部
1時間後、水筒の水を捨てていざ実験。同じ自販機で500mlペットボトルの水を2本買いました。購入してすぐ温度をはかると、どちらも7.3℃。(それぞれに使用した温度計は同じメーカーのもの)

水筒に水を入れる
撮影:YAMA HACK編集部
それぞれの水筒に水を入れます。

窓際の水筒
撮影:YAMA HACK編集部
きっちり蓋をしたら、日中に陽のあたる窓際へ並べて置きました。このまましばらく放置してみましょう。

4時間後

窓際の水筒
撮影:YAMA HACK編集部
夕方になりました。さて、いよいよ実際にどれくらい温度が変化しているのか…計測していきます!

ちょっと深めに温度計を入れてみたら

水温をはかる①
撮影:YAMA HACK編集部
左:10.5℃/右:10.4℃
温度計の検温部分は先端ですが、ちょっと深めに入れてみました。まずはぐぐぐっと10℃台まで下がり・・・

水温をはかる②
撮影:YAMA HACK編集部
左:10.3℃/右:10.3℃
並びました!

水温をはかる③
撮影:YAMA HACK編集部
左:10.1℃/右:10.2℃
お、微妙に動いて・・・

水温を測る④
撮影:YAMA HACK編集部
左:10.0℃/右:10.0℃
再び並びました。保冷力は、同等と言えそうです。

浅めに温度計を入れると・・・

浅目に水温をはかる①
撮影:YAMA HACK編集部
左:11.7℃/右:11.7℃
深めに温度計を入れると、ステンレスの熱伝導でより温度が低くなっていた可能性もあるため、念のため先端の検温部分のみが水に浸かるような形でも測ってみます。先ほどより温度は少し上がりました。

浅目に水温をはかる②
撮影:YAMA HACK編集部
左:11.8℃/右:11.7℃
びみょ~に、

浅目に水温をはかる③
撮影:YAMA HACK編集部
左:11.8℃/右:11.8℃
前後しながら、

浅目に水温をはかる④
撮影:YAMA HACK編集部
左:11.9℃/右:11.9℃
追って追い越して、

浅目に水温をはかる⑤
撮影:YAMA HACK編集部
左:12.0℃/右:12.0℃
並んでフィニッシュ!

ITEM
サーモス 山専用ステンレスボトル 500ml
カラー3色

900mlと800mlを持っていますが、1人コーヒー用に500mlを購入しました。小容量のステンボトルは10本位持っていますがどの製品も
ボトルヘッド部からの放熱が大きい為、放熱の少ない当製品を選びました。期待どおりの性能で冬季登山で重宝しています。



ITEM
モンベル アルパインサーモボトル 0.5L
カラー:4色

朝入れて夕方でもカップヌードルに使用できるの保温力ですので重宝して折り満足です。


保冷面で大差はナシ!

ハイキング
撮影:YAMA HACK編集部
保冷の面ではこの2つの製品に差はない、と言えそうです。暑いこの季節は、ちょっとでも冷たいものが飲みたくなりますよね! ちなみに測り終えた水を飲んでみると、温度通りまだまだしっかり冷たかったことに驚きました。山専ボトルもアルパインサーモボトルも、登山で活躍してくれること間違いなし! 今度は冬に、お湯でこの気になる保温力を比較してみたいと思います。

▼この記事を読んだ人におすすめ!

関連する記事

関連する山行記録 byヤマレコ

山専ボトルとアルパインサーモボトル
この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

登山専用コミュニティサイト「ヤマレコ」

OFFICIAL SNS

 

LINEでYAMA HACKをもっと手軽に。

登山用品から登山・トレッキングまで山に関する情報を毎日配信!
LINE友達限定の毎月当たるプレゼントキャンペーンも開催中!