一体どれがいいの?ブラックダイヤモンドのトレッキングポール徹底比較

2019/10/01 更新

登山専門店でトレッキングポール売り場の一角を占める、ブラックダイヤモンド。たくさんありすぎて、一体どれを選ぶのがベストなのでしょうか。そこで、本記事では選ぶポイントを挙げながら、全モデルを比較してみました。じっくり比較すれば、きっと、あなたにピッタリなモデルが見つかるはず。ショップで迷う前にここで決めちゃいましょう!


アイキャッチ画像出典:楽天市場/山渓オンラインショップ

ブラックダイヤモンドのトレッキングポール それぞれどう違う?

アウトドア用品ショップのトレッキングポールコーナーで、一角を占めるほど種類が多いブラックダイヤモンド。でも、それぞれのトレッキングポールはどう違うのでしょうか?
そこで、それぞれの製品の違いを比較してみました。それぞれの性能の違いや、それぞれのポールに向いているアクティビティを知っておけば、ショップで迷う事はありませんよ!

【比較ポイント①】重量の違い

出典:PIXTA
できるだけ軽量化を目指す登山では、重量は大きなポイント。機能や素材で変わるので、欲しい機能との兼ね合いが重要です。

【比較ポイント②】長さの違い

出典:PIXTA
身長に応じて、最適なポールの長さを選ぶことが大切。収納時に自分のバックパックに収納可能か、また、長さをどれくらい変えられるかということも確認しましょう。モデルによっては、グリップ部分のサイズが小さなウィメンズモデルもあります。

※トレッキングポールの最適な長さ
一般的に、トレッキングポールの最適な長さ=身長×0.63 と言われています。最適な長さの前後5cm以内のものをおすすめします。
例:
■身長175cmの場合、175×0.63=110cm(最適な長さ)
■身長160cmの場合、160×0.63=100cm (最適な長さ)

【比較ポイント③】収納方法の違い

トレッキングポールには、折畳み式伸縮式、ふたつを合わせた折畳み&伸縮コンボ方式があります。それぞれのメリットデメリットは以下の通りです。

 

【折畳み式】

折畳み式は、伸縮をロックする機構が省かれているので軽量コンパクト、また、ロックする必要も無いので操作性がよくなっています。ファストトレッキングや山岳レースなど素早く取り出す必要があるシーンに向いています。
【伸縮式】
伸縮式は、伸縮をロックする機構が必要なので、折り畳み式に比べると重くなります。長さの調整幅が大きく、スピードを重視しない一般的なトレッキングにはおすすめです。
【折畳み&伸縮コンボ方式】
折畳み&伸縮コンボ方式は、少しだけ長さを変えられる折畳み式。登りでは縮めて下りでは伸ばしたいが、できるだけ荷物を軽くしたい、アップダウンが大きい縦走登山などに向いています。

それぞれのメリット、デメリットを表にまとめてみました。
軽量性操作性コンパクト性可変性
折畳み式(Z)×
伸縮式×××
折畳み &伸縮コンボ方式(FLZ)
ちなみにブラックダイヤモンドの場合、商品名末尾の「Z」は折畳み式を表し、「FLZ」は折畳み &伸縮コンボ方式、無いものは伸縮式です。

【比較ポイント④】素材の違い

シャフトの素材として、カーボンアルミがあります。それぞれのメリットデメリットは以下の通りです。
強靭性軽量性コスト
カーボン××
アルミ×
軽量化を求める人にはカーボン強度とコスパを求める人にはアルミが良い、といったところでしょうか。

トレッキングポール一挙紹介&徹底比較!



出典:PIXTA
たくさんあるブラックダイヤモンドのトレッキングポール。結局どれがいいのか、全部比較してみました!

最高スペック|ディスタンスカーボンFLZ(ユニセックス)

軽量性も操作性もサイズ可変性も高レベルでカバー。最高スペックが欲しいならこれ。カーボン素材でフリックロック2による長さ調整もできます。
※フリックロック…カムレバーを開閉するだけの簡単な操作で長さ調整のできる機構。ブラックダイヤモンドの特許です。

ITEM
ディスタンスカーボンFLZ
重量:95~110cm=350g 105~125cm=360g 120~140cm=370g
サイズ:可変 95~110(34)cm 105~125(37)cm 120~140(40)cm ( )内収納時
収納方法:折り畳み式&伸縮式
素材:カーボン

軽量性追求|ディスタンスカーボンZ(ユニセックス)

軽くコンパクトなトレッキングポールが欲しい方におすすめなのがディスタンスカーボンZ。軽量ポールではデメリットとなってしまう剛性を、アルミリングで補強しています。

ITEM
ディスタンスカーボンZ
重量:100cm=265g 110cm=275g 120cm=285g 130cm=295g
サイズ:固定 100(33)cm 110(37)cm 120(40)cm 130(43)cm ( )内収納時
収納方法:折り畳み式
素材:カーボン

ディスタンスに強度を求めるなら|ディスタンスFLZ(ユニセックス・ウィメンズ)

