ジャングルモックの累計販売数は1700万足!
日本ではオートキャンプブームが一段落し、百名山ブームが加熱していた1998年。この年に『ジャングルモック』は誕生しました。
アメリカにおいて、すでに新進気鋭のハイキングシューズブランドとして認知されていた『メレル』。今や同ブランドの顔とも言えるこのシューズは、それまでのハイキングシューズに共通していた”野暮ったさ”をあざ笑うかのように、軽快で自由さを感じさせるデザインを引っ提げて登場しました。
当時にすれば、21世紀に向けて「新しいアウトドアのスタイルが登場してきたな!」とそれからの未来に期待が膨らむプロダクトだったと言えるでしょう。
マルチスポーツシューズ『ジャングルランナー』のラバーソールにピッグスキンのナチュラルな風合いのアッパーを採用。しかも着脱がラクなスリッポンタイプ。ビジネスシーンでのジャケット&パンツというキレイな着こなしにも似合う程、ドレッシー。都市郊外の裏山で「ちょっと山を歩いてみるか!」と、気負わないでハイキングもできてしまう高機能。
街とフィールドの境なく、気の向くままに地球を遊び場として楽しめるシューズ、それが『ジャングルモック』。発売以来の累計販売数は1700万足。20年間、世界中のアウトドア好きに認められ続けた、アウトドアなライフスタイルの象徴でした。
ついにビブラムソールを採用した『ジャングルモック2.0』が登場!
その『ジャングルモック』が20年目の2019年に『ジャングルモック2.0』として進化しました。エポックな点は、ヴィブラム社のアウトソールを採用したこと。ジャングルモックシリーズとしては初採用だそうです。それにより旧モデルまでのタコの吸盤のようなソールから、クモの巣のような網目状のソールに変更。ブレやズレが一層抑制され、吸い付く感じから、濡れた路面でもしっかり張り付くようにグリップします。しかも網目状なのでこれまで以上に軽やかです。
クッション性もアップしています
ミッドソールにはエアークッションを装備。タウン用とは思えない、優れた衝撃吸収性とフィット感で、これまで以上に街とフィールドをシームレスに行き来できるシューズになっています。
スタイリッシュさもアップデート
パッとみた感じの印象はこれまでと変わりませんが、ヒールカップのホールド感も増し、シルエットは細身に。これまでよりも履き心地、スタイリッシュさが大幅にアップデートされています。価格は13,800円で、カラーはメンズ3色、レディース2色展開です。
流行りのニットを纏った『ジャングルモックXX AC+』
アウトドアらしさをプラス

その『AC+』も今年、進化しています。なんと履き口にニット素材を採用しました。上の写真がその進化モデル『ジャングルモックXX AC+』です。
ランニングシューズにおいて、アッパーにニット素材の採用が流行っていますが、その波が遂にアウトドアシューズにも到来です。機能的にはフィット感と軽さを実現。元々ジャングルモックはスリッポンタイプで脱ぎ履きがしやすいシューズでしたが、履き口がニット素材になることで、さらに着脱自在になった印象。そして見た目にも、アウトドアらしさがプラスされました!
ヴィブラムソールをこちらも採用
新しい『ジャングルモック2.0』同様に、アウトソールにヴィブラムソールを採用しています。ミッドソールのクッション素材部分の色使いがサシ色になって、スポーティーさを印象づけてます。またクッションはカカトだけでなく足裏全体に施されているので、1日中履いていても足取りは軽快でしょう。
『ジャングルモックXX AC+』はメンズのみの展開。女性も好きそうなデザインなので、レディースがないのはちょっと残念です。カラーは写真のダスティーオリーブと赤みがかったボルダーの2色。価格は16,800円です。
どちらも2019年2月中旬より発売開始。春に気分一新、履き心地のよいシューズを探している方は、メレルのショップやアウトドアショップで是非チェックしてみてください!