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浄水器アイキャッチ画像

登山にぴったりなおすすめ携帯浄水器8モデルをレビュー!

川や沢の水をそのまま飲むのは危ないと聞いて、携帯浄水器が気になっている方もいるのではないでしょうか。購入を検討しているけどどれを選んだらよいのかわからない!そんな方のために今回は8種類のおすすめ商品を実際に使って、使い方や浄水スピード、持ち運びやすさなどをレビューしました。それぞれの長所・短所について説明していきます。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

山の生水は100%安全とは言い切れません!

沢

出典:PIXTA
飲み水が買える山小屋までかなり距離があるのに、もう水が足りない!どうしよう!というピンチを迎えた経験はありませんか?「山小屋まで待てない!でも煮沸するのは面倒だから沢水をそのまま飲んじゃえ!」その行動は実はとても危険です。

流水

出典:PIXTA

一見綺麗に見える水でも動物たちの糞や死骸に汚染されていたり、山小屋からの生活用水が混じっていたりする可能性があります。病原体や不純物を含んでいるかもしれないので、生水をそのまま飲むことは推奨できません。

原水をそのまま飲むと、命の危険も……

腹痛

出典:PIXTA
山水に潜む病原体の代表格は、大腸菌やクリプトスポリジウム。これらに感染すると腹痛や下痢、吐き気、発熱などの症状に陥ってしまいます。また、ピロリ菌は胃がんのリスクを高めてしまう危険性が。

キツネ

出典:PIXTA
肝不全を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあるエキノコックスが潜んでいる可能性も。北海道のキタキツネが主な感染源とされていますが、本州でも感染が確認されています。エキノコックスに感染してから症状が現れるまでには10年~20年ともいわれており、いま安全と思われている地域が安全とは限らず、すぐに症状が現れないからといって安心できません。
日本国内の山で水を飲むことは、少なからずリスクが伴うのです。

浄水器があればとっても便利!メリットたくさん◎

浄水器

出典:PIXTA

これらの微生物は、煮沸すれば減菌できます。しかし、「水を汲んで、煮沸して、冷まして、ボトルに移し替える」という作業は手間と時間がかかるのが難点。

一方、携帯浄水器なら煮沸するよりも素早く簡単に浄水することができるのです。登山において、「手軽に浄水ができる=時短」ということはかなりのメリット。

 

小屋に立ち寄らずとも沢から水を確保できるため、ロングルートなど山行の幅が広がります。水不足を危惧して余分に持っていた水も減らすことができ、軽量化にも繋がる点も◎。

 

アウトドアだけでなく地震などの災害時に断水が起こってしまった場合でも、川などから飲料水を確保することが可能に。「もしものときのため」に1つ持っておいて損はありません。

浄水器の選び方5つのポイント

浄水器の種類

撮影:筆者

とは言え、どんな商品を選べばいいのか分からないという方もいると思うので、数ある浄水器の中からピッタリの商品を選ぶための5つのポイントを紹介します。

▶おすすめの浄水器8種をすぐにチェックしたい方はここをクリック

①タイプ(使い方)

使い方によって、大きく5種類のタイプに分かれます。

携帯浄水器のタイプ一覧

撮影:筆者(①〜④)、出典:Amazon(⑤)
タイプ 使い方 メリット デメリット
①ストロー ストロー型のフィルターを通して浄水する ・ペットボトルと互換性のあるモデルが多い
・軽量でコンパクト
・浄水に時間がかかるモデルが多い
②ポンプ 本体に付いたホースの先を水源に入れ、ポンプを握ることで直接浄水を汲み上げる ・原水を入れるための容器を用意しなくて済む
・水源が浅くても汲みやすい
・水源付近の足場が不安定だと難しい
③ボトル
(プレス式)
ボトル内でプレスして浄水し、浄水後の水を持ち運ぶ ・ボトル内の原水を一気に浄水できる
・浄水後に水を移し替える必要がない
・ボトルがかさばる
④ボトル
(非プレス式)
ボトルとフィルターがセットになっていて、水を飲むときに浄水される ・原水をボトルに入れるだけで良いので楽 ・ボトルがかさばるモデルが多い
⑤吊り下げ 原水の入った容器を木などに吊り下げて、重力で浄水する ・浄水するのに力が必要ない
・一度に大量の水を浄水しやすい
・吊り下げられる場所が必要
※吊り下げタイプは行動中に給水するような登山にはあまり向かないため、本記事では詳しく紹介していません。

