アイキャッチ画像撮影:筆者
いざ山小屋へ!なに持っていく?

撮影:筆者
山に行くときの必需品は人それぞれ。「持って行ってよかった!」 「これは要らなかった」など、毎回試行錯誤することも多いし、他のハイカーの持ち物って結構気になりますよね。筆者が山小屋泊するときに、必ずもっていくアイテムはこちら。
気づけば一軍入り!私的おすすめアイテム

撮影:筆者
- 防水ウエストポーチ
- 携帯浄水器&折りたたみボトル
- 防臭効果のある手ぬぐい
- リラックスウェア(上下)
- ひも付きの耳栓、アイマスク
行動中から、山小屋で使うものまで、「そういえば、いつもバックパックに入ってる」というものばかり。早速、それぞれの特徴や魅力を紹介していきます。
①雨でも中身が濡れない!ハイテールデザインのファニーパック

撮影:筆者(HIGH TAIL DESIGNS」のファニーパック)
まずは、軽量のウェストポーチ「HIGH TAIL DESIGNS」のファニーパックです。DCF素材&縫い目のシーム処理により、丈夫で防水性も高いのが魅力。コーディネートのアクセントになる、カワイイデザインもお気に入りです。

撮影:筆者
内ポケットが1つ付いているので、小物の整理がしやすく、スマホやお財布、行動食なども十分収納可能。突然の雨に慌ててバッグごとザックにしまう…ということも不要になり、泊まりの山行には欠かせない相棒です。
実際に熊野古道を歩いたとき、大雨の中、レインウェアの上から着用しましたが、中身が濡れることなく、とても重宝しました。

撮影:筆者
他のサブバックと同様に、ザックを置いてその場を離れるとき、手回り品を身につけて歩けるのも安心。
筆者が使用しているのは1Lですが、容量が2Lの少し大き目サイズもあります。筆者は購入して2年くらい経ちましたが、登山や旅行、普段使いにも大活躍!使うほどにしわが増え、なじんでくるところにも愛着を感じます。
HIGH TAIL DESIGNS The Ultralight Fanny Pack
容量 | 1L |
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重さ | 51g |
②携帯浄水器&折りたたみウォーターボトル

撮影:筆者(左:KATADYN カタダインの浄水器 0.6L・旧タイプ、右:CNOC クノックの折りたたみウォーターボトル 1L)
KATADYN(カタダイン)の浄水器とCNOC(クノック)の折りたたみウォーターボトルは、必ずセットで持参します。山小屋では飲み水を提供してくれるところもありますが、雨水の場合は浄水が必須です。
また、水場が少ない山域では、この浄水器があればルート上で水を確保でき、荷物の軽減にもつながります。

撮影:筆者(メッシュのポーチに浄水器と折りたたみボトルを収納)
過去に水の消毒臭が気になったことがあり、そのときは、登山道の湧水を浄水して凌ぎました(ニオイもなくとってもおいしかった!)。もし、あのままニオイが気になる水を飲み続けていたら、元気に歩けなかったかもしれません。
浄水器は非常時にも役立つので、1つ持っていて損はしないと思います。

撮影:筆者(左:KATADYN カタダインの浄水器 0.6L・旧タイプ、右:CNOC クノックの折りたたみウォーターボトル 1L)
クノックのボトルは、使わないときはコンパクトに折りたためます。蓋が紛失しないよう本体と繋がっている点もGOOD!繰り返し使えてエコな点も気に入っています。
KATADYN(カタダイン) 携帯浄水器 ビーフリーAC 0.5L
容量 | 0.5L |
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重さ | 72g |
CNOC クノック ヴェシカ1Lウォーターボトル
容量 | 1L |
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重さ | 60g |
③汗を拭いても臭わない!チャオラスのスポーツ手ぬぐい

撮影:筆者
チャオラスの手ぬぐいに出合ったのは、上高地の徳澤園。お土産屋さんの「みちくさショップ」で購入し、さっそく使ってみたら汗のニオイが気にならず、サラッとした肌触りに感動。あまりに気に入りすぎて、いまでは3枚所有しています。
デイハイクから泊まりの登山、旅行、屋外イベントなど手放せない存在です。

撮影:筆者
山では必ず2枚持参し、1枚は行動中の汗拭き用、もう1枚は枕カバーに使います。山小屋の枕の衛生面が気になる人にもぴったり。首に巻いたり、頭にかぶったりと、アレンジしやすい長さです。

撮影:筆者
デザインのバリエーションが豊富で、端がほつれない仕様も好ポイント。コットンの手ぬぐいで、汗のニオイが気になっている方はぜひ一度お試しください。

別売りのフックコードも愛用中。手ぬぐいを結ぶ手間が省け、バックパックに吊り下げれば、歩きながら乾かすこともできます。これ一つあれば、手ぬぐいやバンダナなど、使い回しができておすすめです。
CHAORAS(チャオラス) スポーツてぬぐい
サイズ | 約 31 × 110cm |
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重さ | 47g |
素材 | 綿50%・バンブーレーヨン50% |
CHAORAS(チャオラス) フックコード
④着心地のいいリラックスウェア

撮影:筆者(上:ULSUSのジップフーディ、下:OMMコアタイツ)
山小屋でもテント泊でも、リラックスして過ごしたいので、OMM コアタイツとULSUSのジップフーディを持参します。温かいけど風抜けがいい、ちょうどいい着心地。とても軽くて、濡れてもすぐに乾くのが特徴です。

撮影:筆者(ULSUSのジップフーディを着用)
山小屋に着いたらまずジップフーディを着て、天気がよければ外でコーヒータイム。標高が高いところでは、この上からレインジャケットを羽織れば、防寒対策もできます。周辺を散策したり、外のベンチでまったりしたり。お気に入りウェアだと、充実した時間を過ごせる気がします。

撮影:筆者
寝るときは、ボトムをOMMのコアタイツにチェンジ。身体を締め付けない、ゆったりした着心地なので身体が休まり、気持ち的にもホッとします。
ちなみに、OMMのコアタイツも、ULSUSのジップフーディも、少しだけカサがあるので、圧縮袋に入れて持参するか、バックパックの隙間にギュギュっと詰め込むのがコツです。
⑤安眠対策に!紐付きの耳栓・アイマスク

撮影:筆者
耳栓とアイマスクも欠かせないアイテム。山小屋は、早朝に出発する人や、夜中に星を見に行く人など、意外と出入りが多いもの。また、相部屋で他人のいびきや物音で寝不足になると、身体が回復できず、翌日の行動に支障が出てしまいます。

撮影:筆者
耳栓は就寝中、迷子になりやすいので、紐付きがイチオシ。イヤフォンのように首にかけて使っています。アイマスクは、締め付けすぎないゆるめをチョイス。光と音を完全に遮断することは難しいのですが、少しでも安眠につながるよう工夫しています。
3M E-A-Rsoft 耳栓ひも付き
ADVANCE 安眠 アイマスク (耳掛け仕様)
快適に過ごせるグッズをもって山小屋泊を満喫しよう

撮影:筆者
今回ご紹介したのは、これまでの経験を踏まえて選んだ私的、山小屋泊に欠かせないアイテム。荷造りするとき、気付けばいつも手に取っていて、実際とても役立っています。
泊まりの登山は長時間歩くので、ちょっとしたことが積み重なるとストレスになるもの。下山までなるべく快適に過ごしたい方や、山小屋にこれから行く方はぜひ参考にしてください!