「ヤマテン」10周年!サイトの大幅リニューアル
昨年、創立10周年を迎えた山の天気予報「ヤマテン」は、国内で唯一の山岳気象に特化した民間気象会社です。これまでも「山の気象遭難をゼロ」にすべく、山岳気象予報に取り組んできました。
そんなヤマテンが2022年1月27日より、山頂予報をいままでの18山域「59山」から、全国の「330山」へと大幅に拡充。また、使い勝手や見やすさにもこだわり、大幅にリニューアルすることで、ユーザー目線を重視したサイトへと生まれ変わりました。
新たな「ヤマテン」の改善ポイントについて
今までの約5倍!全国の330山が予報対象へ
先ほどお伝えしたように、ユーザーからの「予報対象の山を増やして欲しい」という要望に応え「日本三百名山」を含む全国330山が予報対象に。
リニューアル以前は、山岳気象に詳しい気象予報士によって、イチから予報を作り上げ、毎日検証を行うことで高精度を維持。しかし、ヤマテン独自の高精度アルゴリズムの開発により、予報精度を低下させることなく、大幅に山岳数を増やすことを実現しています。
また、主要な60山については、気象予報士のコメントを見ることができる手作り予報です。さらに、高尾山、生駒山、六甲山などの低山の予報については無料で使うこともできます。
リニューアルで見やすさも改善
PCサイトでの見やすさはもちろんですが、スマートフォンサイトにおいても、アプリを思わせる使い心地の良さを実現。サイトをホーム画面に追加することで、ヤマテンのオリジナルアイコンがホーム画面に表示されます。
新たに開発された「登山モード」では、登山中に欲しい情報のみを抜粋して表示できるので、通信環境が不安定な山中でも素早くアクセスすることが可能になりました。
初回の無料特典について
ヤマテン初回登録の際に限り、1週間の限定で山の天気予報の全機能を自由に使用することができます。
継続するほど特典が満載に
ヤマテンへの会員継続年数による「会員ランク」を導入。加入済みのユーザーはもちろん、これから入るユーザーにも嬉しい特典がついてきます。
山の天気予報の変遷と今後の展開について
創立10年間の歩み
◆ 2008年:全国15山域で「山の天気予報」を開始
◆ 2013年6月:スマートフォンでの利用を想定したページへ改良
・尾瀬、奥秩父、大峰、台高の3つの地域がさらに加わり、全国18山域の59山の山頂予報を配信
・各山域の雨雲レーダーや、地上気圧予想、降水予想図、風予想図、高度予想図も閲覧可能に
・山頂や山麓のライブカメラを順次閲覧可能へ
◆ 2016年10月:毎週木曜日に「今週末のおすすめ山域」を発表
◆ 2018年1月:冬季の週末限定で、比良山系の予報を開始
今後の展開
今回は、8年ぶりの大幅リニューアルを実現。今後は、予報手法の改良や精度向上に努めるとともに、3日先、5日先の予報配信や、登山ガイドなどプロ向けの予報モード開発を考案中とのこと。