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山の行動食に「甘酒」がいいぞ。パウチ型甘酒「Keep on mile」が旨くて、手軽にエネルギー補給できる件

登山に欠かせない行動食ですが、長時間歩いて疲れてくると、固形物が喉を通りにくくなることも。

そこで新たな選択肢としておすすめなのが「甘酒」です。そもそも甘酒を山の行動食に取り入れるメリットとは? アウトドアの補給食として人気を集める甘酒「Keep on mile(キーポンマイル)」のお味やいかに?

目次

山では、行動中のこまめなエネルギー補給が大切

出典:PIXTA

登山では重力に逆らって長時間体を動かし続けるため、多くのエネルギーを消費します。「シャリバテ」なんて言葉がありますが、エネルギーが不足すると疲労感が生じたり、集中力が落ちたりして、思うように体を動かせなくなることも。

そこで重要になるのが、行動中のエネルギー補給です。なかでも運動時の重要なエネルギー源となる「糖質」は、体内に蓄えられる量に限りがあります。そのため長時間体を動かし続ける登山では、朝食や昼食だけでなく、行動中もこまめに補給することが大切です。

行動食は「食べやすさ」も大切

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では、エネルギーが摂れれば何でもいいのか?というと、そうではありません。

おにぎりやパンは食べ応えがあるものの、歩きながらサッと口にするのは難しいし、ナッツやエナジーバーなどはコンパクトで携行しやすい一方、口の中が乾きやすく、水分と一緒に摂りたくなることもあります。ジェルタイプの補給食も味や甘さ、粘度などには好みがあり、ジェル特有の味が苦手という人もいるでしょう。

さらに、長時間歩いて疲れてくると、普段なら好きな食べ物でもなかなか喉を通らないこともあります。

だからこそ、エネルギー量だけでなく、携行しやすく、手軽に食べられて、疲れているときでも口にしやすい行動食選びが大切。そこで、新たな選択肢としてオススメしたいのが「甘酒」です。

「甘酒」を山の行動食にするメリットとは?

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甘酒と聞くと、お正月や冬に温かくして飲むものを思い浮かべますよね。ところが原材料や作られ方を見ていくと、登山の行動食としても取り入れやすい特徴があるんです。

そもそも甘酒は、「酒粕」から作られるものと「糀(麹)」から作られるものと、大きく2種類に分かれます。

前者はアルコールを含む場合がありますが、後者には含まれず、糀の糖化酵素によって、糀や米のでんぷんをブドウ糖に分解して作られます。

運動時のエネルギー源となる糖質を含んでいること、そして液状やペースト状で固形物より口にしやすいことから、山でのエネルギー補給にも取り入れやすいんです。

山に持っていける甘酒「Keep on mile」

そんな糀甘酒を、アウトドアでの補給食として展開しているのが「Keep on mile(キーポンマイル)」です。

手がけるのは、富山県を拠点に米や野菜の生産・加工・販売を行う「きーぽんライスワークス」。農薬・化学肥料を使わずに栽培した米などを使った甘酒を、コンパクトなパウチに詰めています。

一般的な甘酒よりも濃縮された、とろりと濃厚な仕上がり。キャップ付きのパウチなので、好きなタイミングで必要な分だけ口にできるのも登山中には便利です。

ちなみに2026年には、パッケージや内容量、賞味期限などをリニューアル。従来品よりもコンパクトになり、賞味期限も延びたことで、登山やトレイルランニングなどのアクティビティに、より携行しやすい仕様となりました。

ラインナップは、米と米糀を使ったベーシックな「シロ」や高カロリーな「ライスポーション」などの定番と、旬の食材を取り入れた季節限定の「ベジ」など。それぞれ原材料や味わい、食感、カロリーにも違いがあります。

となると気になるのは、そのお味。さっそく、手元にある5種類の甘酒を食べ比べてみました!

