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登り応えよし、食べ応えよし、噛み応えよしの大満足ルートを行く!《ゲザン道ノススメ #12 大岳山》

登り応えよし、食べ応えよし、噛み応えよしの大満足ルートを行く!《ゲザン道ノススメ #12 大岳山》

下山メシに下山酒、下山カフェに、下山スイーツなどなど。山の「頂き」だけではなく、下山後の「いただきます!」も楽しむのがゲザン道。今回は武蔵五日市駅からバスで千足バス停へ向かい、まずは3つの滝を眺めつつ尾根道を目指します。大怒田山を経て大岳山にたどり着いたら、御岳山駅へ下山。

下山後は、ケーブルカー、バスを乗り継いで赤い大きな鳥居が目印の中野バス停で下車し炭鳥 蔵 IKADAへ。しっかり歩いた後にぴったりの大きな爆弾おにぎりと歯ごたえ抜群のむかし鳥のお店を、はらぺこworksのふたりがご紹介します!

目次

アイキャッチ画像撮影・加工:はらぺこworks

大岳山の下山後は、食べて美味しいだけではなく、体験する楽しさも堪能!

炭鳥 蔵 IKADAのむかし鳥と爆弾おにぎり
撮影:はらぺこworks

標高1,266m。奥多摩三山のひとつとして知られ、登山者からの人気も高い大岳山。今回は檜原村にある千足バス停からスタートし大岳山に向かい、御岳山方面へと歩くコースです。

岩場や鎖場など注意が必要なところもありますが、難易度はそれほど高くはありません。コースタイムは約6時間あり、獲得標高も1,000mを越えるので歩き応えを感じられるコースです。

そして、大岳山下山後の「いただきます!」に、ぜひおすすめしたいのが「炭鳥 蔵 IKADA」。最後の仕上げは自ら炭火で焼き上げるというスタイルは、ただ食べるだけではなく体験する楽しさも味わえます。そして、セットで食べるのはインパクトのある爆弾おにぎり!美味しいのはもちろんのこと、ちょっとワクワクしてくるような、そんなゲザン道はいかがでしょう?

滝や岩場、尾根道を越えてただり着く、むかし鳥と爆弾おにぎりへの道

大岳山マップイラスト
イラスト:はらぺこworks

コース概要

千足バス停~天狗滝~大怒田山~大岳山~長尾平~御岳山駅(ケーブルカー)

▼参考コースタイム:約6時間(休憩を除く)

▼合計距離:約10.3km

▼累積標高(上り):約1,571m

▼累積標高(下り):約1,023m

▼主な山頂:大岳山1,266m

※コースタイムや累積標高などは、ヤマタイムを参考にしています。

※歩く時の注意点:登り始めは沢や岩が多く、雨の翌日などは特に滑りやすくなります。スタートからずっと登りが続き、綾滝から尾根まではさらに勾配がきつくなります。尾根道に出れば勾配はゆるやかになりますが、岩場があったり、登山道が細くなったりするので要注意。大岳山付近も岩場や鎖場がありますが、そこを越えればゴールである御岳山駅までは難しい部分はほとんどありません。

千足バス停から登山口を目指し、3つの滝に出会う

千足バス停
撮影:はらぺこworks

武蔵五日市駅から千足バス停へ。千足バス停はやや本数が少ないので、タイミングが合わない場合は都民の森行などに乗り、払沢の滝入り口バス停からでもアクセス可能です(払沢の滝入口バス停から千足バス停までは徒歩20分程度)。

