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これで背中サウナ解消? 28℃で凍る注目アイテム「U-COOL」を夏山で正直レビュー!(2ページ目)

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35℃の猛暑日にフィールドレビュー!その性能は?

Ucool使用中イメージ

撮影:筆者

アイテムの特徴がわかってきたところで、いざフィールドでレビュー!1時間ほど冷蔵庫で冷やした上で、35℃を超える猛暑日のなか、低山を1時間ほど歩いてその性能をチェックしてみました

30分ほどはまさに快適!

撮影:筆者

最初の30分ほどは「まさに快適!」の一言。気温35℃超えの蒸し暑さの中でも、背中がひんやりしていることで息苦しさも軽減され、汗の量も明らかに抑えてくれていました。外気温が高いことはひしひしと感じていたものの、背中が冷えているだけでこんなにも快適さがわかるのかと驚きました。

冷え方も、保冷剤を背中に当てているような急激な冷え方ではなく、じんわりと冷やしてくれるイメージ。「冷たすぎてツライ」と感じることもない、程よい冷感だったのも印象的でした。

30分を過ぎると徐々にジェル状に

Ucool温度イメージ

撮影:筆者

一方で、30分を過ぎたあたりから凍結状態が徐々にジェル状へと変化。まだ体温よりは冷たいため冷却効果は感じられるものの、時間の経過とともに少しずつ温度が上がり、体温に近づいていきました。

表面に手で触れるとひんやり感は残っているものの、背中全体を冷やしてくれていたあのスッキリ感はだいぶ弱まっていきます。

1時間後は完全にジェルパッド状態に

Ucoolジェル状イメージ

撮影:筆者

1時間が経過すると、完全に溶けてジェルパッド状に。触れたときの温度もほぼ体温と変わらず、冷却効果は感じられなくなります。夏山での実用的な冷却時間は、おおよそ1時間が限界と見てよさそうです

Ucool使用後イメージ

撮影:筆者

そして気になっていた「通気性」についても、やはり厳しめの結果に。背中がビニール素材に覆われることで、普段以上に汗をかいてしまいました。快適に使えるのは冷感が持続する時間内に限られるため、使用目安としては1時間程度がひとつの基準になりそうです。

ちょっとした裏技:水場があれば“冷やし直し”もアリ!

Ucool冷却イメージ

撮影:筆者

途中に水場があれば、その場で冷やし直すという使い方も可能です。冷たい水に5分ほど浸けておくだけで、ひんやり感が復活。体温より明らかに低くなり、再び背中を冷やしてくれます。

本体がビニール素材でできているため、ためらいなく水に浸せるのも嬉しいポイント。特に山の冷たい沢や川があれば、短時間でもしっかり冷却できそうです。

結論:1時間以内の夏の低山ならアリ!でも長時間登山には不向き

Ucoolイメージ

使ってみた率直な感想としては、「短時間の登山」なら十分にあり。とくに1時間以内の低山ハイクやハイキング程度であれば、登り始めの暑さをかなり和らげてくれます。

一方で、1時間を超えるような山行になると冷感が持続せず、むしろ背中のムレが気になってしまうかも。また、遠方での登山に使うには、クーラーボックスなどで直前まで冷やしておく必要があるため、あまり現実的ではないかもしれません。

やはり街でこそ実力を発揮!通勤や通学に使ってみて

撮影:筆者

山での使い方には条件がありそうですが、日常使いなら大活躍!21Lの普段使い用のザックに取り付け、1時間程度の移動で使用してみましたが、しっかり背中を冷やして暑さを軽減してくれました

また、冷房の効いた室内では自然と冷却が進むため、帰る頃にはひんやりした状態で使えるのも◎。通勤・通学中の背中の汗に悩んでる人にはぴったりかもしれません。

背中の汗問題に悩む方は試す価値あり!

Ucool使用イメージ

撮影:筆者

登り始めや1時間以内の短時間ハイキング、ちょっとしたお出かけにはぴったりのひんやりアイテム。すべてのシーンで使えるわけではありませんが、暑さに悩む背中には一度試してみる価値アリです!夏山の背中サウナを解消したいなら「U-COOL クールアイスパッド」を活用してみては?

ユニーク U-COOL アイスパッド

素材 外部:TPU、内容物:PCM
サイズ 通常サイズ:W24×H27cm(厚み:約6mm)
BIGサイズ:W30×H40cm(厚み:約6mm)
重量 通常サイズ:約190g
BIGサイズ:約350g

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