②浄水スピード

浄水スピード

撮影:筆者(約500mlの水を浄水するのにかかった時間)
今回紹介する商品は1番速いものだと約500ml浄水するのに約44秒、1番遅い商品だと約2分33秒かかりました。浄水スピードは商品の大きさや重さと比例することもあり「すぐに浄水できる商品の方がいい」とは一概には言えません。しかし浄水スピードが遅い商品は多少のストレスを感じてしまうので、「速さ」と「重量」のバランスを考えてみてはいかがでしょうか。

③持ち運びやすさ

持ち運びやすさ

撮影:筆者
収納のしやすさ・重さも商品を選ぶうえで重要なポイントです。というのも折角購入しても「ザックに入らないから」という理由で置いていってしまっては意味がないからです。自分のいつもの荷物にプラスできる商品を見つけてみてください。

④メンテナンスのしやすさ

フィルター性能を維持し、浄水器を長く使い続けるためには定期的なメンテナンス(洗浄して汚れを取り除くこと)がとても大切。フィルターに汚れがたまってくると、浄水スピードが落ちたり、浄水に力が必要になったりするからです。例えばプラティパスのクイックドローマイクロフィルターは8リットルごとに1回の洗浄を推奨しています。

携帯浄水器のメンテナンス方法

撮影:筆者
メンテナンス方法はモデルによって容器に浄水を入れて振る方法(シェイク)、浄水を逆流させる方法(バックフラッシュ)、フィルターを取り外して洗浄する方法などがあります。
長期間フィールドで使用する場合は、フィールドでの洗浄のしやすさも考慮すると良いでしょう。

メンテ_プラティパス2

撮影:筆者

濡れたままだと雑菌が繁殖するので、どのモデルでも保管の際は洗浄後に数日かけて乾燥させる必要があります。

⑤フィルター寿命

フィルター交換

撮影:筆者
フィルター寿命はモデルごとに異なるため、コストパフォーマンスを考えるうえでチェックしておきたいポイントです。スペックに◯◯リットルと書かれていても、どのくらい使えるのかピンとこないかもしれません。そこで本記事で紹介するモデルに関して、1回あたり2L浄水すると仮定した場合の使用可能回数を表にまとめたので参考にしてください。
商品名 スペック記載 2Lx使用回数
ソーヤー ミニ 38万L 19万回
ソーヤー マイクロスクィーズフィルター 38万L 19万回
プラティパス クイックドローマイクロフィルター 1000L 500回
MSR トレイルショットマイクロフィルター 2000L 1000回
MSR ミニワークスEX 2000L 1000回
GRAYL ULコンパクトピュリファイヤー 150L 75回
カタダイン BeFree 1000L 500回
セイシェル携帯浄水器(スタンダード) 380L 190回
※水質などによっても異なるため、数値はあくまでも目安です。

なお、モデルによってフィルターのみ買い替えて交換するタイプと、本体ごと買い替えが必要なタイプがあります。

おすすめ商品一覧

浄水器

撮影:筆者
前述した商品選び5つのポイントを踏まえ、代表的な8つの商品を比較しました。
※商品名をクリックすると、各アイテムの詳細を見ることができます。
※表は右にスクロールできます。
※浄水スピードは水源の深さや水の流れ、商品の状態などにも左右されるため、あくまでも参考程度としてください。
今回紹介するアイテムはすべて、エキノコックスを含む虫卵や原虫(原生動物)、細菌(バクテリア)に対応しています。ウイルスや化学物質、貴金属、放射性物質などは記載がある一部のモデルしか対応していないため、注意してください。

ソーヤー ミニ

ソーヤーミニ

撮影:筆者(セット内容:PointONEミニフィルター、0.5Lパウチ、ストロー、洗浄用の針なし注射器、取扱説明書)
フィルターにはU字型の「ホロウファイバーメンブレーン」が入っており、無数にあいた0.1ミクロンの穴で水をろ過する仕組みです。
【除去対象】
水生微生物・病原体 米国環境保護局の基準値 SAWYERフィルターの除去率 基準値を上回るかどうか
バクテリア(コレラ菌、ポツリヌス菌、チフス菌、アメーバ赤痢菌、大腸菌、大腸菌群、レンサ球菌、サルモネラ菌) 99.9999%(6log) 99.99999%(7log) YES
微生物(ジアルジア、クリプトスポリジウム、サイクロスポラ) 99.9%(3log) 99.9999%(6log) YES
※当フィルターでは、水に溶けているカルシウムやマグネシウム、重金属等を含む溶解固形分や放射性物質、細菌よりさらに微細なウイルスは除去できません。

