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ファイントラック「山シャツ」レビュー。“ふんわりニット”で行動中の快適性が段違い

ファイントラック「山シャツ」レビュー。“ふんわりニット”で行動中の快適性が段違い

今や登山の定番ともいえる「山シャツ」。見た目の清潔感だけでなく、ボタンによる温度調整のしやすさ、軽やかな着心地など、機能とデザインの両立が魅力です。

そんな山シャツに新たな選択肢を提示したのが、ファイントラックの「ラミースピンニットシャツ」

一般的な布帛(ふはく)ではなく、ニットを採用することで実現した新しい快適さを、実際のフィールド使用から紹介します。

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目次

出典表記のない画像はすべて筆者撮影

機能とおしゃれを兼ね備えた「山シャツ」の魅力

ファイントラックのラミースピンニットシャツ

「山シャツ」は、春から秋の山歩きで思わず手に取りたくなる一着。山で頼れる実用性と、街でも映えるデザイン性を両立し、登山者の“定番ウェア”として人気を集めています。

山シャツのメリット

  • 体温調整がしやすい:前開きのボタンや襟で温度調節が可能。暑さや日射しへの対応力が高い。
  • 日焼け・汗対策になる:襟を立てることで首元を保護し、サラッとした生地で汗のまとわりつきを抑えられる。
  • 軽量で汎用性が高い:登山だけでなく街でも違和感なく着られるデザイン性と利便性。

しかし実際にフィールドで使ってみると、従来の山シャツには「もっと速乾性が欲しい」「伸びが少なく動きづらい」といった課題も浮かび上がってきます。

ファイントラックが提案する“ニット”という選択肢

ニットと布帛の違い

現在、山シャツの多くは「布帛(ふはく)」と呼ばれる織物生地が使用されています。これは丈夫で形崩れしにくい一方で、糸の密度が高いため伸縮性に乏しく、蒸れがこもりやすいという弱点があります。

そこで、ファイントラックが導き出したのが、布帛ではなく「ニット」を用いるという発想です。

ニット(編物):糸をループ状に編んだ生地で、柔らかく伸縮性があり、着心地がよく体にフィットしやすい。

布帛(織物):縦糸と横糸を直角に織った生地で、ハリとコシがあり、型崩れしにくい。

木板に置かれたファイントラックのラミースピンニットシャツ

こうしたコンセプトから誕生したのが、ファイントラックの「ラミースピンニットシャツ」。独自のラミースピン糸と特殊ポリエステル糸を編み込むことで、ベースレイヤー級の速乾性と通気性、優れたストレッチ性を実現。さらに抗菌防臭機能も備えています。

使ってわかった超快適シャツ

そんなラミースピンニットシャツを夏山シーズンで試したところ、お世辞抜きで着心地の良さに驚かされました!フワッと柔らかなニットの肌ざわりが気持ちよく、行動中も軽やか。春から秋までつい手に取りたくなる、快適さが際立つ一着でした。

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