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パタゴニア展示会

【速報】パタゴニア 「2024年秋冬注目の新作ウェア」展示会潜入レポート

“私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む”を企業理念に掲げるパタゴニア。

アパレル産業が抱えるCO2排出量、廃棄物問題などの環境問題に取り組み続けていることでも有名です。

そんなパタゴニアの2024年秋冬展示会に編集部とともに潜入してきました!

新作ウェアからおすすめフードまで、一足先に紹介します。

目次

撮影:すべてYAMA HACK編集部

※本記事の情報は、2024年7月29日時点のものです
※記事で紹介している製品は、予告なく仕様変更や発売延期・中止になる可能性がございます。あらかじめご了承ください
※発売予定の記載がない製品は秋頃発売予定です

2024年秋冬<パタゴニア>注目の新作をチェック!

パタゴニアの人気フリースR1

環境に配慮しつつ進化を続けるパタゴニア。そんなパタゴニアの2024年秋冬展示会に編集部とともにお邪魔してきました。
今シーズンも熱視線を集める新作&リバイズドウェアが多数登場。 
編集部が気になった注目アイテムを厳選してご紹介します。

大注目①|R1シリーズに新製品「R1 サーマル」シリーズが仲間入り

写真は「R1® サーマルフーディー」 左:ウィメンズ、右:メンズ

アクティブフリースの中で最も暖かいフリースが登場!
耐久性の高いフラットフェイス・ストレッチフリースを使用しており、より寒い高山地域でのアクティブシーンに最適なモデル。

裏地には吸水性の高いマイクログリッドバッカーが使われており、効率的に体温を放出。
高い保温力がありながら熱がこもらないので、登山はもちろん、スノーボードをはじめとした冬のアクティビティーで幅広く活躍するプロダクトです。
そして、なんといってもモチモチの肌触りが最高に気持ちいい!

ウィメンズのサーマル・ボトムスとサーマル・プルオーバー・フーディ

フルジップ、フーディー、クルー、アノラックとスタイルは4種類。さらにボトムスの展開もあります。

写真はレディースのプルオーバータイプですが、大きめのハンドポケットに使いやすそうなクラシックシルエットもたまりません。極寒でのハードな行動にはもちろん、山小屋でのリラックスタイムにセットで着てもいいですね。

「R1®サーマル」シリーズラインナップ

アイテム名メンズウィメンズ
R1®サーマル・フーディー
R1®サーマル・ジャケット
R1®サーマル・クルー
R1®サーマル・プルオーバー・フーディ
R1®サーマル・ボトムス

YAMA HACK編集部

個人的にも、「R1サーマル」は激推しアイテム!
しっとりと肌を包み込む暖かな着心地を、気温の低いフィールドでも試してみたいと思いました。
これは絶対欲しい!!

大注目②|名作シェル「M10アルパイン・シェル」が復活

メンズの「M10 アノラック」「M10 ストームパンツ」着用

こちらも大ニュース!
パタゴニアのデザイン・フィロソフィーを体現したプロダクト「M10」シリーズが復活。必要なものだけを備えた、クライマーの為に考えられたアルパインシェルです。

写真の「M10 アノラック」は、今季新たに登場したモデル
Xproナノ多孔質メンブレンを採用した3層構造で、軽量で高い透湿性を持つ、動くことを一番に考えたつくりです。裾がずり上がらない、スッキリとした腕まわりなど様々な動きに対応する構造の、“登る”ことに特化した、まさにパタゴニアの理念を体現しているモデル。

シコ踏みスタイルで動きやすさを確認中。股の部分にジッパーつき

独自の股下構造ひざ部分の立体裁断、ハーネスを着用しても干渉しない工夫が随所に施されたパンツ。腰まわりはハーネスとの相性を考えた、フィットな細身デザインです。
他にフルジップの「M10 ストーム ジャケット」(メンズ・ウィメンズともに)の展開もあります。

まだまだあります!見逃せないリバイズド&新アイテム

リニューアルした「ウインド・シールド・ジャケット」

ウィンドシールド

寒い時期のトレイルランニングに欠かせない、防風性に優れた「ウインド・シールド・ジャケット」リサイクル素材100%に変更され、より環境にも配慮された製品になりました。
ベンチレーションの位置を背中に大きくとり、ヒートアップを防ぐ構造に。シルエットもルーズフィットとなり、動きやすさを残したまま、シルエットもこなれた印象に。