※上記はメーカー提供のデータに基づいて作成されています。

【1】使い方

大きく分けて4つの使い方ができます。

①水筒などに浄水を入れる

ソーヤーミニからボトルへ

撮影:筆者
付属のパウチに生水を入れ、パウチを押し出して別のボトルに浄水を保管する方法です。パウチの代わりにペットボトルを使用することもできますが、口径によってはフィットしないため、その場合は浄水器とボトルの接続部分をしっかり押さえましょう。
※はじめて使う際はパウチを強めに握る必要があります。

②パウチまたはペットボトルから直接飲む

ソーヤーミニから直接飲料

撮影:筆者
付属のパウチに生水を入れ、取り付けたフィルターから直接吸い込む方法です。パウチの代わりにペットボトルでも使用できますが、口径がフィットしない場合は使用できないため注意してください。

③ハイドレーションに接続して使う

ソーヤーミニとハイドレーション

撮影:筆者
浄水器本体をハイドレーションシステムに組み込むこともできます。
※ハイドレーションに接続する際は、一度ハサミなどでハイドレーションのホースを切る必要があるので注意してください。

④ストローと接続して直接吸い込む

ソーヤーミニストロー

撮影:筆者
付属のストローと本体を接続することで、ボトルに汲んだ生水や沢の水面から直接フィルターを通して飲むこともできます。

■ペットボトルと接続する際は口径に注意

公式サイトでは「ペットボトルでも接続可能」とのことでしたが、口が広いタイプ(例:南アルプスの天然水)だと接続できないことが判明しました。
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撮影:筆者
ペットボトルで代用する際には、口のサイズに注意してください!

【2】浄水スピード

■約500mlの浄水を作るのにかかった時間

水汲み+浄水:2分22秒

浄水のみ:51秒

付属のパウチで水を汲み、500mlのボトルに水をためるのにかかったタイムは約2分22秒。というのも付属のパウチに水を入れるのにコツがいるようで、筆者は3回往復しました。パウチに水を入れる時間を省いた純粋な浄水スピードは約51秒でした。

【3】持ち運びやすさ

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撮影:筆者
【重さ】約41g

【サイズ】全長13.5cm、最大部分の直径約3.5cm

※フィルター本体のみ

付属のパウチは折り畳み可能なので、画像のようにジッパー付きの袋に入れて持ち歩けば荷物になりません。

【4】メンテナンスのしやすさ

ソーヤーミニ洗浄

撮影:筆者

付属の注射器に浄水を入れ、通常とは逆方向に水を流すことでフィルターのお掃除ができます。
※フィルター内の水分はすぐに除去できないので、フィールドで使ったあとはビニール袋に入れて持ち運ぶようにしてください。

【5】フィルター寿命

一応フィルター寿命はありはしますが、38万Lという途方もない数値ですので(1日5L使っても200年以上かかる……)交換の必要なしと言っても過言ではありません。高コスパ商品です!

ソーヤーミニ

撮影:筆者
良かった点:軽くてコンパクト / フィルター寿命が長い
気になった点:慣れていないと浄水に時間がかかる / 付属のパウチだと水を汲みづらい

ソーヤー ソーヤーミニ

価格 5,500円
タイプ ストロータイプ
サイズ 直径3.5x高さ13.5cm
重量 41g(本体)
内容量 500mL
浄水スピード(スペック値) 記載無し
浄水スピード(実測値) 500mL/2分22秒
主な除去対象 原虫、細菌
フィルター寿命 38万L
交換フィルターの有無 なし

軽量・コンパクトでフィルター長持ち

ソーヤー マイクロスクィーズフィルター

ソーヤーマイクロスクイーズフィルタ内容物

撮影:筆者(セット内容:Micro Squeezeフィルター、1Lパウチ、ストロー、クリーニングカップリング、洗浄用の針なし注射器、取扱説明書)

フィルターにはU字型の「ホロウファイバーメンブレーン」が入っており、無数にあいた0.1ミクロンの穴で水をろ過する仕組みです。

【除去対象】

水生微生物・病原体 米国環境保護局の基準値 SAWYERフィルターの除去率 基準値を上回るかどうか
バクテリア(コレラ菌、ポツリヌス菌、チフス菌、アメーバ赤痢菌、大腸菌、大腸菌群、レンサ球菌、サルモネラ菌) 99.9999%(6log) 99.99999%(7log) YES
微生物(ジアルジア、クリプトスポリジウム、サイクロスポラ) 99.9%(3log) 99.9999%(6log) YES

