撮影:すべてYAMA HACK編集部
※本記事の情報は、2025年7月23日時点のものです
※記事で紹介している製品は、予告なく仕様変更や発売延期・中止になる可能性がございます。あらかじめご了承ください
※発売予定の記載がない製品は秋頃発売予定です
2025年秋冬<パタゴニア>激アツの新作をチェック!

“私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む”。そんなミッションを掲げるパタゴニアの2025年秋冬展示会に行ってきました。
今回も期待を裏切らない──いや、それ以上のアップデート&新作ラッシュに終始テンション上がりっぱなし。
語りたいことが山ほどあるので、全3回に分けて注目のプロダクトをご紹介します。
展示会レポート第2弾は、雪山での活動やバックカントリーから冬の登山やハイクでも活躍する新作“高機能モデル”をフューチャー。
フィールドでのリアルな声をもとに開発された、『DAS ライト・ショーツ』と『ナノエア・ウルトラライト・フリーライド・ジャケット』をご紹介します。
展示会レポート第1弾もあわせてチェックしてみてくださいね。
あったかい、軽い、すぐ履ける!3拍子そろった万能ショーツ

『メンズ・DAS ライト・ショーツ』はDAS® Lightテクノロジーを搭載したインサレーションショーツ。
バックカントリーでドロップイン前のわずかな間にも体は冷えるもの。そんな冷えを防いで、滑り出しまでしっかり体を温かくキープしてくれる頼れるショーツとして誕生。ちょっと寒い……そんなときにさっと履くだけで、下半身の冷えをガードしてくれるウェアです。

DAS ライトは、軽さと暖かさを両立するために、保温性の高い中綿と悪天候に強い表地、さらに熱を逃がしにくい特殊なキルト構造を組み合わせています。DASは“断熱空気層(Dead Air Space)”の略で、寒さ対策に◎。

両サイドにフルジップを備えたショーツはブーツを履いたまま着脱可能。シェルパンツの上にも下にも着用でき、休憩時の保温やテント泊などでも活躍。ショート丈なので足回りは軽快だから行動中にも良さそうです。

ウィメンズのスカートモデルはフルジップが1つあり、ブーツやハーネス、厚手のパンツの上からでもスムーズに着脱OK。ウエストは薄くてかさばらないゴム+ひも仕様。しっかりフィットしつつ、自分のサイズに合わせて調整できます。
軽いのに履いた瞬間からもう暖まる感じがあって、安心感がすごい。雪山だけでなく、荷物を軽量化したいテント泊登山などアイデア次第で通年活躍しそう!
温度変化の激しい冬山で頼れる『ナノエア・ウルトラライト・フリーライド・ジャケット』が登場!

機能性と着心地を両立した、今季注目の最新モデルがこちら──『ナノエア・ウルトラライト・フリーライド・ジャケット』。
Nano-Air® Ultralightプラットフォームをベースに、バックカントリーでの過酷な環境でもパフォーマンスを落とさないよう設計。軽量かつ通気性と保温性のバランスに優れ、行動中も快適に着続けられる高機能ミッドレイヤーです。

フードと肩に中綿を入れず、耐候性に優れた20デニールのリサイクルポリエステルを使用。雨や雪をしっかり防ぎます。

一方で、しっかりと保温したい胴まわりには、「ナノエア・ウルトラライト」シリーズにも使われている20gのフルレンジ・インサレーションを採用。動いているときも暖かさをキープしつつ、ムレにくいのがポイントです。
ボディの生地には通気性に優れたシャドーストレッチ素材を採用し、柔らかな肌触りで着心地も抜群!
動きやすさと快適さを追求した完成度の高い一着。
春に発売した、同じ20gの中綿を使った「ナノエア・ウルトラライト」も、“こんなに薄くて大丈夫?”と思いましたが、意外や意外、とっても使いやすい一着でした。
ハイクアップなど激しい動きの中でもムレにくいので、“寒いけど汗をかく”冬の登山にも積極的に使ってみたいです。
ナノエア・ウルトラライトもあわせてチェック!
パタゴニア2025年秋冬は見逃せない新作ばかり

今回紹介した2アイテムは、どちらも「パウスレイヤー・フリーライド・キット」の一部として開発されたプロダクト。
アンバサダーや山岳ガイドといった現場ユーザーからのフィードバックをもとに、使いやすさ・機能性・着心地を徹底追求しています。
ただスペックを上げただけではなく、「本当に使いやすいのか」 「どんな場面で活躍するのか」を突き詰めたからこそ、過酷なフィールドでもストレスなく使えるウェアに仕上がっているのです。
注目モデルが続いた第2弾に続き、次回は大幅アップデートを遂げた不朽の名作・レトロXを詳しくご紹介予定です。引き続きお楽しみに!