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「凍る・曇る・息苦しい」を解決!ファイントラック“最強バラクラバ”に惚れ込む理由とは(2ページ目)

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手放せない理由は「絶対的な安心感」です

さまざまな雪山の写真

これまで数々の雪山で、このバラクラバレイヤリングを使ってきました。その魅力を一言で表すなら「安心感」に尽きるでしょう。

一瞬の油断が重大な事故につながりかねない環境でも、顔をしっかりと保護してくれる保温性、そして蒸れやレンズの曇りを最小限に抑える快適性。これらは行動中の安全を大きく支えてくれる、何よりも心強いポイントだと感じています。

印象的だった山行を例に、その特徴を深掘りしていきましょう。

極寒の暴風にも負けない保温性

雪の御嶽山

本製品の恩恵を強烈に実感したのが、2023年2月に行った御嶽山でのこと。この日は天気が良かったものの風が冷たく、稜線上では体が吹き飛ばされそうになるほどの暴風でした。

もはや立っていることも難しく、山頂の手前で撤退しましたが、そんな状況でも、顔はしっかりと保護され、冷たさを感じることなく行動に集中できました。

暴風の御嶽山を登る人

他のバラクラバとの大きな違いは、やはり二層構造であること。どれだけ厚手のバラクラバでも、一枚ではどうしても隙間ができてしまいますが、本製品は一層目が肌にしっかり密着してくれるので、隙間からの風の侵入を最大限に防いでくれると感じました。

またレイヤリングの分、保温性が向上しているのも特徴。この時は、少しの油断が凍傷などにつながる可能性も十分考えられましたが、そういった場面でも安心して使えることが、何よりのリピートポイントだと感じます。

これで無理なら撤退した方がいいかも?

雪の富士山

唯一、冷たさを感じたのが厳冬期の富士山でのこと。体が吹き飛ぶほどの風が常に吹き付け、バラクラバの上にシェルのフードをしていても、顔面に氷が当たるような冷たさがありました。

「これは無理」というのは明らかで、8号目手前で撤退しましたが、間違いない判断だったかと思います。あくまでも持論ではありますが、バラクラバレイヤリングをしていても冷たさを感じる場合は、危ない環境に置かれているという判断基準で考えています。

ライター橋爪

やはり山では風の影響が大きいですね。

風で顔が痛くなると、それだけで行動の大きな支障になります。しっかりした保温性は安全登山に欠かせません!

ブレスルーターが快適な空間を確保

ファイントラックのバラクラバの呼吸口

そして気に入っているポイントが、呼吸がとてもしやすいこと。

ここで活躍するのが、やはりブレスルーターです。登攀などの激しい動きや強い向かい風が吹き付ける場面でも、この空間によって快適な呼吸ができました。

さすがにわずかな息苦しさはありますが、従来のバラクラバと比べるとその呼吸のしやすさは段違いでしょう。

アイウェアへの呼気の流入を防ぐ!

バラクラバとゴーグルを着けた登山者

またゴーグルやサングラスといったアイウェアの曇りにくさも大きな利点です。メリノスピンバラクラバに備わっている上部フレームが鼻筋からの呼気の漏れをガード。吐いた息はダクトを通って下へと流れていくため、レンズに呼気が流れ込むことをしっかり防いでくれました。

ライター橋爪

さまざまなバラクラバを使いましたが、ここまで曇りを防いでくれるバラクラバは初めてでした。

とはいえ、絶対に曇らないわけではないので、ゴーグルやサングラスに防曇処理をするなどの対策は大切です!

