登山リュックの特徴とは?街用と何が違うの?
登山の時に大事な道具の一つ、『登山用のリュック』。街用と違い、重い荷物を背負ったり長時間歩き続けたりしても、できるだけ体に負担がかからないよう、考えて作られています。
1、ウエストベルト・チェストベルト
重いリュックを背負った際の体への普段を軽減するため、ウエストベルトと胸のあたりにあるチェストベルトがついています。
2、背面パッド
重い荷物を負担なく背負えるように、背面パッドがついており体にリュックがしっかりとフィットします。またメッシュ加工されており、通気性も抜群です。
3、ショルダーハーネス
ショルダーハーネスも背面パッド同様、クッション性と通気性が高い素材が使われており、肩への負担を減らす工夫がされています。
4、ポケット
登山では様々な道具を持ち運びやすいよう、ポケットが多くつけられています。ザックのサイドやウエストベルト、トップの雨蓋のポケットなど、登山に嬉しい機能がたくさんです。
5、耐久性が高く軽量
軽量かつ枝や岩にこすれても穴が開かないような丈夫さが求められる登山リュックには、軽量性と耐久性に優れた素材が使用されています。
登山リュックの選び方は?
①容量を決める
②サイズを確認する
リュックは大きければいい!というわけではありません。登山工程に合ったもの、さらに体に合ったものを選びましょう!登山リュックの選び方は、容量の選び方・フィット感などこちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみて下さい!
ここからは、容量別におすすめの登山リュックのご紹介です。
おすすめ30ℓ登山リュック 日帰り~1泊2日の小屋泊想定
モンベル ガレナパック 30
人気の日本メーカーモンベルのリュック。軽くて多機能で汎用性の高いリュックです。
モンベル チャチャパック30
軽量で雨蓋がついているタイプのリュック。ポールフォルダーもついていて機能的。
ミレー バックパック SAAS FEE 30+5
日本で企画され、日本人の体型に合わせて作られているミレーのザック。使いやすい2気室構造。
ミレー バックパック SAAS FEE 30+5
【重量】1480g
【付属品】レインカバー
【ポケットの数】9
ミレー AERIAL28
背面部分がメッシュになり、空間ができるので通気性がよく蒸れない構造。荷重が分散されるショルダーストラップ。
ミレー KHUMBU 32【レディース】
荷物の出し入れが素早くできるジップオープンタイプのザック。ウェストベルト部分には拡張式でパッド入りのポケットがあるためカメラを入れてもOK
ミレー VENOM 30
ありそうでなかったバックオープン式のザック。休憩の時にザックを置いて荷物を取り出す際、バックオープン式の方が実は便利。
ドイター フューチュラプロ 36
高いフィット感と通気性に優れた2気室のザック。
ドイター フューチュラプロ 36
【重量】1670g
【容量】36ℓ
【付属品】レインカバー内臓
【ポケットの数】9
カリマー ホット クラッグ 30 type2
内臓のアルミフレームがしっかりサポート。軽量かつフロントアクセスやウエストベルトのポケットが便利
カリマー リッジ30 タイプ2
人間工学に基づいて作られたハーネスにより荷重を肩と腰に分散し、安定感が抜群。
ノースフェイス ライタス 32
軽量かつ通気性のよい背面ですっきりとしてスタイリッシュなデザイン。ジップオープン式で物の出し入れも便利。
オスプレー ストラトス34
歩きながらトッレキングポールの着脱が可能で便利。荷物の仕分けがラクな2気室構造。
オスプレー タロン33
軽量と機能性が両立されたモデルでフィット感もバツグン。
グレゴリー スタウト35
旅行から登山まで幅広く使えるザック。内臓されたフレームにより安定感が実現
グレゴリー Z30
Z30は夕暮れ時に出掛けるショートハイキングに大きすぎることもなく、丸一日をかけるアタックに小さすぎることもなく、常に持っていたい理想のサイズです。
おすすめ50ℓ以上登山用リュック 1~3泊のテント泊を想定
モンベル アルパインパック60 ショート
2~3泊程度のテント泊を想定して作られたバックパック。シンプルで軽量なため重さの負担を軽減
モンベル トレッキングパック 55
雨蓋をはずして、アタックザック単体として使用することも可能
ミレー ウビック 50+10
2気室構造のバックパック。背面は人間工学に基づいたバックシステムで、登山でより安定して荷物を運ぶことができます。ポケットなど収納も充実。
カリマー クーガー 50-75
75ℓまで拡張可能なオールラウンドの大型ザック
カリマー フライヤー50-65
旅行からテント泊登山まで幅広く対応。雨蓋を開けなくても内部の物を出し入れできるフロントアクセスジッパーや、サイドポケットが便利。
ドイター ACT ライト 50+10
まち付きのサイドポケットや簡単に背面調節ができるシステムが特徴
オスプレー ジーニス75 OS50030
2~3泊のテント泊の縦走に最適で、1~2気室切り替え可能なザック
オスプレー アトモスAG 65
正面にジッパー付きの縦長ポケットがあり雨具などを入れておくのに便利。立ったままポールをザックに装着できるシステムはオスプレーならでは。
グレゴリー バルトロ65 M
ウエストベルトのポケットは耐水性で、急な雨でも中身を保護してくれます。
ノースフェイス テラ65
背面調整が簡単で使う人を選ばないスタンダードなザック。サイドファスナーからは、雨蓋を開けなくても内部へアクセスが可能
マックパック カスケード65
2泊程度の縦走テント泊を想定。荷室へ直接アクセスできるボトムジッパーやサポート力が強いウェストベルトが特長。
実際に試して買う事が大切!
インターネットで簡単に買い物ができる昨今ですが、登山用リュックは、実際にお店に行って試して買うのがおすすめです。自分の身体にフィットするのか、ポケットの位置はどうか、登山スタイルに合っているかなど経験豊かな登山ショップの定員さんと相談しながら決めてみて下さい。
Good Backpack and Good Hiking!
機能的な登山リュックで楽しい登山を!