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Greeshow / 電動式携帯浄水器(GS-2811)

【山のピンチにこれ一台】ポケットサイズの電動浄水器、本当に使えるのか体を張って検証した結果……予想外の驚きが待っていた!

計画通りに進めばあまり意識することのない登山中の「水」問題。しかしいざ、アクシデントが発生してビバークを余儀なくされた場合、飲用可能な水場は意外と少ないものです。

そこで見つけたのがポケットサイズの「Greeshow 電動式携帯浄水器 GS-2811」。これで沢や湧水などの豊富な水を浄水すれば、水の確保に困らないのでは!?ということで、実際にその実力を試してみました!

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目次

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

登山でアクシデント!水の確保はどうする?

登山で水の携帯
出典:PIXTA

登山中に起きた想定外の事態。

「思ったより暑かった」
「道迷いで時間がかかった」
「怪我でビバークすることになった」

……こんなときの水の確保はどうすればいいのでしょうか?

湧き水や沢の水を飲んじゃだめなの?

湧き水
出典:PIXYA(山の湧き水)

山を歩くとよくわかりますが、沢沿いの道など水が流れているところは結構あります。一方で、水場とされているところは意外と少なく、どこの水でも飲めるわけではないですよね。

水場として指定されていない場所は、たとえきれいな湧き水でも、目に見えないバクテリアや寄生虫が混入している可能性があり危険なのです。

それなら、飲める水を作っちゃえ

飲める水
出典:PIXTA

では山の中で飲み水を確保するにはどうすればいいのでしょう?

緊急事態にできる飲み水確保の方法はたった2つ。沸騰させる「煮沸(しゃふつ)」、浄水器を使う「浄水」のどちらかです。それぞれの方法のメリットとデメリットは下記のとおり。

緊急事態にできる飲み水確保の方法

特別な機器がなくてもできるのは煮沸ですが、面倒で時間がかかる上、不純物の除去まではできません。だったら、すぐにきれいな飲み水が作れる携帯浄水器が最強では?

そんなわけで今回は携帯型浄水器に注目!実際に山で試してみました。

これ1台で全部解決!登山で使える3大ポイントをチェック

GS-2811
撮影:筆者

今回試したのは、登山で活躍しそうなポケットサイズの浄水器「Greeshow 電動式携帯浄水器 GS-2811」。

「GreeShow」とは

香港のMERYSTAR株式会社が2021年に創設したブランド。「世界中の誰もが、どこでも安全な水を手に入れられる未来を創る」をミッションとして掲げ、登山やキャンプなどのアウトドアシーン、さらに災害時に安心安全な水の提供を提供するために浄水機器の開発・製造を行っている。

Greeshow 電動式携帯浄水器 GS-2811 一式
撮影:筆者

Greeshow 電動式携帯浄水器 GS-2811 一式

  1. 浄水器本体
  2. 吸水ホース(外付けカートリッジ)
  3. 吐水ホース
  4. USB-Cケーブル
  5. 携帯用セミハードケース(サイズ 約H19✕W12✕D11cm)

一式の総重量は約743g。簡単に携帯できるうえ、USB-Cによる充電以外にもソーラーや手回しで発電し浄水できるのが特徴。それ以外にも、LEDライトやモバイルバッテリーにもなるマルチツールとしても利用することができます。

マルチな機能が搭載されていることを考えると、それほど重くないかもしれません。

GS-2811 3大ポイント

  • ①ボタンひとつ!わずか60秒で500ccの安全で清潔な水に
  • ②ソーラー+手回し+USBが使える3つの充電方式
  • ③モバイルバッテリー・LEDライト・SOSライトとしても使える

ポイント① ボタンひとつ!わずか60秒で500ccの安全で清潔な水に

5段階浄水システム
提供:Greeshow公式

電動による5段階浄水システムにより、ボタンひとつで微粒子や大腸菌やサルモネラ菌などの細菌を簡単に除去。沢や湧き水などの自然の水を、わずか60秒で500ccの安全で清潔な水に変換します。

しかも、フル充電時で230L以上の水を浄化水質は国際的なSGS検査と日本厚生労働省の基準をクリアしているので安心です。

ポイント② USB+手回し+ソーラーが使える3つの充電方式

3つの充電方式
撮影:筆者

電動であるからには電源が必要ですが、GS-2811の充電方式はUSB・手回し・ソーラーの3種類と多彩なのが特長です。たとえ、充電残量がなくなっても、手回しやソーラー充電で復活できるので、電源が無い場所に長期滞在しても問題ありません

ポイント③ モバイルバッテリー・LEDライト・SOSライトとしても使える

モバイルバッテリー・LEDライト・SOSライト
撮影:筆者

GS-2811の目を引く特徴として挙げられるのが、スマホの充電にも使えるモバイルバッテリー・LEDライト・SOSライトも搭載していること。万が一の水の確保とともに、連絡手段のためのスマートフォンの充電、夜間の明かりや周りへのSOSサインの伝達など、山での緊急時に必要な機能が1台に凝縮されています。

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