富士山へ向かう途中に立ち寄りたい。大月駅に新スポット「富士山門店」が誕生
富士山へ向かう登山者にとって、大月駅は単なる乗り換え駅というイメージが強いかもしれません。
そんな大月駅に2026年6月30日、富士山の歴史や文化に触れられる新スポット「笹一酒造 大月駅 富士山門店」がオープンします。
富士山の御神酒を醸す老舗酒蔵・笹一酒造とJR東日本による初の共同事業で、駅の待合室を活用した新たな取り組みです。

大月は、江戸時代から続く巡礼道「富士みち」の起点として知られる場所。富士みちは、江戸の人々が富士山を目指して歩いた歴史ある参詣道で、大月から富士山頂へと続いていました。
今回の富士山門店は、そんな歴史を持つ大月駅の待合室を改装し、富士山の信仰や文化、富士山麓の酒造りに触れられる空間として誕生。登山口へ向かう途中に立ち寄れば、富士山の背景にある歴史や文化をより身近に感じられそうです。
富士山の水が育んだ日本酒や酒粕スイーツを楽しめる

富士山門店では、笹一酒造の代表銘柄である「八咫笹一」をはじめ、酒粕を使ったスイーツやオリジナル商品が並びます。
提供メニュー
- 日本酒「八咫笹一」
- ノンアルコールの酒粕ソフトクリーム「Fujisan Twist」
- ノンアルコールの酒粕シェイク「Fujisan Shake」
物販
- 笹一 甘酒グラノーラ
- 笹一 酒粕キャンディ

なかでも注目は、酒粕を使いながらノンアルコールで楽しめるスイーツ類。登山前でも気軽に味わえるため、家族連れやお酒が苦手な人でも立ち寄りやすいのが魅力です。
富士御坂山系の地層で長い年月をかけてろ過された湧水「富士御坂清流水®」を使った酒造りを行う笹一酒造ならではの味わいを楽しめます。
富士山と深い縁を持つ創業360年以上の酒蔵


笹一酒造は1661年創業の老舗酒蔵です。
富士山の北口登山道の要衝として知られる「北口本宮冨士浅間神社」へ御神酒を奉納しており、長年にわたって富士信仰と深く関わってきました。
その歴史は単なる酒造りにとどまらず、地域文化や神事とも密接につながっています。今回の店舗は、そうした笹一酒造の背景をより身近に感じられる場としても注目です。
富士山登山の前後に立ち寄る楽しみが増えそう

富士山登山では、どうしても山頂や登山ルートに意識が向きがちです。
しかし今回の富士山門店は、富士山そのものだけでなく、その周辺に根付く歴史や文化にも目を向けるきっかけを与えてくれます。
特に電車利用の登山者にとっては、移動途中で立ち寄れるアクセスの良さも魅力。富士山へ向かう前に気分を高める場所として、あるいは下山後のご褒美スポットとして、新たな立ち寄り先になりそうです。
笹一酒造 大月駅 富士山門店
- 開業日:2026年6月30日(火)
- 営業時間:8:00~13:00、14:30~19:30
- 定休日:年中無休
- 所在地:山梨県大月市大月1-1-1 JR大月駅改札内
