コンパクトなのに最高に使える!『stingray 25』
イギリス発のアウトドアブランド<カリマー>。上品でスタイリッシュなデザインと背負い心地の良いザックは、初心者から上級者まで幅広いユーザーから支持を集めています。
今回は、同ブランドより2020年に発売されたバックパック『stingray 25』に注目。コンパクト&シンプルな見た目ながら、最高の背負い心地&確かな実用性を実感できる優秀アイテムを皆さんにご紹介します!
カリマープレスの平野さんからも、おすすめポイントについて教えていただきます。
ヘビーユース必至!“絶妙”なサイズ感
一般的には、30~40Lくらいの容量が様々なシーンにも対応できて使い勝手が良いとされ、店舗でオススメされることが多いですよね。でも、実際に日帰り登山などで使ってみると“ムダにデカくて荷物がスカスカ…”“もっと身軽に背負えるのが良いかも…”と感じた経験ありませんか?
まさにそんな悩みを解決してくれるのが、今回ご紹介する『stingray 25』。大きすぎず、小さすぎない25Lという容量が最高に使いやすいザックです。
背中にスッポリと収まるコンパクトなサイズながら、山でも街でも使いやすい&欲しい機能がしっかり備わっているので、アクティブに動き回りたい人の強い味方になってくれます。
平野さん
「使い方はユーザー次第で無限に広げてほしい」という願いを込めて作られているので、ヘビーユーザーはメインターゲットとしていながら、初心者から熟練者まで、”パッキングの工夫の楽しさ”を味わえるモデルです。
デザイン上は街でも使えるシンプルなものなので、ぜひ山でも街でも、そして長く愛用していただきたい渾身の一作となっています。
ガシガシ使いたくなる!“背負い心地&タフさ”へのこだわりは?
ヘビーユーザーをメインターゲットに設計されているstingray 25。その魅力はなんといっても、ガシガシ使える“背負い心地の良さ&タフさ”。そのこだわりについて紹介していきます。
安心の強度!コーデュラナイロン採用
stingray 25は、耐久性に優れた強度の高いコーデュラナイロンを採用。ナイロンの約7倍の強度があるとも言われており、本格的な登山でガシガシ使っても安心の耐久性。
しっかりとした生地の厚み、強さを感じられるアイテムです。
3Ⅾバックパネル&メッシュ・クッション構造
新開発の専用パネル「3Ⅾバックパネル」が背中にフィット。重い荷物を入れて歩いても肩だけに荷重が集中せず、重さで後ろに引っ張られるようなストレスもありません。
肩と背中全体を包み込んで支えてくれているような安心感は、クセになること間違いなし!
ショルダー部分はクッション性のある立体構造。“肩にふわっと乗っかっている”ような感覚なので、ベタっと張り付く感じや重さで首筋が突っ張るようなストレスも軽減してくれます。
ザックの重みで肩が凝りやすい人にもオススメ!
平野さん
初心者から熟練者までが使うための『背負い心地』を追求しています。
優しくフィット!伸縮性チェストベルト
ストラップが細身なので、見た目がガッチリしすぎずスタイリッシュにキマるのも女性には嬉しいポイント!
バタつき防止!ヒップベルト型ウエストベルト
ヒップベルト自体は付いていないものの、ザックの下部がヒップベルトのように腰を包み込むような形状のウエストベルトを配備。バタつきを抑え、ザックと身体との一体感を実現してくれます。
カリマーならではの収納性&機能性も健在!
シンプルな見た目からは想像できないほどの収納性を持ち合わせているのも、カリマーのザックならでは。自分が使いやすいようにパッキングを工夫するのも楽しいですよ。
メインコンパートメント
サイド部分にはファスナーが付いていないものの、ザックの中間部分までガバッと開く設計になっているのでアクセス抜群。バスタブ型の形状になっているので、どこに何が入っているか一目で分かるのも嬉しいポイント。
ですが、商品画像だけを見ると結構なコンパクトさに見えますよね。そこで、実際に「メインのコンパートメントにどのくらいの量が入るのか」を身近なもので検証してみました!
