肉は冷凍して運ぶのが安心。でもその方法とコツがわからない・・
焼肉やすき焼き、親子丼や牛丼など”あえて”お肉を持って行って作る山メシは格別です。でも心配なのが保存の仕方と運び方。今回は冷凍保存のポイントと、運び方のコツをご紹介します。
アルミホイルで!?肉の冷凍保存 4つのコツ
サランラップを使ったり、ジップロックに直接入れて冷凍する方法もありますが、実はアルミホイルも使えるんです。アルミは冷気の伝導が比較的早い為、うま味をギュっと閉じ込めたままのいわば”急速冷凍”が可能!
①空気をなるべく入れずに、肉とホイルを密着させて包む
旨みをグっと閉じ込めて、なるべく痛まないようにするには”空気に触れさせない工夫”が必要です。
②汁漏れが心配ならホイルで包んだ上から、ラップで包む
解凍がすすんだ時やカルビなどのタレ付き肉で、万が一発生したときに怖いのが汁漏れ。アルミでしっかり肉を包んだ後にその上からラップで巻けば安心です。
③アルミホイルに「日付」と「肉の種類」を油性マジックで書く
冷凍するとは言っても、当然永遠に持つわけではありません。肉の種類や状態、環境などにもよりますが、品質も考えると冷凍庫に入れておけるのは、最大2週間程度。「いつ冷凍したかわからない」なんてことにならないよう、しっかり日付を書いておきましょう。
④アルミホイルで包んだ肉を、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍
ホイルで包んだ肉を更に保存袋に入れることで、肉が空気に触れる機会を極力減らし、登山中、自然解凍時の万が一の汁漏れが起きた時にも安心です。
いよいよ登山! ”冷凍肉”の3つのパッキング方法
冷凍した肉をそのままザックに詰めるのではなく、必ず保冷が保てる容器に入れて運びましょう!
【方法①】100均などの保冷バッグに、保冷剤と一緒に入れる!
100均には様々な形状の保冷バッグがあります。持っていく荷物などにもよるため、断定はできませんが実際にヤマレコユーザーさんが使っている写真のような薄型のものや、お弁当箱が入る四角い形のチャック付きなど様々です。ご自身の荷物と相談しながら決めましょう。必ず保冷剤を入れるのも忘れずに!
【方法②】1人分のお肉であれば、スープジャーや保冷マグに冷凍肉を入れる!
大人数分の肉を入れるとなると不向きですが、1~2名程度の少量であれば保冷性の高いスープジャーや保冷マグに入れてしまうのも手ですね。写真のヤマレコユーザーさんは実際に保冷剤を一緒に入れて持っていったんですって!冷凍する際は、パッキングするケースの形状も考えたいですね。
【方法③】保冷剤一体型の容器に、冷凍肉を入れる!
フタの部分にあらかじめ保冷剤が入っている容器もあります。また容器の周りを囲い込むようにジェルが入っているタッパーなどもあり、事前に冷凍庫で冷やしておけば便利です。ただし、しっかりした形のため荷物によってはザックに詰めにくい場合も。ご自身の荷物や用途に合わせて選びましょう。
登山で結構使えるかも? おすすめ保冷アイテム
①保冷剤一体型の容器は、1つあると何かと便利!
②棒状だからちょっとした隙間に入れやすい!保冷剤
至福の山めし時間を楽しもう!
レトルトやフリーズドライも美味しいですが、やっぱり肉や野菜で自ら調理する山メシは最高です。肉を持っていく際は、保冷や運び方も大事ですが、山めしを楽しみ過ぎて”暗くなってしまった!””下山が遅れた!”なんてことのないように!至福の山めし時間を楽しみましょう。
I LOVE MEAT!
お肉大好き!