汗や蒸れの不快感なし! 状況による使い分けを

バラクラバを着けて雪山を登る人

汗処理機能も文句なし。汗は適切に処理され、蒸れや汗冷えといった不快感は全くといっていいほどありません。ドライレイヤー+ベースレイヤーのレイヤリングがしっかり機能していることを感じました。

ネックゲイターのように使ったり、口まわりだけプルダウンしたりなど、状況に応じた使い分けができるのもいいですね。

凍りにくい+湿っても保温力のある2つの高機能素材

ファイントラックのレイヤリングできるバラクラバを凍らせた

また鼻や口のまわりが濡れたり凍ったりする不快感もありませんでした。これもドライレイヤーの機能やブレスルーターによる呼気の排出が大きく作用しているかと思われます。

実験として、バラクラバの耐凍性を測るため、霧吹きで湿らせ冷凍庫で半日寝かせてみました。

▼実験結果

ドライレイヤーウォームバラクラバ

パキパキに凍っているかと思いきやビックリ! 通常時とほとんど変わらないしなやかさを保っていました。撥水生地により繊維内まで水分が浸透しないため生地が凍りにくいのだと思われます。

メリノスピンバラクラバ

やや固さはあるものの、冷凍庫から取り出してからすぐに柔らかさが復活。手で触ってみると、湿っているものの、ウールの特性である保温性が保持されていることが感じ取れました。

稜線や危険箇所の通過前にはしっかり整えておこう

ファイントラックのレイヤリングできるバラクラバを着ける登山者

このバラクラバレイヤリングの苦手な部分をあげるとすれば、厚手グローブを装着した状態では細かな調整が難しいところでしょう。

例えばメリノスピンバラクラバだけを顎下までプルダウンをしたり、プルダウン状態からドライレイヤーウォームバラクラバだけを上げたりする場合、厚手グローブでは、一層目と二層目がゴチャゴチャになってしまうことも何度かありました。

もちろん薄手のグローブだと容易ですが、稜線では手の凍傷リスクを減らすためにも厚手グローブは外さないのが原則。稜線へ出る前や危険箇所の通過前には、バラクラバを含めた装備全体を整えておくことも大切ですね。

頭部の温かさがプラス!ビーニーの一体モデルもあり

ファイントラックのバラクラバビーニー

ベースレイヤーには、メリノスピンバラクラバとビーニーが一体になった「バラクラバビーニー」も展開されています。

ビーニーは表にウール100%、肌面にポリエステル75% ・ウール25%を配合した縫い目のないホールガーメント縫製を採用。ウールの快適性とポリエステルの吸汗速乾性を併せ持ち、厚みをもたせることで保温性を高めています。

ファイントラックのバラクラバビーニーを被る人

口まわりはメリノスピンバラクラバと同様のブレスルーターシステムを搭載。スムーズな呼吸を可能にしながら、濡れと凍り付きを軽減します。

ビーニーはやわらかい肌触りで、メリノウールらしいあたたかさが特徴。厚手すぎず薄手すぎず、ちょうどよい厚みで、頭部の蒸れもしっかり逃げていきそうです。

ライター橋爪

頭部の温かさは間違いなし。メリノスピンバラクラバと比べても、確かな保温性の違いが感じ取れました。

ビーニーが一体なので、ヘッドギアを一つ減らせるのも大きなメリットですね。

使って間違いなしの心強い相棒です

ファイントラックのレイヤリングできるバラクラバを並べる

バラクラバは雪山装備の中では地味なアイテムではありますが、その役割は非常に重要です。だからこそ、どんな場面でも安心して使えるバラクラバは、安全&快適な雪山登山に欠かせないアイテムです。

従来にあった「アイウェアが曇りやすい」「吐いた息が湿ったり凍る」「呼吸がしにくい」といった課題を解消してくれるファイントラックのバラクラバ。これまでバラクラバに悩まされてきた方にぜひとも体験してもらいたい一品です。

バラクラバが変わると、雪山の楽しみ方がまたひとつ変わりますよ。

本記事で紹介したアイテムはこちら

ファイントラック ドライレイヤーウォームバラクラバ(ユニセックス)

重量 22g
素材 ポリエステル90%、ポリウレタン7%、複合繊維(ポリエステル)3%
サイズ S/M、L/XL

ファイントラック メリノスピンバラクラバ(ユニセックス)

重量 45g
素材 ポリエステル65%、ウール35%
サイズ S/M、L/XL

ファイントラック バラクラバビーニー(ユニセックス)

重量 72g
素材 頭部:表/ウール100%、裏/ポリエステル75% ・ウール25%
本体:ポリエステル65%・ウール35%
サイズ S/M、L/XL

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