どれを選べばいいの? <モンベル>のアイゼン
凍り付いた雪山歩きに欠かせないアイゼン。遭難のリスクが高い雪山では、登山する山の状況に応じてアイゼンを選ぶことが大切です。
モンベルなら、低山ハイキングからテクニカルな高山に対応するアイゼンまで、様々なラインナップが揃っているので安心。とはいえ、たくさんの種類の中から「いったいどれを選んだらいいの?」と悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
モンベルのアイゼンは、大きく2シリーズ!
モンベルで販売しているアイゼンには、<モンベル>と<モンベル・カジタックス>の2つのブランドがあります。
冬の本格登山に対応する10・12本爪のアイゼンを展開。森林限界を越える、または、傾斜が急な凍結路向き。
※森林限界
気温や降雪量、日光照度により高い樹木が育成しなくなるライン。それ以上は一般的に雪が硬くなり滑りやすくなります。およそ、日本アルプス近辺で2500m、東北で1600m、北海道大雪山系で1000m、利尻島で500mぐらい。
爪の本数はどう選ぶ?
積雪の状況や雪の硬さ、滑りやすさは、標高と地域、傾斜状況により異なります。例えば、東京の標高1,000mと北海道の標高1,000mではあきらかに状況が違いますよね。
つまり、どんな状況の山に登るのかに合わせて、適した爪の本数や形状を選ぶことになります。選び方の目安については、以下の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてくだい。
▼アイゼンの選び方の基本はこちら
では、<モンベル>のスノースパイクと、<モンベル・カジタックス>のアイゼンがどんな山に適しているのか、各モデルを詳しく見ていきましょう!
森林限界以下で傾斜が緩やかな山向き|モンベル「スノースパイク」
モンベルの「スノースパイク」は、いわゆる簡易アイゼンという分類で、森林限界を越えない中低山、夏の雪渓歩きに最適。アッパーが柔らかい軽登山靴でも装着可能です。全品、専用スタッフバッグ付き。