※当フィルターでは、水に溶けているカルシウムやマグネシウム、重金属等を含む溶解固形分や放射性物質、細菌よりさらに微細なウイルスは除去できません。
※上記はメーカー提供のデータに基づいて作成されています。

【1】使い方

大きく分けて4つの使い方ができます。

①水筒などに浄水を入れる

マイクロスクイーズフィルタからボトルへ

撮影:筆者
付属のパウチに生水を入れ、パウチを押し出して別のボトルに浄水を保管する方法。パウチの代わりにペットボトルを使用することもできますが、口径によってはフィットしないため、その場合は浄水器とボトルの接続部分をしっかり押さえてください。
※はじめて使う際はパウチを強めに握る必要があります。

②パウチまたはペットボトルから直接飲む

マイクロスクイーズフィルタから直接

撮影:筆者
2つ目は、付属のパウチに生水を入れ、取り付けたフィルターから直接吸い込む方法です。パウチの代わりにペットボトルでも使用できますが、口径がフィットしない場合は使用できないため注意してください。

③ハイドレーションに接続して使う

マイクロスクイーズフィルタとハイドレーション

撮影:筆者
ハイドレーションシステムに組み込むこともできます。
※ハイドレーションに接続する際は、一度ハサミなどでハイドレーションのホースを切る必要があるので注意してください。

④ストローと接続して直接吸い込む

マイクロスクイーズフィルタとストロー

撮影:筆者

付属のストローと本体を接続することで、ボトルに汲んだ生水や沢の水面から直接フィルターを通して飲むこともできます。

■ペットボトルと接続する際は口径に注意

こちらもソーヤーミニ同様に、口が広いタイプ(例:南アルプスの天然水)のペットボトルだと接続できないので注意してください。
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撮影:筆者

【2】浄水スピード

■約500mlの浄水を作るのにかかった時間

水汲み+浄水:2分6秒

浄水のみ:24秒

付属のパウチで水を汲み、500mlのボトルに水をためるのにかかったタイムは約2分6秒。こちらもソーヤーミニ同様、付属のパウチに水を入れるのにコツが必要で、2回往復しました。パウチに水を入れる時間を省いた純粋な浄水スピードは約24秒。フィルターの直径が広い分、ソーヤーミニと比較すると半分ほどのタイムで浄水ができました。

【3】持ち運びやすさ

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撮影:筆者
【重さ】約53g

【サイズ】全長12cm、最大部分の直径約4.5cm

※フィルター本体のみ

ソーヤーミニに比べて直径が1cm大きいですが、十分コンパクトです。

【4】メンテナンスのしやすさ

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撮影:筆者

洗浄方法もソーヤーミニ同様、付属の注射器に浄水を入れ、通常とは逆方向に水を流すことでフィルターのお掃除ができます。

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撮影:筆者

付属のリングを使えば、注射器がなくとも洗浄が可能です。やり方は浄水を入れたペットボトルやパウチとフィルター本体の間にリングを接続し、逆方向から流すだけ。
※フィルター内の水分はすぐに除去できないので、フィールドで使ったあとはビニール袋に入れて持ち運ぶようにしてください。

【5】フィルター寿命

こちらもソーヤーミニ同様、一応フィルター寿命はありはしますが、38万Lという途方もない数値ですので(1日5L使っても200年以上かかる……)交換の必要なしと言っても過言ではありません。

ソーヤーマイクロスクイーズフィルタ

撮影:筆者
良かった点:軽い / フィルター寿命が長い / 浄水スピードが速い
気になった点:付属のパウチだと水を汲みづらい

ソーヤー ソーヤー マイクロスクィーズフィルター

価格 5,940円
タイプ ストロータイプ
サイズ 直径4.5x高さ12cm
重量 53g(本体)
内容量 1L
浄水スピード(スペック値) 記載なし
浄水スピード(実測値) 500mL/2分6秒
主な除去対象 原虫、細菌
フィルター寿命 38万L
交換フィルターの有無 なし

