バランスの良さはピカイチ!進化し続けるレインウェア「ストームクルーザー」の秘密とは…?
登山中の雨や風などの天候の変化から体を守るのが、”レインウェア”。数多くの登山ブランドのレインウェアの中で、”ストームクルーザージャケット”はモンベルの代表的なレインウェアです。”ストームクルーザー”は1982年に誕生し、2019年に9世代目へとマイナーチェンジしています。その機能性が向上した”ストームクルーザージャケット”を、ご紹介します!
2022/10/07 更新
編集者
YAMA HACK編集部
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制作者
ライター
ane46
今は年間通して岩場へ繰り出すリードクライマー。
2013年両股関節の手術から、2014年にスポーツ復帰。同年に登山を始めて8年経ち、2015年よりフリークライミングも始めました。冬はアイス、夏は沢登り、山菜や木の実摘みなど、季節感あふれる山行も楽しんでいます。子供も自立した今、自分らしい暮らしをする日々を送っています。
好きな山域:北アルプス、南八ヶ岳、地元の低山なども。
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ストームクルーザーとは?

数多くあるモンベルのレインウェアの中でも、ストームクルーザーは「ゴアテックス®ファブリクス」を採用した代表的なレインウェアの1つ。同じゴアテックス®ファブリクスを使用したレインウェアと比較しても、透湿性・耐水性・強度・重量のバランスが良く、最初のレインウェアにもおすすめのモデルです。
進化し続けるストームクルーザー

1982年に誕生したストームクルーザー。当初の雨具に使われる繊維の太さは”70デニール”が当然とされる中、2世代目のストームクルーザーから30デニールを採用。大幅な軽量化を実現したと同時に、ユーザーに優しい価格と高い信頼性で愛用者が増加しました。
2015年にはフルモデルチェンジ!

提供:
モンベル(8世代目のストームクルーザージャケット)
そしてそれだけにとどまらず、さらなる機能向上のため8世代目となる2015年に、”20デニールのGORE®C-ニット™バッカーテクノロジー”という素材を採用し、フルモデルチェンジ!よりしなやかな着心地になったほか、縫製糸から接着処理に変えることで、さらなる軽量化につながりました。
【K-MONO(ケイモノ)CUT™】で、より機能性アップした9世代目

現在のストームクルーザーは9世代目。2019年にモンベル独自パターンの”K-MONO CUT™”という技術を取り入れて、9世代目へとマイナーチェンジしています。日本の伝統文化である”着物”がきっかけで、出来る限り縫製箇所を減らしたK-MONO CUT™。
具体的にどんな部分が向上しているのでしょうか?