「Keep on mile」 5種類の味を食べ比べてみた

ここからは、5種類それぞれの特徴と筆者の実食レポートを紹介します。

米の甘みが際立つ王道の「シロ」

Keep on mileの定番「シロ」は、米、もち米、米糀を使った濃縮タイプの甘酒。余計なフレーバーを加えていないので、米糀甘酒そのものの味わいを楽しめる一本です。

ライター平野

濃厚な糀の旨味や米の甘みが口の中に広がり、とても美味しいです。甘いのにくどさはなく、後味はスッキリ!
喉ごしもよく、疲れていてもすっと口にできる感じがします。

食事とスイーツのちょうど中間のような味わいで、気分に左右されず食べやすいと思います。

黒米の香ばしさと食感を味わう「クロ」

黒米と米糀を使った「クロ」。「シロ」との大きな違いは、黒米ならではの粒感。甘酒でありながら、噛んで味わえる食感に仕上げられています。

ライター平野

穀物のような黒米らしい香ばしさと糀の旨みが味わえる「クロ」。「シロ」より甘さは控えめで、甘すぎるのが苦手な人にもおすすめです。

また玄米の殻の食感によって食べ応えがあるので、食後の満足感が高いのも特徴だと思います。

芳醇な山チョコレート「カカオ」

たかきびや米、もち米、米糀をベースに、有機カカオや有機アーモンドなどを加えた、チョコレートのような味わいの「カカオ」。暑さで溶けにくく、寒さでも硬くなりにくいため、山へ持っていきやすいのもポイントです。

ライター平野

私はチョコが好きで、行動食にもよく取り入れていますが、暑いときはくどく感じたり、食べた後に喉が渇いたりしがちです。
でも「カカオ」は、高級チョコレートのようなコクがありながら、スムージーのような軽い口あたり

今後は山チョコ代わりに、「カカオ」を導入します!

おにぎり2個分のハイカロリー「ライスポーション」

内容量はわずか75gながら、エネルギーは300kcal。もち米と米糀をベースに、有機ココナッツオイルや有機ピーナッツバター、塩などを加えた高カロリーな補給食です。

ライター平野

まるで濃厚なピーナッツバターのような味わい。甘みに加えて塩味もしっかり感じられるのに、喉が渇かない絶妙なバランスに感動しました。

オイリーかつ口あたりがまろやかなので、疲れて食事が摂れないときのカロリー補給にもよさそうです。

旬の青果を楽しむなら「ベジ」

さつま芋や梅、あんずなど季節の野菜や果物を使った「ベジ」。
今回は米と米糀に富山県産のいちごを合わせた「ベジ いちご」を実食。「シロ」よりもゆるめのペースト状に仕上げられています。

ライター平野

香りややさしい甘み、つぶつぶの食感まで、フレッシュないちごを堪能!酸味は控えめです。

個人的には5種類のなかで一番マイルドで喉ごしのよさを感じ、甘酒が苦手という人もチャレンジしやすいと思います。

5種類の違いをまとめてチェック!

じつは甘酒特有の甘みが苦手で、これまで敬遠してきた筆者。今回Keep on mileを実食してみて、その自然な優しい甘みと、喉ごしのよさに感動。以前のイメージが払拭され、甘酒の美味しさに気づくことができました。

運動中でも食べやすい味わいや喉ごしだけでなく、添加物一切不使用で身体にやさしいという点も、登山中の行動食に取り入れたくなるポイントです。

各フレーバーの特徴をまとめた比較表を参考に、ぜひ山行を共にしたい好みのフレーバーを見つけてみてください。

シロクロカカオライスポーションベジ(いちご)
内容量80g80g86g75g80g
エネルギー162kcal145kcal200kcal300kcal133kcal
価格(税込)350円380円440円550円380円
原材料米、もち米、米糀黒米、米糀たかきび、米、もち米、米糀、有機カカオ、有機カシューナッツ、有機くるみ、有機アーモンド、有機キャロブもち米、米糀、有機ココナッツオイル、有機ピーナッツバター、大豆、塩、生姜米、米糀、いちご
特徴米の甘みが濃厚。クセがなく後味スッキリ香ばしく甘さ控えめ。噛み応えがあり満足感高めコク深いのに軽い口あたり。山のスイーツ甘じょっぱく濃厚。もっともハイカロリーもっともマイルドで喉ごし◎。いちごの風味も楽しめる

次の山では、行動食に甘酒を

エネルギー源となる糖質を含み、固形物より口にしやすい米糀甘酒。おにぎりやパン、ナッツ、エナジーバーなどと組み合わせれば、山でのエネルギー補給の選択肢をさらに広げられそうです。

次の山行では、バックパックのポケットに「甘酒」を忍ばせてみてはいかがでしょうか。