ソーヤーミニに比べて浄水スピードがUP

プラティパス クイックドローマイクロフィルター

クイックドローマイクロフィルター

撮影:筆者(セット内容:クイックドローマイクロフィルター ※1Lのリザーバーセットのみリザーバーも付属)
【除去対象】

水中の病原菌や淡水源における原生動物を除去します。

【1】使い方

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撮影:筆者

プラティパス容器に生水を汲みフィルターをセットすれば、そのまま飲むことが可能です。

クイックドローマイクロフィルター

撮影:筆者
浄水をボトルに移し替えてもok。

クイックドローマイクロフィルター

撮影:筆者
口径28mmのペットボトルとの接続も可能ですが、南アルプスの天然水の飲み口とはサイズが合いませんでした。その他、プラティパスのプラティ 2Lボトルやソフトボトルなどとも互換性があります。

【2】浄水スピード

■約500mlの浄水を作るのにかかった時間

水汲み+浄水:1分

浄水のみ:32秒

500mlの浄水を作るのにかかったトータルの時間は約1分。原水を汲むためのリザーバーに持ち手がついており、かなりスムーズに浄水ができました。
原水を入れる手順を引いたタイムは約32秒。

【3】持ち運びやすさ

クイックドローマイクロフィルターサイズ感

撮影:筆者
クイックドローマイクロフィルターの重量は61g。リザーバーは折り畳み可能でコンパクトに収納できます。

フィルターとリザーバーの重さは缶ビールの3分の1以下です。

【4】メンテナンスのしやすさ

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撮影:筆者

お手入れ方法はリザーバーに水道からのきれいな水を4分の1程度入れ、それをカートリッジに取り付けて、30秒間縦横に目一杯振るだけです。

クイックドローマイクロフィルター

撮影:筆者

より効果的にクリーニングしたい場合は、バックフラッシュによる手入れも可能です。清水で満たしたペットボトルやリザーバーをフィルターの飲み口に接続して逆さにし、清水がフィルター内を通るように押し出します。

クイックドローマイクロフィルター洗浄

撮影:筆者
長期保管の際などは、家庭用の塩素系漂白剤で殺菌することも公式サイトでは紹介されています。
詳しいメンテナンス方法を見る

【5】フィルター寿命

1000Lと、他商品と比べまずまずといったところです。

クイックドローマイクロフィルター

撮影:筆者
良かった点:水を汲み取りやすい / 浄水スピードが速い
気になった点:特になし

プラティパス クイックドローマイクロフィルター

価格 7,040円
タイプ ストロータイプ
サイズ 直径4 × 高さ13cm
重量 61g(本体)
内容量 1L(リザーバーセットの場合)
浄水スピード(スペック値) 3L/分
浄水スピード(実測値) 500mL/1分
主な除去対象 原虫、細菌
フィルター寿命 1000L
交換フィルターの有無 なし

水を汲みやすいリザーバーでスムーズな浄水が可能

MSR トレイルショットマイクロフィルター

トレイルショットマイクロフィルター

撮影:筆者(セット内容:トレイルショットマイクロフィルター)
【除去対象】

NSFプロトコルP231のバクテリアと原生動物を取り除く基準をクリア。

海水や鉱山の鉱滓池からの水、農場近くなど化学物質で汚染された水などのろ過には、決して使用しないでください。
また化学物質、放射性物質0.2μ未満の微粒子を除去することはできません。

【1】使い方

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撮影:筆者
フィルター本体はポンプになっており、握ることで浄水が可能。使い方は、「取水ホースの先を水源に沈める→ポンプを握る→浄水した水を直接ボトルに入れる」という簡単ステップです。ボトルに入れるだけでなく、浄水しながら直接飲むこともできます。
取水ホースを使って吸い上げるため、水たまりなどの浅い水源からも水の確保が可能です。

【2】浄水スピード

■約500mlの浄水を作るのにかかった時間

浄水:2分18秒

500mlのボトルをいっぱいにするのにかかった時間は2分18秒でした。水源から直接吸水できるのでボトルに入れる手間は省けますが、ポンプするのが意外に大変で少し時間がかかってしまいました。

