出典表記のない画像はすべて筆者撮影
サクッと購入を決めてしまった魅惑の一本

前々から軽いトレッキングポールが欲しいと思っていました。重いトレッキングポールはいくら使い心地がいいといっても日帰り登山では大げさだし、限りなく装備を軽くしたいバリエーションルートに向かう場合は負担でしかありません。
〝重さを気にせず持ち運べて、使うときにしっかり機能を発揮してくれる〟
そんなトレッキングポールを探していたとき、出合ったのが<モンベル>の「カーボンフォールディングポール」です。同様の超軽量トレッキングポールはほかにも候補がありました。でも、自分でもビックリするほどあっさりと購入を決定。
普段なら散々時間をかけて悩むのに、短時間で買うことを決めたポイントはなんだったのか……。まずは、カーボンフォールディングポールの魅力を探っていきましょう。
三拍子ならぬ“四拍子”揃うバランスの良さにグッときた
モンベルのカーボンフォールディングポールは、素材にカーボンを用いることで軽さを追求した2026年の新作トレッキングポールです。4つのサイズから長さを選ぶことができ、それぞれ価格と重さが異なります。
モンベル「カーボンフォールディングポール」のスペック
- ▼使用サイズ/価格/重量
- 100/¥9,900/115g(125g)
- 105/¥10,000/117g(127g)
- 113/¥10,100/120g(130g)
- 120/¥10,200/123g(133g)
※( )内はポイントプロテクターを含む総重量
魅力その1|存在を感じさせない圧倒的な軽さ

スペックを見るとわかるとおり、重量はいずれも100g台に収まっており、トレッキングポールのなかでは超軽量の部類に入ります。
( )内の平均重量は約128g。この数値、調べてみるとみんなが大好きな「柿の種」の小袋4つ分に匹敵する重さでした。
どんなに軽量化をシビアに考えているユーザーでも、柿の種の小袋4つ分くらいなら過度に重さを気にせず装備に加えられるのではないでしょうか?
事実、その重さはバックパックに入れて背負ってみると存在を忘れてしまうほど。驚異的な軽さに心惹かれるユーザーは少なくないと思います。
魅力その2|軽いのにしっかり強い

従来の軽量なトレッキングポールには強度に不安を覚えるものがいくつかあり、それが障壁となってこれまで購入を控えてきました。
その“軽量トレッキングポール=弱い”という固定観念を覆してくれたのがカーボンフォールディングポールです。
業界向けの展示会で実物に初めて触れたとき、試しに突いてみると各シャフトの接合部分がビクともしませんでした。シャフト全体がたわむ様子もなく、一本の柱のようにしっかり荷重を支えてくれる頼もしさが強く印象として残っています。
担当者の説明では、実用的な高強度を生み出すことができた背景には、各シャフトの接合部分に一工夫あるのだとか。カーボンフォールディングポールに秘められている強さについては、百聞は一見に如かずという言葉があるとおり、近くにあるモンベルショップなどで実際に試してみることをおすすめします。
魅力その3|クルッと束ねてスマートに収納

本体を折りたたんで収納するとき、シャフトがバラバラになるのを防ぐマジックテープが漏れなく取り付けられています。そのため、収納袋は付属しませんがコンパクトにまとめてバックパックの中にしまうことも可能です。
収納用のマジックテープはこの手のトレッキングポールでは標準的な機能といえます。しかし、中にはシャフトを束ねるパーツがないものもあり、比べると使い心地は雲泥の差。一縷の不満も感じさせない細部まで気の利く作りは、さすがモンベルのアイテムといえるでしょう。
魅力その4|なんと言っても安いです

さまざまな要因から日常生活の出費がかさみ続ける昨今。「高品質の山道具をなるべく安く手に入れたい」と考えている人は少なくないでしょう。
そんな要望に応えるような良心的な価格設定も、カーボンフォールディングポールの目を引くポイントのひとつです。
世間の感覚からすれば1万円前後の価格もすごく安いとは言えません。しかし、類似品と比較したとき、そして、この軽さで、この強さで、使い勝手もよさそうとなれば、かなりお得に感じる人は少なくないはず。
そこで気になるのが、カーボンフォールディングポールはコスパの高さを感じられる納得のクオリティーを実際に備えているのかどうかです。安いけど使い心地が悪かったら元も子もないですからね。さっそく真価のほどをフィールドで確かめてきました。
