収納
トレッキングポールを収納するシステムは、大きく分けると4タイプです。
①スクリュータイプ
昔からある回しながら長さを調節するタイプ。一番オーソドックスなタイプなので、種類も豊富です。
②レバータイプ
レバーで固定するので、長さ調節は簡単。急峻な登りに変わったときはレバーに手を置いて登るのもいいかもしれません。
③折り畳み式
長さ調節ができるものとできないものがあります。トレイルランニングに適したものが多く、通常のトレッキングポールより強度が低い場合もあるので注意が必要。でもこの軽さはとっても魅力的。
④ピンロックタイプ
これ単体ではなく、ラチェットとスクリューやレバーとの組み合わせが多く、スピーディな長さ調整を実現したトレッキングポール。
メンテナンス
山から戻ってきたら、トレッキングポールをバラして汚れをふき取り十分に乾燥させましょう。そのままにしていると、ジョイント部分が錆びてしまいます。ジョイントパーツの劣化防止のため、各シャフトが抜け落ちない程度に軽く締めて保管しましょう。
まとめ
登山スタイルによりおすすめのトレッキングポールは変わってきます。初めてトレッキングポールを使うハイカーさんたちにはI字型のグリップ、アルミ素材のものがおすすめです。スクリュータイプかレバータイプはお好みで。また雪山もチャレンジしたい方は、積雪に対応させるスノーバスケットの取り付けが可能かどうかもチェックしましょう。
歩く以外の使い方も
近頃はトレッキングだけではなく、山を走るトレイルランニング、軽い荷物で登るウルトラライトハイキングなど様々なカルチャーが生まれ、トレッキングポールもツェルト(簡易テント)やタープのポールとして使用したりと、その重要性も変わってきています。またSNSの普及により本格的にカメラをフィールドに持っていくハイカーも増え、カメラの一脚としても使えるタイプもあり、一石で何鳥にもなるトレッキングポールの可能性はますます広がりを見せています。