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MERRELL(メレル)新作トレイルランニングシューズ「AGILITY PEAK 6(アジリティー ピーク 6)」

厚底なのにブレない。この安定感は秀逸。メレル「アジリティー ピーク 6」は自然に足が前へ出る1足だった

2026年2月、メレルのトレイルランニングシューズの核となるモデル、『アジリティー ピーク』の第六世代が発売されました。ソールの厚さに反した軽さ、疲労を確実に抑えてくれるクッション性、安定した足運びをもたらすミッドソール、滑らないアウトソールと、欲しい機能を装備したシューズです。

それは、長距離長時間移動という極限で活きる機能として開発されています。

しかし、軽量装備を背負って山を歩いてみれば、ローカットのトレッキングシューズとは異なる安心感、先へ進みたくなる軽やかさを感じられました。ハイカーのポテンシャルを自然に引き出しているようにも思えました。

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目次

アイキャッチ画像:ポンチョ

厚底なのに不安定じゃない?メレル新作の実力をチェック

メレル アジリティーピーク6
撮影:ポンチョ

日本人の多くが愛用しているアウトドアシューズブランド「MERRELL(メレル)」。カメレオンやモアブシリーズのハイキングシューズを履いている人、履いたことのある人も多いでしょう。

そのメレルのトレイルランニングシューズの中核を成しているモデルが、「AGILITY PEAK(アジリティー ピーク)」シリーズです。

今春、第六世代となる「アジリティー ピーク 6」が発売されました。

そのスペックは以下の通り(メンズモデル)。

価格
¥22,000
サイズ
25.0~30.0cm
重量
280g(27cm片足)
スタックハイト(インソール有)
ヒール38mm / フォアフット 30mm[ドロップ 8mm]
ラグの深さ
5mm

スペックからわかるのは、厚底シューズであること。280gと軽量です。とはいえ昨今のトレイルランニングシューズとしてはオーソドックスな厚さ・軽さといえます。

ちなみに、メレルの定番ハイキングシューズの「モアブ 3 シンセティック ゴアテックス」の重量は430g。強度を求めるハイキングシューズは、やはりちょっと重いんですね。

また「モアブ 3 シンセティック ゴアテックス」の前足部厚が20mm。「アジリティー ピーク 6」は30mm。10mmも厚く=高くなっているので、不安定かというと、そうではないんです。

歩き出した第一印象はスムーズ!あとから気づく、この軽さ

メレル アジリティーピーク6
撮影:ポンチョ

アジリティー ピーク 6はアウトソールが大きめ。特にヒールは張り出しが大きく、設置面積を広くすることで安定感を高めています

強制じゃない。“自然に進む”ロッカーの正体

メレル アジリティーピーク6
撮影:ポンチョ

踏み出した足を着地させると、厚底シューズらしいソフトな感覚が足裏にあります。けれど、グラつきはなく、スムーズに体重移動ができ、そのまま次の一歩へつながります。その一連の動きが軽いんです。

階段や登り斜面でも、スッ、スッと足が出ます。でもアウトソールのカーブ=ロッカーによって強制的に前へ出させられる軽さではなく、身体の動きや足運びを自然に後押ししてくれる感覚です。

体感として明らかな軽さが最初からあるというよりも、しばらく歩いていると「あれ、足が軽い!?」と、後から気づく違いです。

メレル アジリティーピーク6
撮影:ポンチョ

スピードを出して走るなら、強制的なロッカー構造の方がよいかもしれません。でも長い距離を一定のペースで歩いたり、早歩きするなら、この自然なロッカーの方が快適に感じられます。

アジリティーピーク6は、100マイルレースも想定したシューズなので、長時間の使用のなかで軽く、疲れを感じにくい機能を重視しているのでしょう。

タイトか、極上フィットか。履いて分かれる“足入れ感”

メレル アジリティーピーク6
撮影:ポンチョ

私の足のサイズは27cmで、トレイルランニングシューズだと通常27.5cmを選びます。ただ、アジリティー ピーク 6を試着してみると、ややタイトに感じられました

それはアッパーのつま先からサイドにまわり込む樹脂製のガードの影響かもしれません。このシューズに限らず、サイドに大きく樹脂製ガードが施されたシューズは、アッパーの伸びが抑制されます。それによりタイトな履き心地になるんです。

メレル アジリティーピーク6 アッパー素材
撮影:ポンチョ

アッパーは、“Leno Weave(レノ・ウィーブ) ”と呼ばれる構造を採用。2本の経糸(たていと)をよじり、そこに緯糸(よこいと)を通す織り方だそうで、通気性と強度に長けているといいます。

触れてみるとハリ感が強く、足を入れたときの伸びも控えめ。その分、走ったり歩いたりした時にアッパーのヨレが少なく、ブレにくさを感じられます

こうした構造によりブレにくく安定感は高まりますが、人によっては窮屈に感じることも。このフィット感は好みが分かれるため、実際に試着して確かめるのがおすすめです。

“甲の包まれ感”を作るガセットタンと、フィット感を支える平紐シューレースがキモ

メレル アジリティーピーク6
撮影:ポンチョ

ベロは砂や小枝の侵入を防ぐガセットタン仕様。アッパーとタンが連結しているため、薄手ながら、甲部をしっかりと包み込むフィット感のよさをもたらしています。

撮影:ポンチョ

この薄いタンは、最近のトレイルランニングシューズの流行りでもあります。それに合わせて採用されているのが、平紐タイプのシューレース。圧力が分散されることで、締めた際に甲へ食い込みにくいのが特徴です。

平紐タイプは、締め込みにくいという理由で、一時期はクラシックなトレッキングブーツにしか採用されなくなっていました。しかしそのホールド力が見直され、多くのシューズで改めて採用されはじめています。

サイズ選びで変わる評価。タイトは“快適”に化ける

メレル アジリティーピーク6
撮影:ポンチョ

タイトとも高フィットとも思えるアジリティー ピーク 6。今回は通常よりもハーフサイズ大きめの28cmを選んだところ、タイトさは解消。その結果、アジリティー ピーク 6が持つフィット感のよさを、確実に体感することができました。

サイズが合えば、タイトさはむしろ極上のフィット感に変わるんです!

いつもメレルは〇〇cmだから、アジリティー ピーク シリーズは〇〇cmだったからとこれまでを信用せず、このシューズではどうなのか?と、試着して慎重にサイズ選択することをオススメします。

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