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登り応えよし、食べ応えよし、噛み応えよしの大満足ルートを行く!《ゲザン道ノススメ #12 大岳山》(2ページ目)

下山後の「いただき」は、中野バス停からほど近い炭鳥 蔵 IKADA

炭鳥 蔵 IKADAの外観
撮影:はらぺこworks

炭鳥 蔵 IKADA

  • ▼住所:東京都青梅市御岳2-313
  • 下山後のルート例:中野バス停より徒歩3分
  • 営業時間:11:00~16:00(1月~3月) 11:00~17:00(4月~12月)金曜定休日 ※仕入れの都合等により、急遽休業することもあり。くわしくは、Instagramまたはホームページを参照。
  • 電話番号:0428-85-8726
  • Instagram:@ikadamitake

力強い弾力のなかに、鳥本来の旨味がガツンと感じられる一品!

炭火で焼き上げるむかし鳥(タレ)
撮影:はらぺこworks
山椒を乗せて食べるむかし鳥
撮影:はらぺこworks

むかし鳥(タレ)

けんすけ

鶏と言えば柔らかな食感のものが多い中、かつてよく食べられていたような、歯ごたえと旨味の強い肉質にこだわったというむかし鳥。オーブンで焼き上げたのち、仕上げは食べる人自身が炭火で焼き上げるというスタイルは、大人も子どもも食べる前からワクワクさせてくれること間違いなし!
 
味付けはたれとしおがあり、どちらも甲乙つけ難いものの、登山帰りならしっかりとした味付けのタレがおすすめ。このタレの風味に全然負けないのが、むかし鳥の実力。そこに、自身の畑で栽培しているというみたけ山椒をあわせると、ピリリとした辛みがアクセントになってたまりません。これは、すごいものに出会ってしまいました。

具だくさんの大きなおにぎりは、お米好きの夢!

拳ほどの大きさの爆弾おにぎり
撮影:はらぺこworks
爆弾おにぎりの中身
撮影:はらぺこworks

爆弾おにぎり

ちゅみん

梅干、昆布佃煮、焼鮭がどどんっと入った大きなおにぎりは、お米好きにはたまらないドリーム感がありますね!お米は長野産の佐久こしひかりを使用していて、しっかりとした食感と甘味があって、具だくさんのおにぎりでもちゃんとお米の主張を感じられます。
 
さらに、店主の森田さんの出身地、広島産の海苔の風味がおにぎりとしてのポテンシャルをぎゅんぎゅん高めてくれます。こんなに幸せを感じられる爆弾って、なかなかないですよね。
 
しかも、これがむかし鳥にもベストマッチ。弾力のあるお肉と、ボリュームのあるおにぎり。このパワフルな組み合わせを最高の状態で食べられるのは、山を登る人の特権かもしれませんね。今日もいっぱい歩いてきて、こんなに美味しいものが食べられてよかった~!

炭鳥 蔵 IKADAは、こんなお店

炭鳥 蔵 IKADAの内観
撮影:はらぺこworks

中央に炭焼きの炭炉がある店内。梁や柱が活かされた店内は、どこかレトロで懐かしい雰囲気を感じられます。

炭焼きの炭炉
撮影:はらぺこworks

店主の森田さんが自ら作ったという炭炉。むかし鳥を注文した方は、ここで仕上げの炙りを体験します。

仕込樽をリメイクして作られた椅子
撮影:はらぺこworks

かつて酒蔵で使われていた、年代物の仕込樽をリメイクして作られた味わいのある椅子。店内のちょっとしたところにも、店主の森田さんのセンスを感じられます。

開放的な屋外席
撮影:はらぺこworks

開放的な屋外席。御岳山は、愛犬とともに参拝する方も多く、こちらの席はペット連れの方にも対応しています。

むかし鳥と爆弾おにぎりのセット
撮影:はらぺこworks

むかし鳥と爆弾おにぎりのセット。ここに来たら、やっぱりセットで食べるのがおすすめ。このワイルドな見た目は、大人でもちょっとテンションがあがります。

錦城葡萄酒の「なま葡萄酒」
撮影:はらぺこworks
むかし鳥と相性抜群の国産ワイン
撮影:はらぺこworks

こちらでは、むかし鳥と相性抜群の国産ワインも。この日は、農家の自家消費用のワインを作っていた錦城葡萄酒の「なま葡萄酒」を。力強いむかし鳥に、素朴さを感じるワインとよく合います。

ラムネ
撮影:はらぺこworks

パワフルなむかし鳥には、ラムネもおすすめ。食感や味わいがしっかりしているので、ラムネのシュワっとした爽やかさがぴったりです。

おかわり自由の昆布出汁
撮影:はらぺこworks
昆布出汁を注ぐ
撮影:はらぺこworks

むかし鳥と爆弾おにぎりのセットについてくる、おかわり自由の昆布出汁。北海道の利尻昆布を使用していて、うま味たっぷりの一杯は炭鳥 蔵 IKADAの隠れた看板メニューです。

店舗に併設する蔵
撮影:はらぺこworks
蔵の中にある地域の歴史やアート作品
撮影:はらぺこworks

店舗に併設する蔵の中では、地域の歴史やアート作品をみることができます。店名にもある「筏」についての詳しい展示資料もあるので、歴史や文化に興味がある方はぜひご覧ください。

炭鳥 蔵 IKADAで、ゲザン道

炭鳥 蔵 IKADA店主の森田さん
撮影:はらぺこworks

一つひとつの食材へのこだわり、体験型の提供スタイルに込められた食べるということへの思い歴史や文化への造詣の深さが感じられる店内や隣接する展示スペース。まさに、店主である森田さんを体現したかのような炭鳥 蔵 IKADAでは、ここでしか味わうことのできない唯一無二の魅力にあふれています。

信仰の山として古くから愛される大岳山の下山後に、これほどぴったりなお店もなかなかないかもしれません。

※都々逸とは、七七七五からなる定型詩のひとつです。

ゲザン道都々逸

古くから愛されてきた山には、そこかしこからその痕跡を感じ取ることができます。今を見て歩くだけではなく紡がれた時間をかみしめれば、より味わい深い山行が楽しめるかもしれませんね。

山との付き合い方はさまざまですが、時には下山後も含めて楽しんでみるなんていかがでしょうか。もし、あなた自身が見つけたおすすめの「ゲザン道」がありましたら、ぜひ、InstagramやX(旧twitter)に「#ゲザン道ノススメ」で投稿してみてください。

「ゲザン道ノススメ」におすすめしたいお店を募集中!

ゲザン道のロゴ
ロゴデザイン:はらぺこworks

YAMA HACKでは、「ゲザン道ノススメ」におすすめしたいお店を募集しています。下山メシ、下山酒、下山カフェなど、「ゲザン道ノススメ」でおすすめしたいお店がありましたら、下記のアンケートフォームからご連絡ください。

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