小屋泊は余裕。夏山ならテント泊も行けちゃう収納力

今回は夏の小屋泊山行で使用。保温着や調理器具といった基本の山道具に、着替えなど1泊分の荷物を加えても余裕のある収納力です。
そこで「テント泊もいけるのでは?」と感じ、テントやシュラフなどの1泊分のテント泊装備も詰めてみたところ……見事に収まりました。パッキングを工夫すれば夏山テント泊もOK。
トップ部分をロールアップすれば35Lまで拡張できるので、シーンに合わせて柔軟に使い分けられる応用の効くモデルだなと感じました。
新感覚の背負い心地!急登やガレ場でも安定感バツグン

背負う前は正直「うわ、重たい」って思ってました。しかし、ウェストベルトを締めて正しく背負った瞬間「あれ? 重くない……?」と驚き。
そして歩き始めてすぐ「これはすごい」と実感。

普段の登山では「歩くたびに体がブレる→バックパックも揺れる→肩にずしん……」という重さの連鎖があるのですが、デュカン スパインはその揺れを見事に分散。
体の動きにしっかり追従してくれるため、バックパックに振られる感じが皆無。肩にずっしりくることもなく、疲労感が全然違います。
また、バックパックが揺れることによる体のブレもなく、安定した歩行が可能に。
この安定感。荷物が重ければ重いほど、歩けば歩くほどに、Active Spine 3.0テクノロジーの真価を感じました!
メッシュポケット、想像以上に“使える”

新搭載のメッシュポケット、見た目はすっきりしてるのに実はかなりの収納力でした。
脱いだシェルをたたまずそのまま突っ込み、行動食やモバイルバッテリーもポイポイ入れてOK。雑に放り込んでも中で迷子にならない
のが嬉しいところ。
ストレスゼロでとにかく使いやすく、ズボラでもガンガン使えるこの感じは一度味わうと手放せません。

荷物整理がラクになる、工夫されたアクセス性

新たに追加されたU字ファスナーにも感動。荷室の底に入れたギアもスムーズにアクセスでき、バックパック全体をゴソゴソ探る必要なし。これは本当に便利でした。
ただし、重いものを背中側に寄せてパッキングするなどバランスを意識するのは必須。ある程度パッキングに慣れている人ほど、このU字ファスナーの便利さを実感できるはずです。
収納や細部のつくりも抜かりなし

伸縮性のあるサイドメッシュポケットはドローコード付きでボトルが落ちにくく安心です。折り畳み傘など、細身のものを収納するのにも便利そうだなと感じました。

ウェストベルトの左側に配置されたスマホポケットも非常に便利。縦長形状なのでスマホを入れてもベルトのフィット感に干渉しないユニークなつくり。
また、スマホポケットを使用しないときはポケット本体に収納できるので、見た目もスッキリする優れもの。
なお、右側には伸縮性のあるメッシュポケットがあり、すぐに取り出したい切符などを一時的に入れておくのに最適です。

レインカバーも標準搭載な上、底部に収納できる便利さ。しかも、視認性の良い明るいカラーなので安心感もあります。まさに至れり尽くせりのバックパックです!
「デュカン スパイン28-35」と山をどこまでも歩こう!

マムートの高い技術がギュッと詰まった「デュカン スパイン28-35」は、実用性も快適性もさらに一歩先へ進化していました。
初めて使う人はもちろん、旧モデルユーザーも満足できる仕上がり。この快適さ、ぜひ一度体感してみてください。
「デュカン スパイン」シリーズのラインナップ
マムート デュカン スパイン 28-35(ユニセックス)
容量 | 28〜35L |
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重量 | 1,670g |
カラー | silver sage-black、black、marsh-black、sapphire-black |
マムート デュカン スパイン 28-35(ウィメンズ)
容量 | 28〜35L |
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重量 | 1,580g |
カラー | strata-black、black、alpine calamint-blacksilver |
マムート デュカン スパイン 50-60(ユニセックス)
容量 | 50〜60L |
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重量 | ー |
カラー | black |
マムート デュカン スパイン 50-60(ウィメンズ)
容量 | 50〜60L |
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重量 | ー |
カラー | strata-black |
マムート デュカン スパイン 70-80(ユニセックス)
容量 | 70〜80L |
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重量 | ー |
カラー | marsh-black |
マムート デュカン スパイン 70-80(ウィメンズ)
容量 | 70〜80L |
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重量 | ー |
カラー | strata-black |