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驚きの軽さ・薄さ!タオルのイメージを覆すマイクロタオル

撮影:筆者
登山中、「ちょっと手を拭きたい」 「汗をさっと拭き取りたい」 「テントの結露をなんとかしたい」、そんなシーン結構多いですよね。でも、普通のタオルはかさばるし、濡れると重くなる……。
そんな悩みを解決してくれそうな超軽量タオルをモンベルで発見!その名も「マイクロタオル」。手のひらに収まるサイズ感に、驚くほどの吸水性と速乾性を持った一枚で、さすがモンベルな性能の様子。
「ハンド」 「フェイス」 「スポーツ」と3サイズある中の、真ん中のサイズ「フェイス」(上写真の真ん中、黄色アイテム)を中心に詳しく特徴を見ていきます!
髪の毛の1/625!?極細0.08デニールが実現する極薄タオル

撮影:筆者
手に取ってまず驚くのが、その薄さ。使われているのは、なんと0.08デニールという超極細のマイクロファイバー。人間の髪の毛は一般的に50デニール程度といわれていますが、その約625分の1という超極細の繊維が使われているからこそ。

撮影:筆者
「マイクロタオル フェイス」を広げたサイズは一般的な温泉タオルと同じですが、厚みを比較したところこの通り。横から見ても厚みは1/4以下でした。

撮影:筆者
アップで見てみてもわかる、このキメの細かさ。さわり心地はメガネ拭きに近い感覚です。
わずか29g!コンパクトでかさばり知らず

撮影:筆者
重さは29g(実測28g)と、とにかく軽量。温泉タオルの59gと比較しても1/2以下の軽さです。

撮影:筆者
付属のボタン付きテープでまとめれば手のひらサイズに。これだけ小さければザックの隙間やサイドポケットなどにも忍ばせられそうです。
確かな吸水力!食器もウェアもテントもドライに

撮影:筆者
吸水力が弱い?と思いきやそんなこともなし。濡れた食器を拭き取ってみましたが、しっかり吸水。優れた吸水拡散性を持つマイクロファイバーを採用してるからこその確かな性能です。

ビショビショに濡れたレインウェアもしっかり吸水。流石に1回で拭き切ることはできませんでしたが、2回絞って拭き直せば全身しっかり水気を取ることができました。
ループを引っ掛ければ乾燥も簡単!

撮影:筆者
ループは乾かすときにも大活躍。テントで吊るして乾かすことも可能で、「ハンド」のサイズならザックに取り付けて乾かしても良さそうです。乾かす場所にも困らないのは嬉しいポイントでした。
(ザックに付ける際は枝木に引っかかったり、人に接触したりしないよう注意しましょう)
使い方の基本は「濡れたら絞る」!

撮影:筆者
いくら吸水性に優れているとはいえ、極薄タオルである以上、1回の吸水量には限りがあります。そこで大事なのが「濡れたら絞る」という使い方。
一度絞れば吸水力がかなり回復。しかも乾きも早いため、濡れたら絞る、を繰り返すことでほとんどの濡れは拭き取れます。

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25℃前後の風通しの良い日陰で乾かしたところ、1時間弱でばっちり乾燥。夏の太陽の下ならもっと早く乾いてくれそうです。
食器拭き、テントの結露取り、ウェア拭きに
登山であれば活躍するシーンはたっぷり。

撮影:筆者
お湯を沸かしたあとの濡れたクッカーもしっかり拭き取れるので、濡れたまましまわなきゃ……というちょっとしたストレスからもおさらば!

撮影:筆者
テント内が結露したときにも活躍。結露がすごいと一度では拭ききれない場合がありますが、絞れば何度でも吸水力が復活してくれるため、テントの大きさにそこまで左右されず活躍してくれそうです。

結露だけでなく、朝露や雨で濡れたテントの水気もしっかり吸水。濡れたまま畳まないといけないあのストレスからも解放してくれます。

先程ご紹介した通り、レインウェアの拭き取りもバッチリ。濡れたウェアのザックへのしまい方に悩まなくて済みそうです。山小屋に入るときや公共交通機関に乗るときなど、ササッと拭き上げたいシーンにも便利。
水で濡らして首に巻くだけで、クーリングタオルにも

撮影:筆者
濡らした状態で首に巻けばクーリングタオルとして使うことも可能。乾くのが早いからこそ、気化熱によってしっかりと首周りを冷やしてくれるんです。
汗拭きタオルとしてももちろん使えるため、荷物を増やしたくない登山では一石二鳥のアイテムといえます。

