登山靴は3つの種類を知ろう
【1】ハイカット
テントを担いでの登山や縦走登山で安定感を得られます。くるぶしまでしっかりとホールドされていてる事で足場の悪い登山道での負担を軽減。重い荷物を担ぎながら不安定な急傾斜や岩場やガレ場を歩く際、硬いソールが足もとを守ります。
【2】ミドルカット
足首をほどよくホールドしながらも、可動域が広く動きやすいのが特長。よく整備された里山や低山を軽快に歩けます。ソールが柔らかめなので、岩場などが少ない無雪期の日帰りや一泊程度の山小屋泊に適してます。登山靴に慣れていくのに使いやすい一足です。
【3】ローカット
踝が出る高さで形状はスニーカーに近いですが、グリップ力の強いソールを使用している為、起伏の少ない自然散策やロングトレイルなどに適してます。また足首の保護がない為、トレイルランニングや登山などでは捻挫など注意して、ある程度のテクニックが必要。
初心者に知って欲しい「登山靴のサイズの選び方」
①登山用の靴下を履いて足のサイズを測る
トレッキング用靴下を着用して、サイズを測ります。
②靴を履いて、つま先トントン
サイズがわかったら0.5~1cm大きめを出してもらい、足を入れ、つま先をトントンして足の先端を靴のつま先につけます。
③その状態で、かかとに指1本分の隙間があるか確認
かかと側に出来た靴の隙間に指を1本入れてみましょう。スムーズに指が入ればOKです。余裕がない場合はワンサイズ大きいサイズで再度試しましょう。
④店内を歩いて履き心地を体感する
靴紐を結ぶ際は基本は登りは足の可動優先、下りは足が靴の中でぶれない様にしっかりと。靴の中で爪先側に足先が当たったり、踵が浮いてしまったりしないか、店内を歩いてしっかりチェックしましょう。
登山靴のおすすめメーカー5選
<mont-bell(モンベル)>
「function is beauty」と「Light&Fast」をコンセプトにしている国内外で高い評価を得ている日本を代表するアウトドアブランド。日本人の体型に合わせてデザインされているので高いフィット感を得られます。
▼モンベル タイオガブーツ Men’s
日帰りハイキングや軽装備のトレッキングにおすすめのミドルカットブーツ。適度な剛性がありねじれを防いで疲労を軽減します。
【重量】563g(25.5cm/片足)
【サイズ】24.0~29.0
<SCARPA(スカルパ)>
高品質な登山靴を作り出すイタリアの老舗ブランド。スカルパはイタリア語で靴を意味しています。堅牢でハイクオリティな美しい仕上がりが初心者から山岳ガイドまで人気のメーカーです。
▼スカルパ カイラッシュライトGTX
しなやかで剛性のあるナイロンとスエード製のライトトレッキングブーツ。フィット感がありながらゆったりした履き心地で初心者も履きやすい。
<MAMMUT(マムート)>
150年前にスイスで生まれたマムート。クライミングに関する深い知識と経験をいかしたグッズやウェアを開発。アルピニストからゆるぎない信頼を獲得しています。
▼マムート デュカン ミッド GTX(R)
日帰り登山から難しいトレイルまで幅広く使えるミッドカットシューズ。マムートのテクノロジーにより、足のゆがみを防ぎながら新次元の履き心地と快適なフィット感をもたらします。
<LA SPORTIVA(スポルティバ)>
イタリアの老舗メーカー。細身のスタイルでヒールや足首回りが動きやすく、世界のマウンテンスポーツを愛する人々に愛用されています。地元の熟練された職人達による手作業で1足1足丁寧にり続けられています。
▼スポルティバ トランゴ TRK GTX
日帰り登山や小屋泊登山におすすめの超軽量なマウンテンブーツ。スポルティバの新テクノロジーにより防水性と保護力のある薄くて軽量なアッパーに、ゴアテックスを内蔵しています。
<Caravan(キャラバン)>
日本のアウトドア先駆者的メーカー。初心者からプロまで幅広い信頼を得ています。基本的に日本人の足型に合わせた幅広で甲高なデザインででフィット感が強く、初心者が抵抗なく履きこなすことができる履きごこちに定評があります。
▼キャラバン C4-03
女性ユーザーの声を反映し、ソフトでスリムなレディスモデル。繊細な女性の足に優しい柔らかさを追求しています。履き口も細めにしてフィット感を高め。ウェアとカラーコーディネートできるよう、別色のシューレースが付属されています。
足にフィット!山にフィット!メーカーではなくフィット感が大事!
登山道では岩や苔、時には雨に悩まされたり。しかし足に合った靴で歩く事で何倍も楽に感じる事が出来るはず。 長い距離を歩けば歩くほど、その靴を履いているからこそ見る事が出来る風景に出会える素晴らしさを感じてください。