人気シリーズ「ディスタンス」のアルミ素材モデル。ディスタンスの機能や操作性そのままで、より強度が欲しい方におすすめ。

ITEM
ディスタンスFLZ
重量:95~110cm=415g 105~125cm=445g 120-140cm=475g
サイズ:可変 95~110(34)cm 105~125(37)cm 120~140(40)cm ( )内は収納時
収納方法:折り畳み方式&伸縮方式
素材:アルミ


ITEM
ウイメンズ ディスタンス FLZ
重量 :95~110cm=415g 105~125cm=445g 
サイズ:可変 95~110(36)cm 105~125(40)cm ( )内は収納時
収納方法:折り畳み方式&伸縮方式
素材:アルミ

積雪期対応|ディスタンスプラスFLZ(ユニセックス)

積雪期の登山に使用するならディスタンスプラスFLZ。従来のディスタンスに大型スノーバスケットを装着可能にしています。

ITEM
ディスタンス プラス FLZ
重量:105-125cm=514g 120-140cm=540g(ティッププロテクター除く)
サイズ:可変 105-125(37)cm 120-140(40)cm ( )内は収納時
収納方法:折り畳み方式&伸縮方式
素材:アルミ

シンプルな折畳み式|ディスタンスZ(ユニセックス)

とにかくシンプルな折畳み式ポールが欲しいならこれ。軽量でリーズナブルな1本です。

ITEM
ディスタンスZ
重量:100cm=325g 110cm=345g 120cm=365g 130cm=380g
サイズ:固定 100(33)cm 110(36)cm 120(40)cm 130(43)cm ( )内は収納時
収納方法:折り畳み方式
素材:アルミ

長時間使用でも負担にならない|アルパインFLZ(ユニセックス)

長期縦走など長時間使用が予想されるならこのポール。手に優しいナチュラルコルクグリップ、手首への負担が少ない薄いパッド入りのストラップなど長期縦走での使用でも負担になりません。

ITEM
アルパインFLZ
重量 :95~110cm=552g(1ペア) 105~125cm=534g(1ペア) 120~140cm=546g(1ペア) 
サイズ:可変 95~110(36)cm 105~125(40)cm 120~140(42)cm ()内は収納時
収納方法:折り畳み方式&伸縮方式
素材:アルミ

唯一のアンチショックタイプ|トレイルプロショック(ユニセックス・ウィメンズ)

ガレ場や岩稜帯歩きや、舗装路が多い低山歩きが多い方におすすめのポール。アンチショック機構の「コントロールショックテクノロジー」が搭載されているので、岩を突いた時の衝撃が最小限になります。

※アンチショック機構…ポール内部にクッションを入れることにより、ポールが地面を突いた時の衝撃を吸収し、腕への衝撃を和らげる効果があります。岩場や舗装路を歩く場合は効果を発揮します。

ITEM
トレイル プロ ショック
重量 :590g(1ペア)
サイズ:可変 105~140cm(収納時68cm)
収納方法:伸縮方式
素材:アルミ


ITEM
ウィメンズ トレイルプロショック
重量 :565g(1ペア)
サイズ:可変 95~125cm(収納時62cm)
収納方法:伸縮方式
素材:アルミ

スタンダードな伸縮式ポール|トレイルプロ(ユニセックス・ウィメンズ)

スタンダードな伸縮式ポールが欲しいならコレ。トレイルと違うところは、組立と収納がワンアクションでできる「スマッシュロック」を搭載しているところ。折畳みと組み立てが簡単です。

ITEM
トレイル プロ
重量:530g(1ペア)
サイズ:可変 105~140cm(収納時65cm)
収納方法:伸縮方式
素材:アルミ


ITEM
ウィメンズ トレイルプロ
重量 :506g(1ペア)
サイズ:可変 95~125cm(収納時60cm)
収納方法:伸縮方式
素材:アルミ


コスト重視|トレイル(ユニセックス・ウィメンズ)

とにかくコスト重視、リーズナブルなポールを探しているならトレイル。先進的な機能や、操作性を高める機構などはありませんが、トレッキングポールとしては十分な品質です。

ITEM
トレイル
重量:490g(1ペア)
サイズ:可変 64~140cm(収納時64cm)
収納方法:伸縮方式
素材:アルミ


ITEM
ウィメンズ トレイル
重量:480g(1ペア)
サイズ:可変 62~125cm(収納時62cm)
収納方法:伸縮方式
素材:アルミ

選び方をチャートでチェック!

「スペックや機能はよくわかったけど、結局、どれを選んだらいいの?」という方のために、選び方のチャートを作りました。ここで、あなたにピッタリのモデルをチェック!


作成:黒田猫太郎(クリックすると拡大画像が表示されます)

登山、トレラン、スノーハイク…用途で使い分けるトレッキングポール

出典:PIXTA
様々な登山スタイルがある中、すべてを網羅することはできませんが、ブラックダイヤモンドのトレッキングポールはかなりの範囲をカバーしています。自分にぴったりの一本を見つけて、アクティビティを思い切り楽しみましょう。

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黒田猫太郎
黒田猫太郎

IT関連の超インドア人間が、パートナーの影響で山人間に。今では、パートナーよりも山にはまってしまいました。山歴20年なのに、一向に上級者になる気配が無い、猫好き酒好きのヘタレ山ヤです。パートナー&猫2匹と同居中。よろしくお願いします。

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