ドライシャンプーって何?
ドライシャンプーとは、洗い流す必要のないシャンプーのことで、水やお湯が使えない場面でよく使わるものです。ドライシャンプーを使えば、お風呂に入れないときでも髪の毛や頭皮を清潔にすることができます。
日本では阪神淡路大震災の断水期間に役立ったことがきっかけで注目され、それ以降防災グッズとしても勧められています。
ドライシャンプーの歴史は、大正時代に「髪洗粉」という商品が発売されたことから始まります。その頃は石鹸が主成分だったので、皮脂が落ちすぎ、髪がきしんだり、頭皮に負担がかかるものでした。
今では粉タイプだけでなく、スプレー、泡タイプなど様々なタイプの商品が発売。また、オーガニックのものや植物成分由来がメインのものなど、品質へのこだわりも高まっています。
海外では美髪を保つために普通のシャンプーでの洗髪を2~3日に1回にし、間にドライシャンプーだけの日を挟むことも一般的だそう。
ドライシャンプーの使い方
【用意するもの】
・ドライシャンプー
・タオル
・ブラシ(あれば)
使い方はとっても簡単。ドライシャンプーを髪にまんべんなくつけ、頭皮、髪になじむようしっかり揉みこんだ後、乾いたタオルで拭くだけです。ブラシがあれば、ドライシャンプーをつける前と揉みこむ時に、髪をしっかりとかしてください。
これなら髪が洗えない状況でも簡単にスッキリすることができますね!
【タイプ別】ドライシャンプーおすすめ15選
ドライシャンプーとひとくちに言っても種類は様々。多くの商品の中から自分の用途、好みに合わせて選ぶことができます。タイプ別におすすめ商品をご紹介しますので、自分が使いやすそうなドライシャンプーを選んでみてくださいね。
スプレータイプ
<サボリーノ>髪を洗いまスプレー
皮脂による髪のベタつきやニオイが気になるときに、さっとスプレー。フルーティハーブの香りで包み込んでくれます。水不要なのに、シャンプー後のようなサラリとしたまとまった髪に。
<資生堂> フレッシィ ドライシャンプー(ディスペンサー)
髪と頭皮全体にスプレーするだけで、フケやかゆみをとり、爽快にしてくれます。体長を崩してお風呂に入れない時など手軽に使えます。ニオイもふき取れるので、タバコのニオイが気になる時や旅行にもおすすめ。
<DHC> 水のいらない リフレッシュシャンプー
皮脂汚れを86.4%、においを93.75%もカットしてくれる、洗浄力の高いドライシャンプー。アミノ酸系のうるおいキープ成分や保湿成分オリーブエキスが配合されているため、乾燥することなく汚れを落とせます。香りはレモン、ライム、アップルをブレンドしたウォーターシトラスの香りでスポーツの後にも。
<COLAB> ドライシャンプー
<COLAB(コーラボ)>は、イギリスのビューティーブロガーと美のプロが手掛けるイギリス発のドライシャンプーブランド。皮脂吸着パウダーが配合されており、スプレーするだけでベタつきを抑え、ふんわりヘアに。香りの豊富さも人気です。
<OUAI> ドライシャンプー40g
<OUAI(ウェ)>は、有名海外セレブのヘアスタイリストでもあるジェン・アトキンが手掛けるヘアケアブランド。皮脂を抑えつつヘアボリュームを与えてくれるドライシャンプーは、仕事やジムの後にも◎。爽やかな香りが高評価です。
フォーム(泡)タイプ
<コーセー> フレッシュケア ドライ シャンプーフォーム
頭皮のべたつき、ムレを泡がしっかり吸着し、スッキリ清潔にしてくれます。ラベンダーの香りです。シートタイプもあるので、シーンに合わせて使い分けることができます。
<ノーリンス> 水のいらないシャンプー「ノーリンス」(泡タイプ)
NASAから依頼を受けて開発されたという商品。主要成分は天然由来で、刺激が少ないことが特徴。肌の弱いお子様からお年寄りまで安心して使えます。タオルドライ後、髪が絡まりにくくなるのも嬉しいですね。
<ハビナース> お湯のいらない泡シャンプー
泡がよくなじむので、髪全体に洗浄成分がいきわたりやすいのが特徴です。フローラルの香りで気になるニオイも軽減できます。
ジェルタイプ
<Beauty Sustainability> 使いやすいジェルタイプのオーガニックドライシャンプー AN
界面活性剤を使わず、汚れを落とせます。アーユルヴェーダの三大ハーブのひとつ、アムラという抗酸化作用の高い植物を使用しています。汚れや皮脂を揮発させ、オーガニック成分が皮膜をはり頭皮を守ってくれます。50mlのトラベルタイプもあります。
<資生堂> TSUBAKI お部屋でシャンプー 180ml
美容成分も配合され、気になるニオイのケアだけでなく美しい髪へ。皮脂吸着パウダーにより、皮脂が毛穴に触れるのを防ぎ、ふんわりサラサラの感触を保ってくれます。
シートタイプ
<コーセー> フレッシュケア ドライ シャンプーシート
フォームタイプのほかに、シートタイプもあります。ふきとり化粧水がしみこませてあるシートでふき取るだけで清潔になります。シートをブラシにつけて拭くことも可能。持ち運びにも便利。
<スキューズ ミー> ドライシャンプーシート(20枚入)
髪や頭皮のべたつきやニオイのケアに、カバンに入れて持ち歩きやすいシートタイプ。メントール配合ですっきり爽快!静電気防止成分も配合されています。
パウダータイプ
<ラッシュ> ドライミー! No Drought ドライシャンプー
コーンスターチパウダーが余分な皮脂を吸着してくれます。べたつきをおさえてさらさらな髪に。グレープフルーツ果皮油やライム油配合でリフレッシュできる香り。
<バンブル アンド バンブル> ドライシャンプー パウダー 56g/2oz
セレーナ・ゴメスも愛用するパウダータイプのドライシャンプー。頭髪の油分を吸収し、潤いを与えてくれます。
アウトドアでも、日常でも活躍!
水を使わなくても髪が洗えるドライシャンプーが活躍するシーンは沢山あります。アウトドアで汗をかいた後、怪我や入院で入浴が禁止されている時、介護が必要で入浴が困難な時。防災グッズに入れたり、長時間のフライトや移動がある旅行や出張に携帯したり、アフター5でスッキリしたいとき、なんていう使い方も。ぜひ、使いやすいドライシャンプーを見つけて、様々なシーンで試してみてはいかがでしょうか?
ドライシャンプーを実際に使ってレビュー!
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