【3】持ち運びやすさ

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撮影:筆者
【重さ】約142g

【サイズ】14×6.3cm 

サイズはコンパクトですが、質量は142gとやや重い印象です。

【4】メンテナンスのしやすさ

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撮影:筆者

本体に半分ほど水を含ませてシェイク→注入口から押し出すだけ!現場での洗浄も可能です。目詰まりしたときは分解して洗浄します。

【5】フィルター寿命

フィルター寿命は2000L。他商品と比べてもコスパ十分な商品です。

トレイルショットマイクロフィルタ

撮影:筆者
良かった点:水場から直接汲み取りが可能 / 洗浄が楽
気になった点:ポンプを握るのに手が疲れる

MSR トレイルショットマイクロフィルター

価格 7,700円
タイプ ポンプタイプ
サイズ 直径6.3x高さ14cm
重量 142g
内容量
浄水スピード(スペック値) 1L/分
浄水スピード(実測値) 500mL/2分18秒
主な除去対象 原虫、細菌
フィルター寿命 2000L
交換フィルターの有無 あり(7,150円)

小さな水源からでも手軽に水を確保

MSR ミニワークスEX

ミニワークス

撮影:筆者(セット内容:ミニワークスEX、メンテナンス用スクラブパッド、スタッフサック)
【除去対象】
NSFプロトコルP231のバクテリアと原生動物を取り除く基準をクリア。

※これらの製品は、除草剤、殺虫剤や揮発性有機化合物(VOC)のような化学汚染物質を減らします。しかし、高濃度の化学物質や重金属の汚染を除去するものではありません。鉱山の選鉱堆積池や大規模農園の近くの水源は避けてください。

【1】使い方

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撮影:筆者

本体を容器に取り付け、取水ホースの先端を水源に沈めます。レバーを引いて水をポンプすると、フィルターを通って浄水が出てくる仕組みです。モデルによるものの、ナルゲンなどの広口のボトルに接続が可能。
取水ホースには浮きがあるので、先端が水底につかないように調節することができます。

ミニワークスペットボトルに

撮影:筆者

ペットボトルに接続はできませんが、平らな地面に置けば安定して浄水することができました。

【2】浄水スピード

■約500mlの浄水を作るのにかかった時間

浄水:50秒

500mlのボトルをいっぱいにするのにかかった時間は50秒。トータルの浄水スピードでは8つの中で2番目に速いタイムでした。

【3】持ち運びやすさ

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撮影:筆者
【重さ】480g

【サイズ】22×12cm 

サイズも大きく、重さもあります。少し荷物に感じるかもしれません。

【4】メンテナンスのしやすさ

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撮影:筆者

現場でのメンテナンスは、画像のように分解して、本体内部の(オレンジ色の)フィルターカートリッジを取り出し、付属のスクラブパットで軽くこすり浄水で流すだけ。
内部に砂が入り込んだ場合は、分解して洗浄します。

【5】フィルター寿命

2000Lとまずまずの寿命。この商品は、「フィルターカートリッジ交換インジケーター」というメモリがあるので、フィルターの寿命を目視で確認することができます。

ミニワークス

撮影:筆者
良かった点:浄水スピードが速い / 丈夫 / ホースが長いため、水源の足場が悪くても少し離れた場所から給水できる
気になった点:高級品 / 少し大きめ / 重い

MSR ミニワークスEX

価格 20,900円
タイプ ポンプタイプ
サイズ 直径12x高さ22cm
重量 480g
内容量
浄水スピード(スペック値) 1L/分
浄水スピード(実測値) 500mL/50秒
主な除去対象 原虫、細菌、化学薬品、毒素の味・臭い
フィルター寿命 2000L
交換フィルターの有無 あり(8,580円)

足場の悪い水源・浅い水源にも対応しやすい

GRAYL ULコンパクトピュリファイヤー

コンパクトピュリファイヤー

撮影:筆者(セット内容:アウターボトル、ループキャップ、インナープレス、交換式浄水カートリッジ)

【除去対象】

○ ウイルス除去率 99.99%(ロタウイルス、ノロウイルス、A型肝炎ウイルスなど)
○ バクテリア除去率 99.9999%(大腸菌、サルモネラ菌、コレラ菌、赤痢菌など)
○ 原虫除去率 99.9%(エキノコックス、ジアルジア、クリプトスポリジウムなど)
※除去率は製造元のデータに基づいています。

【1】使い方

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撮影:筆者
アウターボトルの線まで原水を入れ、インナープレスのキャップを少しだけ開いた状態でゆっくりと押すことで浄水が完了します。そのままボトルから直接水を飲むことが可能です。

