この記事ではクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」のプロジェクトから、アウトドアシーンにぴったりな注目のプロダクトを編集部が厳選してお届けしています。
今回ご紹介するのは、「走る人、歩く人」のための驚異の靴下『OLENO アルティメット・ソックス』です。
アルティメット・ソックスは「消耗品」ではなく「装備品」
『機能ソックスと謳われた高価なソックスをいろいろ試してみたけど、どれも一長一短で、ハードな活動や、徒歩営業の後には破れてしまう。結局は消耗品と割り切り、3足1000円の靴下に逆戻り、、、。』
多くの方々がソックスについてたどり着く結論ではないでしょうか?
靴下の踵やつま先に穴があく原因、それは「摩擦」です。
なぜ靴下に摩擦が起きるのか?
体重が掛かった足裏を覆う布を、靴の中で何度も前後にこすり付けるからです。
靴下を研究・開発するメーカーなら誰もが知っている永遠の課題。
我々はこの課題を、素材レベルで最新鋭のテクノロジーを利用し、2方向からのアプローチで解決しました。
① 靴下がいわば『接着剤』となる超グリップで足+靴下+シューズを一体化させる。
② 靴内の摩擦程度にはビクともしない、強靭な糸で靴下を編む。
こうして、最も過酷な使用環境(トレイルラン・レース)でも破れず、グリップが効き、蒸れにくく、爽快感のある靴下。このOLENO アルティメット・ソックスが誕生。
ナノテクノロジーで究極のグリップ
OLENO アルティメット・ソックスは、様々な異なる素材を活用しています。グリップが求められるつま先や踵部分は、テイジン(株)が世界で初めて開発した、超極細ポリエステルナノファイバー「ナノフロント」繊維で編まれています。直径が700ナノメートルで、断面積が髪の毛の7500分の1、通常の靴下糸の1万分の1の細かさです。
この細かい繊維がすべて足裏の接点となるため非常にグリップ力が強く、ピタリと吸い付くような感触が得られます。まさに、足裏とソックスは一体化した状態です。
密着と聞くと、汗をかいてベタベタ…、というイメージですが、このナノフロントは極細の繊維と繊維の間に水分が入り込む構造になっているので、水分拡散力が高く、汗をかいても湿気を逃してくれるので、ムレにくく快適です。
ナイロンの7倍の強度。強靭さはミリタリーレベル
その耐久性は一生ものと謳われる、コーデュラファブリック。お馴染みのタグを誇らしげに付けた、バックパックやカーシート、アウトドアウェアなど高級ヘビーデューティグッズに使われています。
OLENO アルティメット・ソックスはこのコーデュラの糸で編まれています。コーデュラで編まれたソックスの耐久性は、実際に試験機関のJIS摩耗テストの40,000回転まで耐えうるという数字で証明されています。
過酷なスポーツ・アクティビティはもちろん・・・・・
モノトーンのハイ・クルーモデルならビジネスシーンにしっくりマッチ・・・・
ソックス外側はさらに高品質シリコンで協力グリップ
靴との接触部分はさらに日本製の高級シリコンラバーを施し、シューズとのグリップを強化しています。足を上げると強力グリップによる一体感で、シューズの重みを感じないほどです。
このシリコンは、つま先や指の腹部分を中心に亀の甲のように細かく分散して施しているので通気を妨げず、快適です。
実際にツルツルとした40度の斜面に、アルティメット・ソックスを滑らせようとしても、この通りです。
超過酷なトレイルランで実証!「アルティメット・ソックスの強さ」
超過酷な山道を何時間もかけて走り続けるという超過酷なレースをするトレイルランナーの方に、プロトタイプを履いて40キロ、60キロ、100キロのトレイルラン大会に出て頂きました。
通常の繊維の場合、シューズのインソールとの擦れで、ほつれや毛玉はもちろん、破れなども発生するものですが、合計200キロ着用後の足裏部分も、この通り全く変わりありません。
究極に過酷な使用環境であるトレイルランニングレースでの選手の感想はこちら
医療用ソックスのメーカーだからこそ知る歩く人、走る人に本当に必要な機能
創業84年のタイツ・靴下製造メーカーである我々が、5年前より子供たちの足育を考えて開発した、『OLENO はだし靴下』という製品があります。
このはだしソックスはモニターの小学生や、ベアフットランナーの第一人者である吉野 剛さんらのフィードバックを受け、また開発者自らが数百キロを走って得た課題をもとに、何度となく改良を重ねた「安全に裸足で走る」ためのスポーツソックスです。
ここで得た靴下における「走りのための機能」が老舗のノウハウと技術力で
具現化できました。
たとえば、しっかりと指の付け根まで沿う5本指の縫い位置、踵を丸く成形する特殊編成、耐久性を損なわずに編み立てる高通気メッシュなどなど、、、、
これらは理論上明らかでも、複雑な編み立て技術が求められるため、誰にでも真似できる部分ではありません。
公的認可の医療靴下製造技術で常に軽やかなフットワークを実現
また我々は、奈良県内の血管外科センターと協働で、下肢静脈瘤、いわゆるく「エコノミークラス症候群」の治療のため医療機関より「処方」される着圧ソックスも製造しています。