業界人が愛用するギアを拝見!オレ的5つの神アイテム【辻󠄀井国裕さん編】

2021/03/24 更新

山の景色を眺めつつ、つい気になってしまうのが他の登山者が使っている山道具。横目に眺めれば、見たこともない快適グッズに出会えるかもしれません。今回は山道具に目の肥えた男女4名の業界人に、愛用ギアを聞きました! 1人目は、国内外の様々なブランドのPRを担当するオフィス・ボルシチ代表の辻󠄀井さんです。

写真提供:辻󠄀井さん

オフィス・ボルシチ代表、辻󠄀井国裕さんにインタビュー

辻井国裕さん
身を守るばかりでなく、登山を快適に楽しくしてくれる山道具。みんなは何を使っているんだろう? なんて、ついつい気になってしまいますよね。

しかもそれが、仕事で毎日山道具に接している知識豊富な業界人ならどうでしょう。今回は山道具に精通する男女4人の業界人に、愛して止まない“オレ的・ワタシ的神アイテム”を、5つ厳選して教えてもらいました!

辻井国裕
記念すべき第1回目にオススメアイテムを紹介してくれるのは、辻󠄀井国裕さん。
 
辻󠄀井国裕
国内外の様々なブランドのPRを担当するオフィス・ボルシチ代表。公私共にアウトドア・ギア、アクティブシーンに精通し、ソロキャンプや縦走登山などのアクティビティも実践中。最近ではグラベルロードに乗り、バイクパッキング&ソロキャンプにハマっている。登山部「オレンジバックパッカーズ」所属。
 
Instagram:@boku_mountain, @boku77
 
PRを担当するブランドは、ドイツの総合アウトドアブランド「ジャック・ウルフスキン」や、水筒でおなじみの「ハイドロフラスク」など。まさに公私ともに山道具に明るい業界人です!

お気に入りの山は、壮大な景色を拝める北アルプスの「唐松岳」

唐松岳
大好きな山は、北アルプスにある唐松岳。

辻󠄀井さん
山頂へ向かう途中にある幻想的な八方池で一休みでき、全体的に難所が少ない点もお気に入りのポイントです。


また、最近はバイクパッキングにハマっていて「排ガスも出さず、エコ的な気持ちと風を切る感覚は、山登りとは違った快感がある」のだとか。

いろいろな角度から山遊びを満喫している辻󠄀井さんの愛用ギアを、さっそく5つ紹介しましょう!!

①裏地付きで着心地バツグンの「ウインドシェル」

<ジャック・ウルフスキン>JWP BREATHER M

ジャック・ウルフスキン
こちらはドイツのアウトドア総合ブランド、ジャック・ウルフスキンのウインドシェル。ただし、業界人が愛用するギアだけあって、最近流行りの軽量ウインドシェルとはひと味違います。

辻󠄀井さん
春先でも夏場でも、冷え込むシーンでさらっと羽織れるブルゾンを探している時に出会いました。

防風性があるのはもちろん、ポリエステルを採用した裏地のライニングで肌触りがよく、銀イオンによる抗菌防臭機能付。吸汗速乾性もあるのでベタつきにくく、ストレスゼロで着られるのが購入の決め手でした。


ジャック・ウルフスキン
裏地付きのウインドシェルは、滅多に見かけない希少アイテム。保温性もありそうで、普段着としても重宝しそう。触りの良さも袖を通して確かめたいところ!

辻󠄀井さん
100%の防風性能に、撥水機能、吸汗速乾性、抗菌防臭機能を兼ね備えるハイパフォーマンスなミッドレイヤーとして重宝しています。余分な装飾を省略することで、街から山までさまざまなシーンで活躍するシンプルなデザインもポイントです!


Jack Wolfskin|JWP BREATHER MJack Wolfskin公式オンラインストア

②重い・嵩張るを一蹴する「保冷保温ボトル」

<ハイドロフラスク>21oz ライトウェイト・スタンダード・マウス

ハイドロフラスク
次に教えていただいたのは、ステンレス製の保冷保温ボトル。競合が多いアイテムですが、辻󠄀井さんが愛用する理由とは?

辻󠄀井さん
圧倒的に軽い本体重量が購入の決め手です。

こちらは同社が展開する従来のボトルから約25%もの軽量化に成功したシリーズ。ステンレスのボトルは、重かったり、かさばったりと、デメリットが多い印象ですが、これはすべての難点をクリアにしてくれた救世主です!


ハイドロフラスク
気になるスペックは、容量621ml/重量218g。かの有名な登山専用の保温ボトルが、容量500ml/重量280gなので、比べてみるといかに軽いかが分かります。

さらに容量が大きくても直径は7.3cmとスリムなので、辻󠄀井さんの言葉通り、かさばりにくいといえるでしょう。

辻󠄀井さん
二重壁の断熱構造で、24時間の保冷と6時間の保温機能を備えていて、登山を含めたアウトドアレジャーで何よりも頼りになります。写真の私物は今年の2月に購入。カラーも気に入っているポイントです。

ITEM
ハイドロフラスク|21 oz Lightweight Standard Mouth
価格(税込):5,830円
容量:621ml
口径:48.5mm
本体寸法(幅×高さ):73×270mm
重量:218g
素材:[本体]18/8ステンレス鋼(印刷鋼板)、[フタ]ポリプロピレン、[パッキン]シリコン、[ストラップ]TPE

Hydro Flask|21 oz Lightweight Standard Mouth


③自前のシェラカップがお釜になる「ヒノキの蓋」

<オールドマウンテン>コカマチャン

コカマチャン
続いてのギアはこちら。実は、シェラカップの上にのっているヒノキの蓋が辻󠄀井さんの愛用品なんです。こちらのアイテムは、自前のシェラカップにのせるだけで白飯が炊けるというスグレモノ。山で使っている人に出会ったら、思わず二度見してしまいますよね!