ULコンパクトピュリファイヤー

撮影:筆者
別のボトルに移し替えてもok。ペットボトルなど口が狭い容器だと水が注ぎづらい印象がありました。

【2】浄水スピード

■473mlの浄水を作るのにかかった時間

水汲み+浄水:44秒

浄水のみ:23秒

473mlのアウターボトルへの給水&インナープレスセット含めての浄水スピードは約44秒と第1位!
ちなみに浄水のみのタイムは約23秒でした。公式サイトでは15秒となっているので、押す力の強い男性だともっとスピーディーにできるかもしれません。

【3】持ち運びやすさ

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撮影:筆者
【重さ】309g

【サイズ】直径7.3 × 高さ24.5cm

折り畳めるボトルではないため他の商品と比べかさばるのが難点ですが、水筒のようにザックのサイドポケットに入れて持ち運べる点はメリット。

【4】メンテナンスのしやすさ

ULコンパクトピュリファイヤーメンテナンス

撮影:筆者
お手入れ方法は、浄水カートリッジは水洗いして、その他はぬるま湯と洗剤で手洗い。洗浄後は各パーツを完全に乾燥させることが大切です。
※浄水カートリッジは、最低48時間の乾燥が必要です。
完全に乾いたら全てのパーツを組み合わせ、隙間がないように閉め、涼しい乾燥した場所に保管してください。

【5】フィルター寿命

ULコンパクトピュリファイヤーカートリッジ

撮影:筆者
300回(150L)と、他の商品と比べると寿命は短めです。

ULコンパクトピュリファイヤー

撮影:筆者
良かった点:浄水スピードが速い / ボトルがしっかりしている / 飲み口が広いので水が飲みやすい
気になった点:アウターボトルがかさばる / フィルター寿命が短め

GRAYL(グレイル) ULコンパクトピュリファイヤー

提供:mont-bell

スピーディーに浄水できてウイルスにも対応

▼現行のGRAYLの携帯浄水器はこちら
mont-bell|GRAYL

カタダイン BeFree

ビーフリー

撮影:筆者(セット内容:ボトル本体+フィルター、取扱説明書 ※0.6L / 1L / 3Lの3サイズ展開。今回は0.6Lのものを使用しました)

0.1 ミクロンの無数の微細孔をもつホロファイバーフィルターが有害な微生物やバクテリアを除去します。
ボトルに水を詰めてギュッと強く握ることで圧力によって水がフィルター孔を通過します。
その際最小サイズのバクテリアや微生物でさえもフィルター孔に遮ぎられ浄化された水だけが細い管の内部に入っていく仕組みです。

【除去対象】
水に含まれる微生物を99.9%、バクテリアを99.9999%除去可能です。

【1】使い方

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撮影:筆者
原水を容器に入れて、フィルター付きのキャップを閉めるだけ。

ビーフリー使い方

撮影:筆者
直接飲むこともできますし、ボトルに移し替えてもokです。

【2】浄水スピード

■約500mlの浄水を作るのにかかった時間

水汲み+浄水:54秒

浄水のみ:25秒

ボトルに原水を入れる工程も含めて、500ml浄水する時間はトータルで約55秒かかりました。これは8つの中で3番目に速いスピード。ボトルに原水を入れる工程を含まない純粋な浄水スピードは約25秒と、他の商品と比べてもかなり速い結果です。

【3】持ち運びやすさ

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撮影:筆者
【重さ】59g(0.6L)、63g(1L)、105g(3L)

【サイズ】8 × 6.5 × 27.5cm(0.6L)、14 × 6.5 × 26.5cm(1L)、23 × 7.5 × 44.7cm(3L)

ボトルの容量は0.6L・1L・3Lから選べます。折り畳めるのでコンパクトになり、他商品と比較しても持ち運びやすさは◎です。

【4】メンテナンスのしやすさ

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撮影:筆者

お手入れ方法は容器に記載。2パターンあります。1つは簡単にシェイクする方法。ボトル本体にきれいな水を入れて蓋をし、数回振るだけでゴミや有害物質が除去されます。もう1つはフィルター部分を比較的きれいな川の水などで洗い流す方法です。

【5】フィルター寿命

ビーフリーメンテナンス

撮影:筆者

1000Lとまずまずです。

ビーフリー

撮影:筆者
良かった点:扱いやすい / 浄水スピードが速い / 容器が畳めてコンパクト / 容量が3種類展開
気になった点:特になし

カタダイン BeFree

価格 7,590円 / 9,020円
タイプ ボトルタイプ(非プレス式)
サイズ 横幅8 ×直径 7.5 ×高さ 44.7cm / 横幅14 ×直径 6.5 × 高さ26.5cm
重量 59g / 63g
内容量 0.6L / 1L
浄水スピード(スペック値) 記載なし
浄水スピード(実測値) 500mL/54秒
主な除去対象 原虫、細菌
フィルター寿命 1000L
交換フィルターの有無 あり(6,160円)

