多くの登山者に愛されている「コーヒーバネット」

心地良い風を感じながら、絶景を見渡す山頂。そこで飲むコーヒーの美味しさ。
登山をしていて最高の瞬間のひとつです。
インスタントコーヒーももちろん美味しいですが、コーヒー好きならドリッパーを使って抽出したコーヒーを山でも楽しみたいという思いがあるのではないでしょうか。
実際、”登山向け”のドリッパーも多く販売されており、その人気がうかがえます。

そんなたくさんあるドリッパーの中から今回紹介するのは「ユニフレームのコーヒーバネット」。
「誰が使っても使いやすい」との声もあり、多くの登山者に愛されています。
そこにはどんな魅力が隠されているのでしょうか。
今回はそんなコーヒーバネットの魅力について紹介していきます。
「誰が使っても使いやすい」コーヒーバネット

まずはコーヒーバネットの概要を紹介していきます。
コーヒーバネットはユニフレーム社のアウトドア用ドリッパーであり、登山者のみならずキャンパーなど多くのアウトドア好きから愛用されているアイテム。シンプルな見た目ながら味にも携帯性にも妥協せず、ユニフレームのこだわりが詰まったドリッパーなんです!
ちなみに、ユニフレームは「ユニークな炎(フレーム)を創造する」という理念のもと、さまざまな道具を製造・販売している日本の国産アウトドアメーカーです。
3つのモデルから選べる
そんなコーヒーバネットですが、サイズ違いで3つのモデルがあります。
それぞれのスペックについては、以下の表のとおりです。
sierra | cute | grande | |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | |
サイズ | 使用時:約14.5×10×7cm 収納時:約14.5×10×2cm 収納ケース:11.5×18cm | 使用時:約11×7(高さ)cm 収納時:約11×2(厚さ)cm 収納ケース:13.5×12cm | 使用時:約13×9(高さ)cm 収納時:約13×2.5(厚さ)cm 収納ケース:16.5×14.5cm |
材質 | 18-8ステンレス (SUS304 WPB熱処理済) 収納ケース:ポリエステル | 本体:18-8ステンレス (SUS304 WPB熱処理済) 収納ケース:ナイロン | 本体:18-8ステンレス (SUS304 WPB熱処理済) 収納ケース:ナイロン |
重量 | 約47g | 約46g | 約105g |
セット 内容 | 収納ケース 2人用フィルター×10枚 | 収納ケース 2人用フィルター×10枚 | 収納ケース 4人用フィルター×10枚 |
特徴 | シェラカップにぴったりの 設計 | 定番のモデル 1〜2人向き | 最も大きなモデル 3〜4人向き |
・登山でもシェラカップを使っているという方やキャンプもよく行くという方
→sierraがおすすめ
・少人数で登山に行くことが多いという方
→cuteがおすすめ
・グループで登山をすることが多く、みんなにコーヒーをよく振る舞うという方
→grandeがおすすめ
「どれにするか迷うな」という方は、万能に使えるcuteがまずはおすすめです。
コーヒーバネットの魅力5選

ここからはコーヒーバネットがなぜ多くの登山者から愛されているのか、たくさんの魅力の中から厳選した5つを紹介していきます。
コーヒーバネット 5つの魅力
- 1.登山に適した美味しいコーヒーを淹れられる
- 2.コンパクトで軽量
3.組み立て・収納が簡単
4.丈夫(耐久性が高い) - 5.登山以外の場面でも大活躍
1.登山に適した美味しいコーヒーを淹れられる

コーヒーバネットの一番の魅力はなんといっても登山に適した美味しいコーヒーを淹れられること。
壁面のない構造により、コーヒーを淹れる際のガスを外に逃すことが可能で、雑味のないスッキリしたコーヒーを淹れることができます。
ただスッキリしているだけではなく、行動食などのお菓子と合わせても美味しい、とてもバランスの良いコーヒーに!
登山中は疲労感もあり、濃厚なコーヒーよりもスッキリしたコーヒーの方が飲みやすい場合も。まさに登山に打ってつけのドリッパーと言えるでしょう!
筆者
濃厚なコーヒーが好みという方は、蒸らし時間を長めにとるのがおすすめです!
2.コンパクトで軽量

登山をする上で荷物の重量は気になりますよね。たとえ美味しいコーヒーが飲めたとしても、その道具の重さのせいでヘトヘトになってしまうのであれば、持っていくのが億劫になってしまいます。
このコーヒーバネットの重量は約46gと軽量。(cuteの場合)
正直もっと軽いドリッパーもありますが、あまりにも軽すぎると風で飛んでしまうなど使いづらくなる可能性もあるため、このくらいの重量がある方が安心です。

