arataからついに長傘が登場!軽くてスリムなフルカーボン仕様に熱視線

撮影:筆者
日本生まれのブランド<arata(アラタ)>より、ストレートタイプのトレッキングアンブレラ「ASU-08」が登場しました。2024年に発売され、人気になった折りたたみ傘「AU-08」の長傘バージョンです。
シルバーとホワイトの2色展開

撮影:筆者(arata ASU-08 /左:シルバー、右:ホワイト)
カラーはホワイトとシルバーの2タイプ。傘布にロゴ等がプリントされていないため、登山だけでなく、普段使いもしやすいデザインです。

撮影:筆者(ASU-08 手前がシルバー、奥がホワイト)
特にシルバーは何度もテストを重ね、遮光性と重さのバランスがとれた生地に仕上げているそう。ホワイトは、折りたたみ傘「AU-08」の遮光性を引き継いで生地をアップグレードし、わずかながら軽量化を実現しています。

撮影:筆者
シルバーもホワイトも内側はブラックです。急に雨が降り出した際や、登山道へ向かうまでの日除け対策など、活躍するシーンが多い晴雨兼用トレッキングアンブレラです。
arata ASU-08のこだわりポイントをチェック

撮影:筆者(バックパック 山と道MINIに、arata ASU-08を収納)
ここからは、arata ASU-08の機能を細かく見ていきましょう。
軽くて耐風性も兼ね備えたスリムな長傘!

撮影:筆者(ASU-08 シルバー)
手に持ってみると、あまりの軽さに驚きました。しかも片手で軽く握れるスリムな構造です。

撮影:筆者
この軽さは、ストレート形状とフルカーボンフレームの組み合わせにより実現したそう。そもそも折りたたみ傘の場合、形状的にパーツが増えるため、軽量化には限界があるのだとか。2024年にリリースした折りたたみ傘「AU-08」」をベースに改良を重ね、長傘タイプの「ASU-08」が誕生しました。
8本フレームで耐風性も◎

撮影:筆者
軽いと強度が心配になりがちですが、耐風性もしっかり考慮された構造です。フレームは8本あり、傘を使用できる風速であれば、風によるたわみも少なく、内側から風を当てても傘布が裏返ることがありません。
なお、岩場や狭い登山道、強風時は傘の使用を避けましょう。場所やシーンに合わせて使うのがベストです。
ホワイトは紫外線100%カット

撮影:筆者(ASU-08 ホワイト)
ホワイトは完全遮光コーティングにより、紫外線を100%カットする効果が期待できます。

撮影:筆者(ASU-08 ホワイト/左:傘布の表面アップ、右:傘の内側)
さらに、147gと非常に軽いのも魅力。折りたたみ傘「AU-08」の生地をアップグレードさせて、169g→147gと約22gの軽量化を実現。少しでも軽く快適に使えるようにというブランドのこだわりが垣間見えます。
シルバーは125g!唯一無二の軽さ

撮影:筆者(ASU-08 シルバー)
シルバーは、ホワイトよりさらに軽い125g!長時間持ち続けても、腕への負担が少なく、疲れも軽減できます。

撮影:筆者(ASU-08 シルバー/左:傘布の表面アップ、右:傘の内側)
空にかざしてみると多少透け感がありますが、それでもUPF50+と十分な遮光性です。ちなみにUPFとは、衣服などの紫外線保護指数のこと。最高値は50+で紫外線を98%以上カットするといわれています。
色選びに迷ったときは、軽さを重視したいならシルバー、紫外線対策を最優先にするならホワイトなど、機能でチョイスするのがおすすめです。
こだわりいっぱいの長傘は使い勝手も抜群だった

撮影:筆者
ASU-08のホワイトとシルバーを屋外で使ってみた感想をお伝えします。
パッと開いてすぐ使える!

撮影:筆者
長傘のメリットはなんといっても手軽さです。開け閉めがラクチンなのはやっぱり便利!

撮影:筆者
ちょっとの風でもグラグラする折りたたみ傘に、頼りなさを感じている方も多いはず。この長傘は安定感があり、風によるたわみが気になりません。急な雨やテント場からトイレに行くときなどにもストレスフリーで使えます。
力を入れずに開け閉めできる

撮影:筆者
傘をある程度開くと、反動によりポンと固定されます。押し込んでカチッとはめたり、ボタンを押ししながら閉じる必要がないので、グローブをつけた状態でも扱いが簡単!力が弱い人でも、パッとさしてサッと収納できます。
身体もザックも覆える十分なサイズ

撮影:筆者
傘直径は86.5cmとややコンパクトながら、十分に体をカバーできます。

撮影:筆者(バックパック「山と道MINI」を背負って、ASU-08を使用)
ザックを背負ってみました。身体とザックの両方をカバーできて歩きやすく、ちょうどいい大きさです。
握りやすいグリップにより疲れを軽減

撮影:筆者
グリップは手に馴染むEVA素材で、長時間の使用でも疲れにくいよう工夫されています。また、万が一の落下を防ぐため、ストラップも付属。アジャスターによりサイズ調整も可能です。
先端の石突はEVA素材

撮影:筆者
ホワイト、シルバーともに先端部分はEVA素材です。ソフトなあたりで、サイドポケットに入れてもザックを傷つけにくく、先が尖っていない点も安心です。
ガレージブランドのザックにも収まる長さ

撮影:筆者(山と道MINIのサイドポケットに収納)
手持ちのバックパック「山と道MINI」のサイドポケットに収納してみました。上部は少しだけ出てしまいますが、それほど気になりません。

撮影:筆者
正面から見てもこの通り。ガレージブランドのコンパクトなバックパックにも収納しやすい絶妙な長さです。