使い勝手も、かなり深く考えられています

音声操作が特長のヘッドランプですが、物理的なボタン、ダイヤル操作も用意されています。しかも、秀逸です!
本体上部には3つのボタンがあり、右はワイド、スポット、コンビ光の選択。中央はブルーとグリーンを選択でき、長押しでロックのオン&オフが可能です。左はアークとレッドの選択です。
余談ですが、ロックをし忘れて、山での使用時に電池が空になっていた……という失敗を私はしてしまったので、持ち運び時は誤点灯を防ぐために忘れずにロックをしてください!
明るさの調節は、背面側のダイヤルで行います。上画像の本体背面中央の黒く丸いパーツがそれです。
多くのヘッドランプに採用されるボタンの長押しでの調節と比べると、格段に素早く、正確に必要な明るさを選べます。手を使えない状況であれば音声操作がよいですが、もし手を使えるならダイヤル操作の方が、ストレスなく調節が可能です。
このボタンとダイヤルは大きめで操作性もよく、それだけで、よく考えてつくられていることがわかります。
山で点灯させてみて驚いた、ムラのない光

COAST/RL35Rを室内で点灯させていた時から、この光はかなりキレイなものだなぁと感じていました。でも実際に夜の山で点灯させてみると、それは想像以上でした。近年では、ドイツのライティングメーカーのレッドレンザーのライトの光の美しさが際立っていますが、COAST/RL35Rも、同等の美しさを装備していました。
上画像が、その光を撮影したものです。ムラがなく、均一な光で前方を照らし出してくれています。この明るさと見やすさがあれば、ナイトハイクの安全性は高まり、夜の怖さも薄らぐでしょう。
ヘッドランプが持つ機能として、一番重要な光が美しく、まるで昼間の太陽光のように周囲を照らしてくれるというのは、音声操作ができる以上に、使いたいと思わせるものです。
実用性を追求した、全部盛りモデル

COAST/RL35Rの使用可能温度域は公表されていません。ですが、上画像のようにバッテリーパックをベルトから簡単に分離可能。アウターのポケットやバックパックのトップリッド等に収納して寒さから守ることができるので、かなり低温まで使用できるでしょう。
またそのバッテリーパックには、残量を示すインジケーター、居場所を示すバックライトを装備。モバイルバッテリーとしてスマホ等に給電可能なタイプCのポートも用意されています。

こんな機能が、こんな光が、ヘッドランプにあったら便利なのに!というもの、ずべてを装備しているCOAST/RL35R。音声操作ももちろん便利なのですが、使っているうちに音声操作以外に装備された機能の豊富さ、操作性の高さに驚きました。既存のヘッドランプが玩具に思えるほど、高次元の完成度です。
その分、ヘッドランプとしてはかなり高価ではあります。でも、ヘッドランプのオススメを聞かれたら、これからしばらくは、この全部盛りのCOAST/RL35Rになりそうです。
それでは皆さん、よい山を~~~!