また、折りたたんで収納ケースに入れると、とてもコンパクトになるためウェアの胸ポケットに収納することも可能です。これだけ、軽量・コンパクトであれば持っていることすら忘れてしまうほどです。
3.組み立て・収納が簡単
コンパクトに収納できるドリッパーはいくつかありますが、組み立てるのに手間がかかってしまうものが多く、使うのが億劫になってしまうことも…
しかし、コーヒーバネットはたったの数秒で組み立て・収納が行えるのです。
写真のように、突起をフレームに引っ掛けているだけなので組み立ても収納もあっという間。いつでもどこでも気軽に使える。これはコーヒーバネットのとても大きな魅力です。
また、構造がシンプルなため洗いやすくメンテナンスが簡単な点もありがたいです。
4.丈夫(耐久性が高い)

コーヒーバネットは長く使えることでも有名。実は類似品も多くあるこの形状。見た目はほぼ同じですが、使ってみるとその違いが分かります。
ユニフレームのコーヒーバネットは、素材自体も丈夫。ただそれだけではなく、WPB熱処理というのを行い、ばねを成形するときに発生する有害な残留応力を取り除き、構造を安定させています。
そのため、安心して長く使うことができるのです。お気に入りにのアイテムを長く使えるのは、とても嬉しいポイントですよね。
筆者
筆者自身、すでに3年以上使用していますが、山で出会った他の所有者さんの中には20年以上同じものを使っているという方もいらっしゃったほどです。
5.登山以外の場面でも大活躍

このコーヒーバネット、登山中だけでなく色々な場面で活躍してくれます。シンプルなデザインなので、家のインテリアにも馴染んでくれます。
しかもただ使えるだけではありません。
実はコーヒーバネットはコーヒー専門店で使われることもあるほど、美味しさの面でも評価されているドリッパーなんです!登山中だけでなく、普段のコーヒーもレベルアップしてしまいましょう。
「登山のためだけに買うのはなあ…」という方にもおすすめのドリッパーです。
唯一の懸念点?
万能で誰もが使いやすいコーヒーバネット。
そんなコーヒーバネットの懸念点をあえて挙げるとするならば、他の人と被りやすいという点でしょうか。
機能性を重視するという方には問題ありませんが、登山ギアでも個性を出していきたい方にとっては、少し物足りないかもしれません。
また「とにかく軽量化したい」という人には向いていません。問題ない重さではありますが、”超軽量”というわけではないので、1g単位でこだわりたい人には違うドリッパーをおすすめします。
「コーヒーバネット」ならいつでもどこでもコーヒーを楽しめる!

コーヒーバネットは気軽に持ち運ぶことができ、いつでもどこでも美味しいコーヒーを楽しむことができます。
たくさんあるドリッパーの中でも、初心者から上級者まで誰もが安心して使用できるドリッパーと言えば、やはりこのコーヒーバネットでしょう。それだけバランスの良い素晴らしいドリッパーです。
コーヒーバネットなら、登山中だけではなく日常でも活躍すること間違いなしです!
みなさんの毎日の相棒にいかがでしょうか。
今回紹介したアイテム
ユニフレーム コーヒーバネットsierra
サイズ | 使用時:約14.5×10×7(高さ)cm 収納時:約14.5×10×2(厚さ)cm 収納ケース:11.5×18cm |
---|---|
材質 | 18-8ステンレス(SUS304 WPB熱処理済) 収納ケース:ポリエステル |
重量 | 約47g |
セット内容 | 収納ケース 2人用フィルター×10枚 |
ユニフレーム コーヒーバネットcute
サイズ | 使用時:約11×7(高さ)cm 収納時:約11×2(厚さ)cm 収納ケース:13.5×12cm |
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材質 | 本体:18-8ステンレス(SUS304 WPB熱処理済) 収納ケース:ナイロン |
重量 | 約46g |
セット内容 | 収納ケース 2人用フィルター×10枚 |
ユニフレーム コーヒーバネットgrande
サイズ | 使用時:約13×9(高さ)cm 収納時:約13×2.5(厚さ)cm 収納ケース:16.5×14.5cm |
---|---|
材質 | 本体:18-8ステンレス(SUS304 WPB熱処理済) 収納ケース:ナイロン |
重量 | 約105g |
セット内容 | 収納ケース 4人用フィルター×10枚 |