ブラックダイヤモンドってどんなブランド?
シンプルで洗練されたデザインがかっこいいブラックダイヤモンド。山でもブラックダイヤモンドのギアをよく目にしますが、どんなブランドなのでしょうか。
ブラックダイヤモンドってどんなブランド?
イヴォン・シュイナードが立ち上げたクライミング用ギアの会社が破綻したことを受け、1989年ピーター・メトカーフ氏を中心に設立した会社。信頼できる道具を作ることをポリシーに、本社にクライミングジムを設けるなどして開発を続け、世界中のクライマーから高い支持を得ているブランドです。
ヘッドライトって必要?
標高の高い山や夜間行動をしないような登山でも、ヘッドライトは必携です。低山でも樹林帯や谷間では、夕方になると暗くて視界が悪くなるのです。日が暮れる前に下山するつもりでも、少しの道迷いであっという間に真っ暗になってしまいます。懐中電灯でも代用できないことはないのですが、片手がふさがると転倒時や岩場で手を使えないので、両手のあくヘッドライトがおすすめです。
ブラックダイヤモンドのヘッドライトの特徴
光量、サイズ、重量に幅があり、選択肢が多いのが特徴で、必要に合わせてヘッドライトを選ぶことができます。ディミングという調光できる機能や誤点灯を防ぐロック機能など、他にはあまりない独自の機能を備えた機種もあります。また、バンドが劣化したら付け替えできるので長く愛用することができます。
気になる評判は?
軽くて小さいのに、明るさは期待以上です。角度も調整できるのもいいですね。カラーもとても気に入っています。
明るさは、まぶしいくらいです。ちゃんと調光できるので、藪の中や林の中でもちょうど良い明るさに調節できます。使い勝手も良いです。
深夜から山を登り始めるときに使用してます。300ルーメンという明るさのお陰で、真っ暗の森林の中を明確に照らしてくれて、迷う事なく進めます。テント泊や特に小屋泊のとき、夜中のトイレ時など赤いランプでほんのり照らして歩く事で、周りの寝てる方に迷惑がかからないようにも出来ます。とても役に立ってます。
自分にピッタリなヘッドライトを探そう!
ラインナップがたくさんあるブラックダイヤモンドのヘッドライト。明るさ、防水性能、重量などがそれぞれ違っていますが、どのようにして選ぶのがいいのでしょうか?
ヘッドライトの明るさってどのくらいがいいの?
現在の主流はLED電球を使用したヘッドライトです。明るさの単位はルーメン(lm)が私用されています。ルーメンというのは、光源から放たれるすべての明るさの量「光束」のことで、数値が高いほど明るくなっていきます。
登山の場合は、日帰りを前提とする登山であれば50lm(ルーメン)以上、冬山や夜間行動をする場合は100ml(ルーメン)以上がおすすめです。
ヘッドライトの耐水性って?
ヘッドライトのスペックに記載されている「IP ○○」(○は数字)というのが、防水・防塵性能の国際規格による指標。2桁の数字のうち、前の数字が防塵性能、後ろの数字が防水性能を表わしています。
日帰り登山であれば、最低限のIPX4モデルでもいいですが、沢登りなど雨でも行動するような登山ではIPX7以上のモデルがおすすめです。
【500ルーメン以上】の最上位ヘッドライト
ブラックダイヤモンド アイコン700
バッテリーを頭部に装着したヘッドライトで、最大500ルーメンの照度があります。バッテリーは後頭部にあるため重さは気にならず、付属の延長ケーブルとハーネスで胸に装着も可能です。IP67の防水防塵機能があり、雪山や沢登り、夜間に長時間歩行する登山など過酷な状況におすすめです。ロックアウト機能付きで誤点灯を防ぎます。
ブラックダイヤモンド アイコン
ルーメン:700lm
照射距離:140m(最大照度)、15m(最小照度)
電池:単3アルカリ×4本
電池寿命:高照度7時間/中照度80時間/低照度190時間 (ANSI FL1)
重量:236g(電池込み)
耐水性:IP67
【300~500ルーメン】高照度ヘッドライト
ブラックダイヤモンド ストーム400
IP67の防塵防水性能があり、低温時にバッテリーを温めて性能低下を防ぐヒートシンクを備えている、よりハードな状況に対応できるヘッドライト。電池寿命が長く、誤点灯を防ぐロックアウト機能付きです。夜間歩くことを想定した登山や、沢登りなど水に濡れる可能性のある登山、富士山など砂埃の多い山へ行くときにおすすめです。
ブラックダイヤモンド ストーム400
ルーメン:400lm
照射距離:高照度100m/中照度45m/低照度9m
電池:単4アルカリ×4本
電池寿命:高照度5時間/中照度10時間/低照度150時間 (ANSI FL1)
重量:120g(電池込)
耐水性:IP67
