高い!でも欲しい!防振双眼鏡のスゴさとは?
ライブやスポーツ観戦などでも欠かせないアイテム、双眼鏡。遠くのものでも良く見えるので大変便利です。今回は双眼鏡の中でも、特にライブや観劇など遠くにいるタレントの顔をしっかり見たい!という時におすすめの防振双眼鏡をご紹介します!
双眼鏡ではなく防振双眼鏡選ぶ理由って?
防振双眼鏡は『振動を防止する機能をもつ双眼鏡』のこと。センサーが揺れを察知し、手振れを抑える事で視界が安定し、ストレスなく対象物を見ることができます。
また、双眼鏡は倍率が高くなればなるほど視界がぼやけてきますが、防振双眼鏡は高倍率でも視界がクリア。そのためコンサートやライブ、舞台などでは好きなタレントの姿もバッチリ見る事ができます。
でも、見た目は普通の双眼鏡とあまり変わらないのに、なぜ視界が安定するのでしょうか? 手ブレ補正の仕組みはとても細かく、内部で様々な機能が働いています。
メーカーによって内部の構造は異なりますが、ここではキヤノンの防振双眼鏡を例に、仕組みを詳しく見てみましょう。
防振双眼鏡を買う時に気を付けておきたいこと

さまざまなシーンで起こる手ブレを手ブレ補正機能で抑えることにより、対象物を快適に見る事が出来る防振双眼鏡。こんなに優れているなら今すぐにでも買いに行こう!と思ってしまいますが、4点だけ注意点があります。
①振動を抑える機能はモーターを使用するため、乾電池が必要
②モーターが入っているため通常の双眼鏡よりも重い
③急な動きは手ブレと認識され補正がかかるため、画像を見るのに少し時間がかかる
④双眼鏡に比べてかなり高価
東京ドームやアリーナで使うなら、どのくらいの倍率が必要?
では、各施設ごと3つの倍率に分けて、ステージの詳細を見ることができる位置を紹介していきます。ステージの形は演目に合わせて変わることがあるため、以下で紹介するのは基本の形での見え方です。ご注意ください!
東京ドーム | ~6倍 | アリーナ席(ステージ前) |
8倍 | アリーナ席、A席(一部) | |
10倍以上 | A席~E席の全て | |
横浜アリーナ | ~6倍 | センター席(ステージ前) |
8倍 | アリーナA、アリーナD、センター席(後方) | |
10倍以上 | アリーナB、アリーナC スタンド北、スタンド南、ボックス席 | |
埼玉スーパーアリーナ | ~6倍 | アリーナレベル(ステージ前) |
8倍 | アリーナレベル(ステージ後方) 200レベル | |
10倍以上 | 300レベル~500レベル | |
ナゴヤドーム | ~6倍 | アリーナ席(ステージ前) |
8倍 | アリーナ席(ステージ後方) 1階スタンド(ステージ側) | |
10倍以上 | 1階スタンド、バルコニー席、2階スタンド |
キヤノン (Canon)のおすすめ防振双眼鏡
キヤノン 双眼鏡 14×32 IS《倍率:14倍》
キヤノン 双眼鏡 12×36 IS Ⅲ《倍率:12倍》
より小型・軽量化するため開発された独自のレンズ採用により、コンパクトで軽量ながら12倍の高倍率を実現したモデル。明るい視野で見やすく、操作性が高いので高倍率デビューに最適!
キヤノン 双眼鏡 10×30 IS Ⅱ《倍率:10倍》
小型で軽量なのに高い機能性をもつ双眼鏡。少し暗いところでも観察することができるので野外での利用やライブなどにピッタリ!防振双眼鏡は高価なものが多い中、10万円以下の価格帯で手が届きやすいのも魅力です。
キヤノン 双眼鏡 10×30 IS Ⅱ
重さ:600g
対物レンズ有効経(口径):30mm
電池の種類:単3形アルカリ電池×2本(ニッケル水素電池も使用可能)
連続使用時間:アルカリ電池 約9時間
ビクセン(Vixen)のおすすめ防振双眼鏡
ビクセン ATERA H12×30《倍率:12倍》
とても軽量でコンパクト。片手におさまり女性も持ちやすくて使い勝手の良い双眼鏡です。明るくクリアに見えるのでコンサートやライブなどでもステージ上の対象人物がはっきりと確認できます。
ビクセン ATERA H12×30
重さ:422g
対物レンズ有効経(口径):30mm
電池の種類:単4形アルカリ電池×2本
連続使用時間:12時間(新品アルカリ乾電池使用、20℃)
防振双眼鏡はレンタルできる?

かなり高価な防振双眼鏡…購入するのは躊躇してしまうという人、多いのではないでしょうか。また、防振双眼鏡が実際にどう見えるのか確かめてみたい人もいるでしょう。そこでおすすめなのがレンタルの利用。最近は、防振双眼鏡が気軽に試せるレンタルがあるので、気になる人はぜひ試してみてください!