COCOHELI 山岳遭難対策制度(ココヘリ) 550万円までの捜索救助を実施 入会金1,100円OFFで申込む

長距離歩道第1号の真価を問い直す一日。2月21日、静岡にて「つなぐ東海自然歩道、これから」シンポジウム開催

目次

50年の歴史を次代へ。日本初の長距離トレイルが目指す再生の姿

(一社)トレイルブレイズハイキング研究所

長距離自然歩道第一号として知られる「東海自然歩道」の“これから”に焦点を当てた特別イベント、「つなぐ東海自然歩道、これから in静岡」が、2026年2月21日(土)にツインメッセ静岡にて開催されます。

半世紀前にアパラチアン・トレイルの視察をきっかけに環境省(当時:厚生省)の大井道雄氏を中心に始まった、日本のナショナル・トレイル構想の第一歩である東海自然歩道。東海自然歩道は2024年に50周年という節目を迎えました。

(一社)トレイルブレイズハイキング研究所

現在、全国には約28,000kmに及ぶ10本の長距離自然歩道が存在しますが、管理や運営に課題を抱えるルートも少なくありません。
一方で、2019年に全線開通した「みちのく潮風トレイル」のように、官民連携による管理運営体制を整え、国内外から多くのハイカーを迎える成功事例も生まれています。

(一社)トレイルブレイズハイキング研究所

本イベントは、「東海自然歩道をもっと誰もが歩けるようにしたい」という想いから始まった全線調査と再生の動きを、今年で3年目としてさらに前進させるためのもの。
長く歩く旅を愛するハイカーやスルーハイカー、さらにはトレイルの保全を担ってきた行政や地域関係者、そして発足15年目となるFacebookグループ「東海自然歩道を歩く会」の代表者が一堂に会します。

これまでの取り組みを共有し、東海自然歩道と、広く長く歩く旅の未来について深く語り合う一日となるでしょう。

プログラムの主な内容

終日開催されるプログラムでは、多角的な視点から東海自然歩道とロングトレイルの「これから」を展望します。

  • 東海道自然歩道スルーハイカーズ
    登壇:鈴木一路・具志堅ゆきの・田安あゆみ・山中二郎
  • 自治体・地域の取り組み
    発表:静岡県・山梨県内有志
  • 東海自然歩道の活性化に向けて
    発表:環境省
  • 「東海自然歩道を歩く会」とシェルパ斉藤
    登壇:シェルパ斉藤氏・浜野太郎
    進行:勝俣隆
  • 解説!東海自然歩道 DBとMB
    発表:丹生茂義・伊藤岳
    進行:地現葉子
  • ATコノラックプログラム ~ロングトレイルの道作り~
    発表:鈴木栄治・相澤久美・長谷川晋
  • 土屋が歩いた!つなぐ東海自然歩道
    発表:土屋智哉・勝俣隆
    進行:長谷川晋

General MC:

加藤もと子氏(Mt.TAKAO BASE CAMP 店長)
清田勝氏(peg.店主)

Speakers:

鈴木一路:トレ研 広報
具志堅ゆきの:東海自然歩道ハイカー
田安あゆみ:東海自然歩道ハイカー
山中二郎:BlueTraverse Gear主宰
堤勇一郎:2.2.3主宰
シェルパ齋藤:旅行作家・バックパッカー
浜野太郎:東海道自然歩道を歩く会 会長
勝俣隆:トレイル研究家
丹生茂義:nyuu coffee主宰
伊藤岳:トレ研 研究員
地現葉子:m.s.s.booksオーナー
鈴木栄治:信越トレイルクラブ 事務局員
土屋智哉:ハイカーズデポ オーナー
長谷川晋:トレ研 代表

トレイルブース:

北海道東トレイル
八戸十和田トレイル
みちのく潮風トレイル
ふくしま浜街道トレイル
東海自然歩道
信越トレイル
あまとみトレイル
信飛トレイル
九州自然歩道
奄美トレイル
(予定)※北から順
————————————-
nyuu coffee
TRAILHEADブース

「つなぐ東海自然歩道、これから in静岡」開催概要

(一社)トレイルブレイズハイキング研究所
  • 日時:2026年2月21日(土)11:00~17:00(開場 10:00)
  • 会場:ツインメッセ静岡(静岡県静岡市駿河区曲金3ー1ー10)
  • 懇親会:18:30~20:30 @BLUE BOOKS Cafe 静岡店
    (事前予約制・先着順)
  • 定員:イベント200名、懇親会80名
  • 参加費:
    入場券のみ:1,000円
    懇親会のみ:5,000円
    入場券+懇親会費:5,500円

主催: 一般社団法人トレイルブレイズハイキング研究所
協力:特定非営利活動法人リーブノートレースジャパン、合同会社マトイクリエイティブ
助成:独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金