ファスナーが締まる最大限のペットボトルの量がコチラ。“2Lのペットボトル6本分入るくらいの大きさ”と考えてみると、結構な容量が収納できますよね!
小屋泊登山はもちろんですが、宿泊での旅行やレジャーなど荷物の多い場面で安定の活躍ぶりを見せてくれそうです。
内部には小物や貴重品の収納に便利なマジックテープ付きのポケットを配備。キーフック付きなので、カギやコインケース、スマホなど細かいものもスッキリ整理できますよ。
左右独立!たっぷり入るフロントポケット
フロントポケットは左右で独立。つまり、同じサイズのポケットが前面に2個付いているんです。
右側のポケットは上が広く下が狭い形状。幅の広い上部分に寄せればB5サイズのノートが収まりました。縦の長さは約40cmと結構ロング!上部にはマチも付いているので、ジャケットなどかさばるものをサッと出し入れすることも可能です。
左側のフロントポケット内部には、A5サイズが収納可能なポケットも配置。小物やマップなど、自分の使いやすいように整理整頓できて使い勝手抜群です。
平野さん
フロントポケット以外にも、内部のオーガナイザーなども充実させています。
カリマーが得意とするガジェット整理の機能はあえて落とさず、山行中の行動を想像しながらパッキング自体の楽しさも委ねられているモデルです。
小物の収納にも最適!サイドポケット
両サイドのポケットはメッシュ素材なので、中身が見やすいのもポイント。下部が広く深めの設計なので、小物を収納しても落下しにくいのが特長です。
トレッキングには必須!ポールキャリア
ヘビーユーザーも大満足!ハイドレーション対応
もちろん、ハイドレーションにも対応。左右どちらにも取り付け可能です。先端部分のホルダーも配備。
ザック内部のパック用ポケットはコチラ。マジックテープで装着するタイプになっています。また、使用後のメンテなどの際には黄色い丸で示した部分のマジックテープを外すことで背面パネルを取り出すことも可能。
ワンサイズだけど女性でも使えるの?
stingray 25の背面長はワンサイズ。女性でも着用できるのか、サイズ感についてチェックしてみました。
平野さん
私は158cmの中肉中背ですが、背負う際にショルダーハーネスを調整し、チェストベルトをしっかりと締めて固定して使っています。
小柄な女性ですと少しだけ浮いてしまう部分がある可能性も正直ありますが、バックパネルをかなりしっかりと設計し作り込んでいるので、そこでカバーできる可能性もあります。
特に女性の方などフィッティングが不安な際は、店舗で実際に背負っていただくことを推奨しております。
そう答えてくれたプレスの平野さんが実際に背負ってみたのが、上の写真。
実際に筆者(身長163cm・女性)も着用してみたのですが、ウエスト部分の浮きが少し気になりました。ベルトをしっかり締めればバタつくことはありませんでしたが、フィット感を重視の人にとってはストレスに感じてしまう可能性も。是非、店舗で試してみることをオススメします!
3色展開!自分らしいカラーでコーデを楽しもう
stingray 25のカラー展開は3色。どれもコーデをスタイリッシュにまとめてくれること間違いなしのカラーです!自分らしいアイテムをチョイスして、山でも街でも思い切りコーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。
『stingray 25』
カリマー stingray 25
容量:25L
サイズ:H54×W32×D20cm
重量:1,000g
背面長:48cm
『stingray 25』を連れて、山へ行こう!
シンプル&コンパクトな設計のstingray 25。日帰り登山やトレッキングなど、とにかく身軽に動き回りたいシーンはもちろん、小屋泊や旅行など、荷物が増える場面にも対応できる汎用性の高いアイテムです。
カリマーならではのスタイリッシュなデザインや背負い心地も健在なので、山へ行くのがもっと楽しくなるはず!stingray 25を相棒に、夏山へ出かけてみてはいかがでしょうか。
stingray 25