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軽さと自由を背負う!OGAWAND「OWN」が届ける、山旅を快適にするバックパックの最適解

昨今人気のウルトラライトなバックパック。軽量化のためフレームやパッドが省かれ、特に大容量モデルでは背負い心地が課題になることも。

そんななか、日本のガレージメーカーOGAWAND(オガワンド)が手掛ける「OWN(オウン)」は、大型ながら快適な背負い心地を実現。実際の使用レビューを交え、その魅力を紹介します。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

やっと見つけた!ウルトラライトなのに背負い心地抜群のバックパック

ウルトラライトのバックパックで登山

撮影:筆者友人 バックパックの容量が足りず外付けしている

テント泊縦走できる大きい容量で、かつ背負い心地の良い大型のウルトラライトなバックパックはないものか……と、探し求めて見つけたのが、日本のガレージメーカー・OGAWAND(オガワンド) の「OWN(オウン)」。シンプルな見た目からは想像できない、効果的な機能を備えているんです。

軽量で快適、自由を極めた「OWN」のここがすごい

OGAWANDのバックパック「OWN」

撮影:筆者

「OWN」はOGAWANDのフラッグシップモデル。
本体重量650gと超軽量で、パックサイズの増減(最小25L〜最大50L)が可能。日帰り登山からテント泊縦走まで対応する機能的なバックパックです。

オリジナルのショルダーハーネスが、ベストな背負い心地を実現

OGAWAND独自のショルダーハーネス接合

撮影:筆者

ショルダーハーネスは独自の接合方法により、肩のつけ根部分でハーネスの長さと角度を調整できます。性別や体格に関係なく、最適なフィット感を実現。さらに、肩・胸のストラップを調整することで、重心を背中の中心に保ち、ウエストベルトなしでも快適に背負うことができます。

ハーネスはXS〜XLの5サイズ展開で、交換も可能。別サイズのハーネスを用意すれば、1つのバックパックを体格の違う人と共有することもできるんです。

内部のサポートパッドは取り外しでき、スリーピングマットとしても活用できます。

これ1つで日帰りもテント泊も!パックサイズの増減が可能

OGAWAND OWNのサイズ増減

撮影:筆者 左:25L程度 右:50L程度

オリジナルの“Adjustable Daisy Chain(ADC)システム”により、自由な位置にフックをつけ外しでき、パックサイズの増減が可能です。最小25L~最大50Lと、日帰り登山から山小屋・テント泊といった宿泊を伴う登山まで、幅広く対応できます。

オールシーズン使える、安心感のある生地を使用

OGAWAND OWNの生地

撮影:筆者

メインの生地は強度や軽さなどのバランスが良い「210デニール HDPE Xグリッド」、または「X-Pac」。筆者は柔らかくしなやかな「210デニール HDPE Xグリッド」にしました。どちらも軽量ながら、引き裂きや摩耗に強く、山歩きにぴったり。季節を問わず、様々なシーンでタフに使うことができます。

バックパックを形作るフレームがないため、小さく折り畳むことも可能。収納にスペースを取られず、旅行やキャンプなどでの運搬時にも活躍してくれます。

多彩なオプションで自分好みにカスタマイズ可能

OGAWAND OWNのカスタマイズ

撮影:筆者 左:ハイウエストベルト 右:フロントメッシュポケット

オプションもいろいろあるので、自由にカスタマイズできます。ADCループを利用してピッケルやトレッキングポールを固定するためのギアループや、スリーピングマットを括りつけるためのベルトなどを付けられます。

筆者は「背面重心」を生かすための「ハイウエストベルト」、取り外し可能な「フロントメッシュポケット」を付けました。

OGAWAND OWNを独自にカスタマイズ

撮影:筆者

さらに、背面にジッパーを取り付けてもらい、バックパックを開けずに中の荷物を取り出せるようにカスタマイズ。自分仕様にできるのも、1つひとつ手作りするガレージメーカーならではの魅力です。

夏の北アルプスでテント泊登山!実際の使い心地は……?

OGAWAND OWNで北アルプステント泊登山

撮影:筆者友人

新しいバックパックを手に入れると山へ登りたくなるもの。向かったのは北アルプス・白馬岳。久しぶりのテント泊登山、荷物の多さに少々驚きながらもウキウキしながら用意しました。

ガンガン荷物を入れられるシンプル構造が◎

OGAWAND OWNにパッキング

撮影:筆者

シンプルな1気室なので、荷物がたくさん入ります。「このポケットにはこれ」と考えることなく、どんどん詰められるのでストレスフリー。ですが、出番の多いものを開口部近くに入れないと取り出しにくくなるので、筆者は行動食や防寒具などを上部に入れました。自分のスタイルに合わせて詰めていくのが、使いやすくするコツです。

重心が高めで背負い心地よし!

OGAWAND OWNは重心上め

撮影:筆者友人

荷物を精査したものの、やはりテント泊装備はなかなかの重量。軽量でフレームのないOWNを、ドキドキしながら背負ってみたところ……重心が腰より上になり、背中の中心で支えているのが感じられました

それは、OGAWAND独自のショルダーハーネス接合方法のおかげで自分に合うように調整でき、しっかりフィットさせることができたから。オプションで付けたハイウエストベルトが広い面積で荷重を受け止めてくれたので、さらに背負いやすく、歩きやすく感じました。

洗練されたデザインで気分UP

OGAWAND OWNのデザイン性

撮影:筆者

機能的なのもさることながら、ほかにはない独自のデザインで背負っているとモチベーションがアップ。派手さのないシンプルさが良く、どこかレトロで山になじみます。男女問わず使えるのも嬉しいポイントです。

日帰り登山でも抜群の使い心地

OGAWAND OWNはコンプレッション可能

撮影:筆者

テント泊以外でも、パックサイズを調整して日帰り登山にも使用しました。両サイドにあるコードでコンプレッションでき、サイズを縮小しても中に入れた荷物の揺れが少なく快適。もともと軽いので、荷物の少ない日帰り登山はさらに軽快に歩くことができました。

OGAWAND「OWN」に、どんな登山もお任せ!

OGAWAND OWNで快適登山

撮影:筆者

軽さと快適な背負い心地を叶えた「OWN」なら、日帰り登山からテント泊縦走まで幅広く活躍すること間違いなし。日帰り用、縦走用といくつもバックパックを揃えることなく、1つでカバーできるのでコストパフォーマンスも抜群です。OGAWANDの「OWN」をバックパック選びの選択肢にぜひ加えてみてください!

自然でのアクティビティを楽しむためのギアを作る<OGAWAND>

OGAWANDブランドイメージ

撮影:筆者

「自然の中でのアクティビティをもっと楽しみたい」。そんな人達のためのアウトドアギアを制作するガレージメーカー。
様々な経験からヒントを得た物作りで、「こんなものが欲しかった!」と初心者からコアな登山者まで、幅広い人たちに支持されています。

ほかにもある、OGAWANDのおすすめバックパック

OGAWANDには「OWN」以外にも、2モデルのバックパックがあります。

【Acperience(アクペリエンス)】

OGAWANDの小型バックパックAcperience(アクペリエンス)

提供:OGAWAND / 編集:筆者

15L~30Lまでの容量調整が可能な小型のバックパック。「ワンデイトリップ」をコンセプトに、デイリーユースから日帰りハイク、無雪期の山小屋泊までに適しています。

【Goraon(ゴラオン)】

OGAWANDの大型バックパックGoraon(ゴラオン)

提供:OGAWAND / 編集:筆者

40~65Lのサイズ可変域がある軽量大型バックパック。長期縦走や雪山テント泊など荷物が多い山行にぴったりです。