払沢の滝入口の分岐
撮影:はらぺこworks
バス停付近にある公衆トイレ
撮影:はらぺこworks

バス停前の商店の脇から登山道に向かって歩くと、途中に公衆トイレが現れます。ここを過ぎると大岳山までトイレはありません。

登山道を示す道標
撮影:はらぺこworks
渡渉ポイント
撮影:はらぺこworks

登山道に入ると渡渉ポイントや丸太橋などがあります。季節によっては凍結することもあるので、滑らないよう要注意。

小天狗滝
撮影:はらぺこworks

このコースにある3本の滝のうちで、最初に現れる小天狗滝。水量のある日は、小さいながらも迫力があります。

天狗滝
撮影:はらぺこworks

小天狗滝から少し歩いた先にある、落差約20mの天狗滝。周囲はやや広いスペースがあるため、滝を眺めながらの小休止がおすすめです。

天狗滝から先の登山道へ向かう分岐
撮影:はらぺこworks

天狗滝から先の登山道は、季節によっては植物が生い茂ってわかりにくくなることもあるので、地図や登山用GPSアプリなどで確認を。

綾滝
撮影:はらぺこworks

糸を引くような美しい流れが特徴の綾滝。滝のすぐそばには、御岳神社の行者が建立したといわれる三郷不動明王と刻まれた石碑があります。

綾滝からは尾根に出るまの急登
撮影:はらぺこworks

綾滝からは尾根に出るまで急登が続きます。木の根が張り出していたり、岩がゴロゴロとしていますが、際立って難しいところはありません。

急登後に現れる道標
撮影:はらぺこworks

急登を終えると現れる道標。ここから尾根伝いに大岳山方面へ向かいます。

富士見台
撮影:はらぺこworks

今回、最初のピークとなる大怒田山の山頂。周辺はベンチや東屋があるので、休憩にぴったりのスポットです。晴れていれば富士山を見ることもできるとか。

大岳山までの尾根道にあるベンチ
撮影:はらぺこworks

大岳山までの尾根道は岩場などもありますが、全体的には歩きやすい道が多く、途中にベンチなど休憩できるスペースもあります。

登山道で見かける祠
撮影:はらぺこworks
登山道で見かける石の道標
撮影:はらぺこworks

登山道で見かける祠や石の道標。古くから信仰の山として知られる大岳山の歴史を、肌で感じることができます。

多くの登山客が訪れる大岳山から富士山を望む

大岳山山頂
撮影:はらぺこworks

四季を通じて多くの登山客が訪れる大岳山。山頂は広々としているため、お昼時になるとここで山ごはんを楽しむ方々が多く見られます。

大岳山山頂からの風景
撮影:はらぺこworks

大岳山山頂からの風景。この日は峰々の奥に富士山の頭を見て取れました。

大岳神社
撮影:はらぺこworks

大岳山山頂直下にある、大岳神社。社殿の両脇には、愛嬌のある狼の狛犬が鎮座しています。

現在は営業していない大岳山荘
撮影:はらぺこworks

現在は営業していない大岳山荘。山荘の前を歩き、右手奥にはトイレがあります。

大岳山から先にある鎖場
撮影:はらぺこworks

大岳山から先はいくつかの鎖場があります。全体的に難しいところはありませんが、滑落事故が起きたこともあるので気を付けて歩きましょう。

芥場峠の分岐
撮影:はらぺこworks

芥場峠の分岐。ここでは、左側のロックガーデン方面に下ります。

ロックガーデンへの分岐点にある東屋
撮影:はらぺこworks

ロックガーデンへの分岐点にある立派な東屋。今回はロックガーデンには下らず、左側の登山道から長尾平を目指します。

登山道途中にあるバイオトイレ
撮影:はらぺこworks

登山道途中にあるバイオトイレ。このあたりの道はゆるやかな登りが続きますが、なだらかな道が続き歩きやすいです。

長尾茶屋
撮影:はらぺこworks

長尾平の手前にある長尾茶屋。ここから御岳山の参道方面へと歩きます。

ケーブルカー御岳山駅へ向かい、炭鳥 蔵 IKADAまでラストスパート!

ビジターセンター近くにある表参道の分岐
撮影:はらぺこworks

今回はケーブルカー御岳山駅をゴールとしているため左の道を行きますが、時間や体力に余裕がある方はビジターセンター近くにある表参道を徒歩で下ることもできます。

ケーブルカー御岳山駅
撮影:はらぺこworks

ケーブルカー御岳山駅でゴール。周囲には売店や茶屋などがいくつもあり、また近くの広場から関東平野の街並みを望むことができる展望スポットがあります。

ケーブルカーを降りた先にあるバス停
撮影:はらぺこworks

ケーブルカーを降りた先にあるバス停。ここから御嶽駅行きのバスに乗って、中野バス停へと向かいます。

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