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ダウンハガー

<モンベル>おすすめの寝袋はコレ! 定番人気のシュラフを比較

モンベルシュラフのおすすめモデルを大特集! 人気シリーズの『ダウンハガー650』『バロウバッグ』をはじめ、#2や#3などの「対応温度域」を比較できるように分かりやすくまとめました。それぞれのおすすめシーンとともに、シュラフカバー&シーツ、たたみ方や洗濯方法も紹介します。注目の『ドライシームレスダウンハガー900』、『シームレスダウンハガー80』シリーズもご紹介。

目次

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

種類が豊富! <モンベル>シュラフの選び方

モンベル寝袋シュラフ

国内アウトドア総合メーカー「モンベル」。モンベルからは多くの種類のシュラフ(スリーピングバッグ)が発売されており、どう選べばいいか迷ってしまいます。そこで、主な選ぶ基準をまとめてみました。

【1】対応シーズンで選ぶ

モンベルのシュラフには番号がついていて、主に番号の小さいものが冬使用、番号が大きくなるほど夏向けとなります。

温度番号
作成:YAMA HACK編集部

 

選び方の目安

[極寒地・高所冬山]#EXP
[冬山]#0・#1

[3シーズン登山・キャンプ]#2・#3
[夏山・夏キャンプ]#5・#7

【2】中綿の種類で選ぶ

中綿の種類によって重量や収納時の大きさ、値段などが変わってきます。
かさ高を表すフィルパワー(FP)の数値が高いほど空気を多く含むので、保温性があり良質。一般的には600~700フィルパワーのダウンは「良質」、700フィルパワー以上で「高品質」とされています。

モンベルダウン中綿の種類

作成:YAMA HACK編集部

 

選び方の目安

[エクセロフト]重くて大きいが安価

[900FPダウン]軽くて小さいが高価

【3】ストレッチシステムで選ぶ

スーパーストレッチ

モンベル独自のスーパースパイラルストレッチシステム。生地の繊維方向を斜めにし、ステッチ部分に糸ゴムを採用することにより、抜群のストレッチ感を実現したシュラフとなっています。
就寝中の無意識な体の動きにしっかり追従してくれ、伸縮率135%という抜群の伸縮性で、快眠をサポートしてくれます。

スーパースパイラルストレッチ システム採用シリーズ

ドライ シームレス ダウンハガー900(内側に搭載)

シームレス ダウンハガー800(内側に搭載)
シームレス ダウンハガー800 Women’s(内側に搭載)
シームレス ダウンハガー800 ハーフレングス(内側に搭載)
ダウンハガー650
バロウバッグ

【4】寝袋の形状で選ぶ

シュラフ形状

モンベルの寝袋の形状は、大きく「マミー型」と「封筒型」に分かれます。

▼マミー型

体にフィットするので圧迫感がある反面、保温性が高く、軽量コンパクト。

▼封筒型

布団に近い形状で寝袋内部に余裕がある反面、保温性が低く、かさ張る。
選び方の目安

[マミー型]自力で持ち運ぶ必要性があるトレッキングに最適な形状

[封筒型]平地や高原程度で、車やバイクなどで移動するキャンプ向きの形状

【5】ジップの位置で選ぶ

バロウバッグ

提供:mont-bell

一般的にシュラフを開け閉めするジッパーは右側が多いのですが、シームレス ダウンハガー800(#EXP~7)、バロウバッグ(#0~5 ※ロングを除く)は、それぞれ右側ジッパー(Rジッパー)、左ジッパー(Lジッパー)のモデルをラインアップ。それぞれ開けやすい方向を選ぶことができます。
また、R・Lジッパーで接続できますので、家族で連結して使うことも可能。

選び方の目安

[Rジッパー]右利き

[Lジッパー]左利き

モンベルの登山向けシュラフ4シリーズを比較!

モンベルが販売しているシュラフの中で、主に登山向けとされる4シリーズを比較します。

①ドライ シームレス ダウンハガー900シリーズ

ドライ シームレス ダウンハガー

提供:mont-bell

ダウンを中わたに使う場合、ダウンが偏らないように隔壁を作るのが一般的。しかりシームレスダウンハガーシリーズは、隔壁を作らない「スパイダーバッフルシステム」で、その隔壁を失くした構造であることが特徴。

スパイダーバッフルシステム

さらに縫い目がないメリットを活かして、防水透湿素材を使用した防水仕様水に濡れやすい環境でも、シュラフカバーが必要ありません。

おすすめシーン

・雪山や沢登りなど、水に濡れやすい環境での使用

・シュラフカバーを省略して軽量化を目指す場合

②シームレス ダウンハガー800シリーズ

シームレス ダウンハガー800シリーズ

提供:mont-bell

ドライ シームレス ダウンハガー900シリーズと同じく、隔壁を作らない「スパイダーバッフルシステム」を採用したシームレスモデル。防水性はありませんが、軽量コンパクト性を重視したモデルです。

このシリーズには女性専用モデル(#1~5)もラインナップ。女性の体形に合わせて設計されており、余分なスペースを省くことで保温効率を高めています。

おすすめシーン

・軽量コンパクト性重視の山岳登山キャンプ

・荷物が多くなりがちな長期縦走登山など

③ダウンハガー650シリーズ

ダウンハガー650シリーズ

提供:mont-bell

ダウンハガー3タイプのうち唯一、シームレスではないのがダウンハガー650シリーズ。シームレスシリーズに比べ、軽量コンパクト性や快適性は劣りますが、価格は抑えめで、最初の山岳用シュラフとしておすすめのモデルです。

おすすめシーン

・国内の山岳全般のテント泊に

・初めての山岳用シュラフとして最適

④バロウバッグシリーズ

バロウバッグシリーズ

ダウンの最大の欠点は、水に弱いことやメンテナンスに気を使う必要があることですが、バロウバッグは、表地に耐久性が高い繊維、中綿に「エクセルロフト」という化繊の綿を使用しているので、濡れや汗蒸れによる保温性能の低下を抑えてくれます。
山岳キャンプはもちろん、タープのみテントなしの野営や、車中泊などにも最適。軽量性にこだわった「アルパインバロウバック」も展開しています。

おすすめシーン

・山岳をはじめとして、野営や車中泊に

・メンテナンスを気にせず気軽に使いたい人に

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