COCOHELI ココヘリ / 山岳遭難対策制度(ココヘリ) 550万円までの捜索救助を実施 入会金1,100円OFF

話題の「ニコニコ夫婦」が営むサンカクスタンド!笑顔の下にあるアツい想いとは?(2ページ目)

理想のアウトドアスタイルの条件が揃っていた

まるさん
まるさん
休みを利用していろいろな場所を見ました。最初は山にどっぷり浸かれるような長野や山梨、新潟あたりで考えていたんです。

でも、自分たちのやりたいことのなかにはお客さんとの触れ合いもあったので、なかなかイメージができなくて……。

ふとしたきっかけで伊豆を訪れたんです。天気もよくて、山登りもしたんですけど、山から海が見える島山感がすごく良くて

気軽に来られて、山を登った先のこの絶景はいいな、と。

もじゃさん
もじゃさん

関東からアクセスがよく、車も冬だからとスタッドレスに履き替える必要もありません。伊豆は誰でも年中登山が楽しめるフィールドなんです。

まるさん
まるさん
標高の高い山岳エリアも好きなんですけど、低山の方が深く遊べると考えているので、伊豆はまさに理想的なフィールドでした。

「ゼロからすべてが始まる」をモットーに

想いを語るサンカクスタンドのもじゃさん

撮影:YAMAHACK編集部

じつは伊豆に決めて引っ越してきたときに手違いがあって、家をちゃんと賃貸契約できていなかったんです。笑

知り合いもゼロでいきなり家なしになりました。
でも、せっかく来たんだし、まずは地元の方たちとの交友を広げようと、1年以上はバンライフをしながら伊豆を回りました。

もじゃさん
もじゃさん

波乱万丈なスタートだったようですが、その行動力とポジティブさには驚かされます。
まるさん
まるさん
モンベルで働いていたときに教わった「ゼロになったところが人は一番強くなる」というのが支えになりました。

後ろ盾があるとなにかを生み出したり、這い上がろうとしたりする精神がなくなるという考えです。

もう前に進むしかなかったので、這い上がるしかないだろうと腹をくくれました。


そんな状況で助けてくれたのは、横に繋がった地元の方たち。あたたかく受け入れてくれ、お店の場所になるいまの物件も紹介してもらえたそうです。

多くのサンカクで溢れる店内

撮影:YAMAHACK編集部

店内に飾ってある提灯や、天井のリノベーションに使った板などは、お客さんからもらったもの。
まさに、みんなが「サンカク」してお店ができていることが伝わってきて、なんだかほっこりしてしまう店内空間です。

”楽しい”を持ち運ぶための商品ラインナップ

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撮影:YAMAHACK編集部

商品のラインナップは、アルプスなどで強さを発揮する堅牢なアイテムというよりは、軽快に山を歩くためのアイテムが多く取り揃えられていました。

軽快に歩けるように荷物を軽くしながら、楽しみや快適さを体感できるような物を置くようにしています。

軽くてもしっかり背負えるバックパックや、ちょっと楽しくなるようなアイテムとか。

もじゃさん
もじゃさん

ogawandのバックパックの注文ができるようになっているなど、ギアマニアがちょっと驚くようなポイントもあり、業界からの信頼も伺えます。

そして、いろいろなブランドのアイテムが揃っているなかで、ひときわ目を引くのがユニークなオリジナルアイテムたちです。

ユーモア溢れるオリジナルアイテム

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撮影:YAMAHACK編集部

ゴミ拾いが楽しくなるガベージバッグ「SANKAKU CHIPS」です。

ゴミを持ち帰れば持ち帰るほど膨らんで、まるで高山の気圧でポテトチップスがパンパンになった時のようなワクワクが得られるユニークなオリジナルアイテム。
ハイカーに扮したチップスのアンニュイな表情も愉快なデザインです。

アウトドアメーカーとのコラボアイテムも

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撮影:YAMAHACK編集部

アウトドアソックスメーカーOLENOとコラボしたウールソックスは、足首の後ろにオリジナルメッセージが入った「Slow & EASY 中厚ソックス」

急な登りなどでつらいときに、裾を少し上げて後ろの人にメッセージを見せて、私はゆっくり行きますので「お先にどうぞ」とアピールできるようになっているんです。

同じ登山を楽しむ者同士、お互いを思いやれる素敵なシーンが想像できますね。

まだ尽きない理想のアウトドアライフ

夢を語るもじゃまるさん

撮影:YAMAHACK編集部

ショップにSNSにYou Tubeなど、今でも十分すぎる活躍をしているふたりですが、まだまだその野望は終わりません。

まるさん
まるさん
じつは、アウトドアを楽しむ人たちが集まる情報基地のようなゲストハウスをやりたいなと考えています。

登山のために前夜発で来ても気軽に泊まれる宿を作って、もっとたくさんの方に伊豆の山の楽しさを知ってほしいんです。
もじゃさん
もじゃさん

山好き夫婦のもじゃまるさんは、画面を通して見るニコニコ笑顔のままの方たちでした。

しかし、その笑顔の下には、女性登山者やはじめての登山者に親身に寄りそうな姿勢と、登山を通して伊豆を盛り上げていきたいという熱いまなざしがありました。

モノとコトの発信で伊豆から登山を盛り上げる

修善寺駅前にあるサンカクスタンド

撮影:YAMA HACK編集部

伊豆に行ったら、ぜひサンカクスタンドに立ち寄ってみてください。山や街の情報が得られるだけでなく、笑顔のふたりに元気をもらえること間違いなしです。

サンカクスタンド
〒410-2407
静岡県伊豆市柏久保625-9
営業時間:12:00-18:00

サンカクスタンド

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