裏地はキャプリーンクール ライト ウェイトの生地を採用。速乾性に優れ、さらりとした肌ざわりが気持ちのいいジャケットです。
ポケットのサイズ感やなめらかなジップなど、実際にフィールドで使う人のために考えられた一枚に仕上がっています。

アップデートされた「DAS・ライト・フーディ」

毎シーズン人気の「DAS・ライト・フーディ」も細部をアップデート。ダウンのような軽さと暖かさを持ちながら、耐候性もあるウルトラライトビレイフーディです。
裾にドローコードがついたほか、ポケットのサイズアップグローブポケットの追加など、細部まで使いやすさを考えた改良が施されています。
いちおしカラーはフォージグレー。ジッパーのフィッツロイカラーがアクセント!

待望の復活「ナノエア・ライト・ボトムス」

ナノエアライトボトム

復活を待ち望んでいた人も多いであろう、厳冬期に大人気のミッドレイヤーボトム裾口に伸縮性を持たせ、より動きやすさが向上しました。
ミッドレイヤーだけでなく、ベースレイヤーや単体でも履くことができる汎用性の高いアイテム。ふわっと軽いのに暖かく、極上の履き心地です。

2024年9月5日販売開始「オーガニックパスタ 3種類」

撮影:YAMA HACK編集部(左から順にオーガニックペンネ、オーガニックシェル、オーガニックフジッリ)

パタゴニアの食品部門・パタゴニア プロビジョンズの「オーガニックパスタ」も気になる商品です。
リジェネラティブ・オーガニック認証を取得したパスタで、ペンネ・シェル・フジッリの3種類のラインナップで2024年9月5日から販売開始予定。

原料のカーンザと麦は、土壌微生物や水分量を保つためになるべく耕さない“不耕起”で栽培されたもの。「環境問題の悪化を防ぎ、再生させる」ことを重視しています。
パッケージは外側も内側もプラスチック不使用。デザインもおしゃれだから、ギフトとして贈るのにもおすすめです!

YAMA HACK編集部

試食させていただきましたが、モチモチ食感がクセになる。
登山の際には下茹でしてから持っていき、スープに入れれば手軽にボリュームのある山ごはんを楽しめそうです!

番外編|おもしろウェアや柄物アイテムも充実

撮影:YAMA HACK編集部

フィッシングカテゴリーから発見したこちらのシャツ「リバー・ランブラー・ハイブリッド・サン・フーディ」。
収納力抜群な大きな胸ポケットや取り外し可能なフード、裾部にレンズクリーナーが縫い込まれていたりとギミックが満載!

ハイクから旅までマルチに使えるアイテムなので、さまざまな野遊びに使ってみたい一枚です。

撮影:YAMA HACK編集部(パッと目を惹くインパクトのある柄がキュート!写真はウィメンズ)

前回の展示会で登場した「フーディニ・スタッシュ」に新柄が仲間入り。フードなしのプルオーバータイプのウィンドシェルは、とにかく軽く使い勝手がいいと大好評。

今シーズンもパタゴニアから目が離せない!

撮影:YAMA HACK編集部

展示会の入り口には、「汚れは勲章」 「洗って機能」という言葉が掲げられていました。
パタゴニアがこれまでも提唱してきたメンテナンスの重要性によりフォーカス
こまめに正しくお手入れすることで機能がより長持ちし、“ひとつの製品を長く使っていく”メッセージを伝えるため、9月末よりキャンペーンを実施予定。
さらに、ウォッシュパーティーなどの開催も計画しているとのこと!

パタゴニアの島崎さん
丁寧な説明をしてくださったパタゴニア日本支社の八木さん、島崎さん。ありがとうございました!

山やキャンプなど自然を愉しむなら、環境保護への貢献に繋がるギアを選びたいもの。

今回紹介したアイテム以外にも、まだまだ気になるプロダクトがたくさん。
YAMA HACKでは登山やキャンプなどアウトドアで活躍するパタゴニアの注目製品を随時紹介していきます。

2024年秋冬の新製品、各アイテムの気になる詳細については公式HPもチェックしてみてください!