辻󠄀井さん
山飯にバリエーションを求めていた時に出会いました。山頂で炊きたての白飯を食べられる喜びがあるばかりか、ヒノキの蓋から漂うほのかな香りにも癒されます。

おかずを別で調理したり、前夜に仕込んだカレーをフードジャーに入れて味わったりすることも想定して購入しました。


コカマチャン
蓋を開ければ、炊きたてのホカホカご飯がお出迎え。写真を見ているだけでヨダレが出てきます……。

辻󠄀井さん
山ご飯もこだわりすぎると急に敷居が上がってしまうけど、これは手持ちのシェラカップに檜の蓋を乗せるだけでOK。蓋自体の重さで内側に圧力がかかるので、他にすることといえば火加減をチェックするくらい。失敗も少なく雰囲気は極上。もちろん、インスタ映えも◎。


コカマチャン
温かい白飯に卵の黄身を落として、手作りカレーを添えれば、もう言うことなし! 「美味しい」なんて言わなくても、ほおばるたびに笑顔が溢れる様子が想像できます。

辻󠄀井さん
以前、頂上で白飯&焼き肉を食べた時は、焼き肉の匂いと釜蓋のインパクトで、さすがに目立ちすぎて恥ずかしかったです(笑)


OLD MOUNTAIN|COKAMACHAN

④軽くて丈夫、人と被りにくい「防水グローブ」

<ハイ・トレル・デザイン>ウルトラライト・レイン・ミット

ハイトレルマウンテン
お次の神ギアは手袋。なんでも、辻󠄀井さんは無類の手袋愛好家なんだとか。毎シーズン手袋を物色するマニアが愛用するアイテムとは、一体どんなものなのでしょう?

辻󠄀井さん
これは、雪山でも使えて、かつ通年でも活躍する手袋が欲しい!というときに出会いました。

防水性に長けたミトンで、30gと超軽量。とてもコンパクトになる携帯性にも魅了されました。今年の冬は、OMMのミトングローブとセットで愛用しています。


ハイトレルマウンテン
ハイトレルデザイン
使われている素材は、ダイニーマ・コンポジット・ファブリック。防水性があり、耐久性が高く、かつ軽量であることが特長です。

辻󠄀井さん
何より見た目と軽量コンパクトな点がお気に入り。さらに、この手袋と厚みが異なるインナー手袋を複数枚用意すれば、トータルで持っていくグローブの数が減るのも嬉しいところです。

人とかぶりにくいのも、個人的には最重要オススメポイント!世の中にいろんなミトンが溢れていますが、軽くて耐久性があって可愛いアイテムは少ないです。


HIGH TAIL DESIGNS|Ultralight Rain Mitt

⑤疲れた足を癒やしてくれる「サンダル」

<ウーフォス>リカバリーサンダル

ウーフォス
最後に教えていただいたのは、写真の一人ひとりが履いているサンダルです。

これまで“軽量”や”コンパクト”といった言葉が多用されてきたので、サンダルも軽いからオススメ、と思ったら大間違い。辻󠄀井さんが愛用する理由は、ちょっと違うんです。

辻󠄀井さん
これは、足腰膝にかかる負担を37%軽減することで疲労回復を促すというアメリカのサンダルです。ふわふわの履き心地が特長で、下山してから履き替えることで、帰宅中に登山で蓄積された疲労を軽減してくれます。


ウーフォス
実は、筆者もこのサンダルを履いているのですが、辻󠄀井さんが言う「ふわふわの履き心地」という表現に、大いに納得。

絶妙な硬さの低反発素材の上を歩いている感覚があり、さらに、歩くたびに土踏まずが持ち上げられて、ギュッギュッとマッサージされるような気持ち良さがあるんです。

辻󠄀井さん
いまでは、職場・自宅用も追加で購入してしまいました。履くだけで常に癒されるので、さまざまな作業効率のアップが図れるのもポイントです。

OOFOSオフィシャルサイト


次回の「業界人の愛用ギア」も乞うご期待!

辻󠄀井さんが教えてくれたアイテムは、一般的なアウトドアショップでは見かけない商品も含まれていて、新鮮に写った方も多いのではないでしょうか? 個人的には、ジャック・ウルフスキンのウインドシェルと、ハイドロフラスクの水筒に興味津々。ん〜、実物に触れてみたい! 皆さんはどのアイテムが気になりましたか?

次回も業界人の愛用ギアを紹介しますので、お楽しみに!

紹介されたアイテム

ハイドロフラスク|21 oz Light…
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吉澤英晃

群馬県出身。大学時代に所属した探検部で登山を開始。以降、沢登り、クライミング、雪山、アイスクライミング、山スキーなど、オールジャンルで山を楽しむ。登山用品の営業職を経て、現在はフリーの編集・ライターとして活動中。

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