ブラックダイヤモンド オンサイト375
クライマーのために設計されたシンプルかつ堅牢なヘッドランプ。クライミングモードは300ルーメンの高出力を広範囲に拡散し、ホールドをムラのない見やすい光で照らします。
ブラックダイヤモンド オンサイト375
ルーメン:375lm
照射距離:88m(最大照度)、8m(最小照度)
電池:単4アルカリ×3本(付属)、BD1800充電池
電池寿命:高照度4.5時間/低照度72時間 (ANSI FL1)
重量:135g
耐水性:IP67
ブラックダイヤモンド リボルト350
専用充電池でUSB充電でき、乾電池も使用できるヘッドランプ。アルカリ、リチウム単4電池も使用できます。高照度で遠くまで照らせるため、ルートファインディングに役立ちます。最高等級の防水機能があり、低温時にバッテリーを温めて性能低下を防ぐヒートシンクを搭載しているので、夏山・冬山縦走におすすめです。
ブラックダイヤモンド リボルト350
ルーメン:350lm
照射距離:80m(最大照度)、8m(最小照度)
電池:ブラックダイヤモンド単4充電池×3本または単4アルカリ×3本
電池寿命:BD1800充電池=高照度3時間/中照度7時間/低照度120時間 アルカリ電池=高照度4時間/中照度10時間/低照度200時間 (ANSI FL1)
重量:90g(電池含む)
耐水性:IPX4
ブラックダイヤモンド スポット350
コンパクトなのに多機能なブラックダイヤモンドヘドライトのベストセラーモデル。高照度で遠くまで照らせるため、暗くなってルートファインディングするのに役立ちます。照度を調節するディミング機能は、バッテリーを節約したり、霧などで明るすぎる場合に使えます。泊まりで行く登山のはじめの1台におすすめです。
ブラックダイヤモンド スポット350
ルーメン:350lm
照射距離:高照度86m/低照度8m
電池:単4アルカリ×3本
電池寿命:高照度3.75時間/低照度200時間 (ANSI FL1)
重量:86g(電池込)
耐水性:IPX8
ブラックダイヤモンド コズモ300
IPX8の高い防水性能、誤点灯を防ぐロック機能、調光できるディミング機能など多彩な機能があり、手ごろな価格でコストパフォーマンスに優れたヘッドライト。300ルーメンと照度も申し分なく、日帰り登山やハイキングなど、はじめてヘッドライトを買うのにもおすすめです。
ブラックダイヤモンド コズモ300
ルーメン:300ルーメン
照射距離:高照度75m/低照度8m
電池:単4アルカリ×3本
電池寿命:高照度4.25時間/低照度200時間 (ANSI FL1)
重量:83g(電池込)
耐水性:IPX8
【300ルーメン以下】コンパクトなのに高性能なヘッドライト
ブラックダイヤモンド アストロ250
ナイトビジョンなどの機能は除いて、誤点灯を防ぐロックアウト機能やディミングなどの機能にしぼり、シンプルな操作で使えるベーシックモデル。電池込みでも80gと軽量でランニングにおすすめです。
ブラックダイヤモンド アストロ250
ルーメン:250lm
照射距離:照度36m/低照度3m
電池:単4アルカリ×3本
電池寿命:高照度4.5時間/低照度200時間 (ANSI FL1)
重量:54g(電池込)
耐水性:IPX4
ブラックダイヤモンド スプリント225
早朝/夜間の河原や公園など、日々のランニングや日帰りのトレイルランニングにフォーカスしたヘッドランプ。ランニングショーツのポケットに入るコンパクトさで、着けていることを忘れるほどの軽さ。
ブラックダイヤモンド スプリント225
ルーメン:225lm
照射距離:42m(最大照度)、6m(最小照度)
電池:リチウムイオン充電池
電池寿命:高照度1.5時間/中照度4時間/低照度20時間 (ANSI FL1)
重量:56g(電池込)
耐水性:IPX4
ブラックダイヤモンド スポットライト200
コンパクトさとパワフルさを兼ね備えたスポットライト。メインとサブ、2つのスイッチで機能を感覚的に切り替えられ、使いやすいヘッドランプです。
ブラックダイヤモンド スポットライト200
ルーメン:200lm
照射距離:高照度64m/低照度3m
電池:単4アルカリ×2本(付属)
電池寿命:高照度1.5時間/低照度60時間 (ANSI FL1)
重量:81g(電池込み)
耐水性:IPX8
ブラックダイヤモンドのヘッドライトを相棒に!
どんなに低山でも短時間の登山でも、必ず持って行くのがヘッドライトです。中でも気に入っているのはロック機能。このおかげで、ザックの中で点灯してしまい電池を消耗するのを防げるようになりました。他にも使いやすい機能がたくさん!ブラックダイヤモンドのヘッドライト、おすすめです!