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「ジオテラ アウトドライ」フィールドレポート!本格トレッキングシューズの実力が期待以上

「ジオテラ アウトドライ」フィールドレポート!本格トレッキングシューズの実力が期待以上

ハイクシーンからタウンユースまで幅広いラインナップを揃える人気アウトドアブランド<コロンビア>から2024年に登場した、高山のテント泊縦走に対応する本格トレッキングシューズ“ジオテラ アウトドライ”。

「あのコロンビアから、本格トレッキングシューズ?」 あまり期待せずにテストしたら、当初の印象がガラリと変わるまさかの結果に……。フィールドレビューも交えながら、最初の一足にもおすすめできる、期待の新作を紹介します

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目次

アイキャッチ・記事内画像撮影:筆者

あの<コロンビア>から本格トレッキングシューズが……!

コロンビア ジオテラアウトドライ

アメリカ発の人気アウトドアブランド<コロンビア>から、高山のテント泊縦走に対応する本格トレッキングシューズが2024年にリリースされました。

その名は「ジオテラ アウトドライ」。

コロンビアは、どちらかというとライトなハイキングやトレッキングシーン向けの製品を多く手掛けるブランドというイメージがあり、本格トレッキングシューズは若干毛色の異なる商品に映ります。

一体どんな性能を秘めているのでしょう……。

まずは見た目のディテールからチェック!

コロンビア ジオテラアウトドライの外観

商品をフィールドで試す前に、外見で分かる特徴を見ていきましょう。ザッと眺めただけでも搭載する機能がいくつも見つかり、キャッチフレーズで“本格”と打ち出す品質に偽りはなさそうです。

防水透湿素材「アウトドライ」が雨水をシャットアウト

コロンビア ジオテラアウトドライの防水性

商品名にもある「アウトドライ」とは、コロンビアが誇る防水透湿素材のこと。優れた防水性と透湿性もさることながら、他の防水透湿素材と異なり、表地とメンブレン(防水透湿膜)が貼り合わさっている構造が特徴で、ふたつの素材のあいだに隙間がないため、濡れても生地自体が保水しにくく、靴全体が重くなりにくい点が評価されています。

メッシュとレザーで通気性&強度を備える

コロンビア ジオテラアウトドライ アッパーの素材

通気性を第一に考え、靴の上部にはポリエステルメッシュを採用。不快な蒸れをスムーズに排出する仕組みで設計されています。一方、ダメージを受けやすい外周には、ヌバックレザーを使い強度をアップ。異素材を組み合わせることで登山靴に求められる“快適さ”と“強さ”をバランスよく備えています

ラバートゥキャップがシューズを保護

コロンビア ジオテラアウトドライのラバートゥキャップ

つま先は広範囲がラバーで覆われていて、押してみると硬さがあり、一段と強度を高めて作られていました。つま先を衝撃から守りつつ、シューズ自体も傷つきにくいので、耐久性は申し分ないといえそうです。

甲を包み込む「ナビックフィット」でフィット感◎

コロンビア ジオテラアウトドライのナビックフィット

そして、なかでも目を引く作りが、両サイドにある三角形のパネル。これは「ナビックフィット」と呼ばれる独自機能で、シューレースを締め上げるとこの三角形のパネルが連動して、かかと、土踏まず、甲の順に足を包み込み、高いフィット感を得られる仕組みです。

ヒールキャップがかかとのブレを抑制

コロンビア ジオテラアウトドライのヒールキャップ

つま先側と同様に、かかともアッパーと異なる素材で覆われていて、こちらもしっかりした硬さがありました。この作りは、先ほどのナビックフィットと連動することでかかとをホールドする役目があり、着地時に生じるかかとのブレを抑制。疲労を軽減する効果も備えています。

アウトソールは安心のヴィブラム社製

コロンビア ジオテラアウトドライのアウトソール

グリップ性を司るアウトソールには、ヴィブラム社製の「エックスエストレック」というコンパウンドを採用。耐久性に優れていて、とくに濡れたトレイルで高いトラクション性(牽引性)を発揮します。

通気性の高いインソールで足裏をサポート

コロンビア ジオテラアウトドライのインソール

インソールに使われている「オーソライト(Ortholite)」は、通気性の高さが特徴です。耐久性と適度な硬さも備わっており、行動中に足裏に加わるダメージを軽減すると共に、高い安定感で屋外での歩行をサポートします。

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