ソフトボトルで扱いやすく、サイズ展開も

セイシェル携帯浄水器(スタンダード)

サイシェル

撮影:筆者(セット内容:ボトル本体+フィルター、吸い口衛生キャップ、取扱説明書)

【除去対象】
・味覚を整える|悪臭、塩素臭などのまずさの原因となる不純物を取り除きます。
・細菌などの微生物を除去|病原体原虫(クリプトスポリジウム、ジアルディア等)、病原性大腸菌、コレラ菌、サルモネラ菌他、炭疽菌等の微生物などを除去します。
・化学物質をカット|トリハロメタン、ダイオキシン・ジオスミン等の農薬の類、揮発性有機物質、四塩化炭素等浄水場での塩素処理による副生成物等の化学物質、洗剤、および農業、および工業廃棄物を除去します。
・金属系をカット|水銀、鉛、銅、カドミウム、アルミニウムなどの金属性物質を除去します。
・放射性物質をカット|ラドン222、コバルト-60、ストロンチウム-90、ヨウ素-129/131セシウム134/137等を除去します。

引用:「セイシェル携帯浄水器」日本正規発売元ディーラー|株式会社ブルーバンドル(商品説明書より)

【1】使い方

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撮影:筆者
ボトルに水を入れ、蓋をしめて押し出したらそのまま飲めます。

【2】浄水スピード

■約500mlの浄水を作るのにかかった時間

水汲み+浄水:2分33秒

浄水のみ:2分1秒

500mlの別ボトルに水をいっぱいにするのに要した時間は2分33秒。付属ボトルに原水をセットする手順はスムーズですが、ボトル自体が硬めなので水を押し出すのに時間がかかりました。ボトルに原水を入れる工程を省いたタイムも約2分1秒と、他の商品と比べると時間がかかってしまいました。

【3】持ち運びやすさ

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撮影:筆者
【重さ】128.5g

【サイズ】高さ22.8 × 最大直径8cm

容量600mlと他の商品と比べると若干かさばる印象ですが、水筒のようにザックのサイドポケットに入れて持ち運べる点はメリット。

【4】メンテナンスのしやすさ

サイシェルメンテナンス

撮影:筆者
日常のメンテナンスは基本的に水道水のみ。給水口付近および外側以外、特に内部は石鹸・洗剤やタワシなどで洗わないでください。

【5】フィルター寿命

サイシェルフィルター寿命

撮影:筆者
フィルター寿命は380Lと、他の商品と比べて短め。

サイシェル

撮影:筆者
良かった点:他の商品では除去できない化学物質まで対応が可能
気になった点:ボトルを押すのに力がいる / 他の商品と比べフィルター寿命が短い

Seychelle(セイシェル) セイシェル携帯浄水器(スタンダード)

価格 8,888円
タイプ ボトルタイプ(非プレス式)
サイズ 直径8x高さ22.8cm
重量 128.5g
内容量 600mL
浄水スピード(スペック値) 記載なし
浄水スピード(実測値) 500mL/2分33秒
主な除去対象 原虫、細菌、ウイルス、化学物質、化学薬品、悪臭・塩素臭、金属類、放射性物質
フィルター寿命 380L
交換フィルターの有無 あり(4,620円)

ウイルスや放射性物質など、除去対象の幅が広い

※販売元の切り替えに伴い、ECサイトや店頭では旧商品名(サバイバルプラス携帯浄水ボトル)で販売されていることもあります。

携帯浄水器を使うときの注意点

コーヒーフィルター

撮影:筆者

水の汚れがひどい場合は、フィルターの劣化や故障につながりますので、コーヒーフィルターなどで汚れを取り除いてから浄水してください。

もしものときのために、浄水器を携帯しよう!

浄水器

撮影:筆者

この記事を読んで「浄水器を購入しようかな」と思ってくれた方もいるのではないでしょうか。もしものときのために浄水器を携帯することは、自分を守るだけでなく登山仲間を守ることにも繋がるかもしれません。いつもの登山道具セットに浄水器を追加してみてはいかがでしょうか。

▼8アイテムの特徴をおさらい

携帯浄水器の特徴比較

撮影:筆者(クリックで拡大できます)

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