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【速報】コレに注目!パタゴニア「2025年春夏の新作展示会」潜入レポート

自然環境を守るため、サステナブル素材をいち早く取り入れ、CO2排出量、廃棄物問題などの環境問題に取り組み続けてきたパタゴニア。

今回は、地球にも私たちにとっても最高な製品をつくるという理念を実現する、パタゴニアの2025年春夏展示会の模様をお届けします!

目次

撮影:すべてYAMA HACK編集部

※本記事の情報は、2025年1月28日時点のものです
※記事で紹介している製品は、予告なく仕様変更や発売延期・中止になる可能性がございます。あらかじめご了承ください
※発売予定の記載がない製品は春頃発売予定です

2025年春夏<パタゴニア>注目の新作をチェック!

ウィメンズウェアには爽やかなカラーが多数登場

環境に配慮しつつ、進化が止まらないパタゴニアのモノ作り。そんなパタゴニアの2025年春夏展示会に編集部とともにお邪魔してきました。

ハイク、アルパイン、トレイルランニングからフライフィッシングカテゴリーにバックパックまで、今シーズンも充実のラインナップ。
春夏シーズンも機能的に充実した製品が揃っていますが、その中でも編集部が厳選した注目3アイテムをまずはご紹介します。

大注目①|あの「R1」が新たなる進化でより使いやすく

左からメンズ・R1 ベスト、メンズ・R1 ジャケット、ウィメンズ・R1 プルオーバー・フーディ

1999年の登場以来、軽くて蒸れないレギュレーターとして多くの登山者に愛されてきたR1。マイクログリッド構造による革新的な機能は変わらず、より軽量にコンパクトに進化しました

メンズ・R1 ジャケットの生地裏。左が前面のポーラテック・パワー・グリッド、右が脇部分のR1サーマルウェイトの生地

基本のマテリアルは変わらず、パターンが変更されアップデート。
R1ファブリックを体の幹部に使用し保温性を高め、熱が溜まりやすい脇下にキャプリーン・サーマルウェイトを使用することで通気性を確保したハイブリッド・デザイン。

背面の生地使いがモデルによってさまざま

また、ジャケットとプルオーバー・フーディで背面生地のパターンが異なるので、用途によって使い分けるのがおすすめ。

  • R1 ジャケット
    脇下内側から手首までがキャプリーン・サーマルウェイト。それ以外はポーラテック・パワー・グリッド。
    より保温性が欲しいシーンに最適
  • R1 プルオーバー・フーディ
    前面腰下・肘から手首にかけて、さらに背面がキャプリーン・サーマルウェイト。それ以外はポーラテック・パワー・グリッド。
    より軽量、かつ通気性も確保。
    裾もジャケットより長くパンツインも可能なので、よりテクニカルなシーンにおすすめ。

R1 ベストも久しぶりに復活!背面はキャプリーン・サーマルウェイト生地で通気性もあり、アクティブシーンで活躍間違いないですね。

「R1」シリーズラインナップ

アイテム名メンズウィメンズ
R1 ジャケット
R1 プルオーバー
R1 プルオーバー・フーディ
R1 ベスト

久々に登場したベストが気になる!

前面にはR1ファブリック、脇と背面にキャプリーン・サーマルを採用したハイブリッドウェア。
最近、レイヤリングしやすいベストばかり気になってしまいます。

少し肌寒い時季から真夏まで、いろんなシーンで活躍できそうですね!

大注目②|ナノエアシリーズに新製品「ナノエア・ウルトラライト」が仲間入り

左:メンズ・ナノエア・ウルトラライト・フルジップフーディ、右:ウィメンズ・ナノエア・ウルトラライト・プルオーバー

今では定番とも言えるアクティブインサレーションのパイオニア、パタゴニア「ナノエア」により軽量なモデルが新登場!

20gのフルレンジ・インサレーションを採用した、今までになかった絶妙な厚みと軽さが特徴。軽いけれどふわっとした適度な暖かさと通気性のある、ずっと着続けられるウェアに仕上がっています。

冷涼な環境下でのハイクやトレランをはじめとしたマウンテンスポーツなど、幅広く使えるモデル。フルジップ・フーディトとプルオーバーの2モデル展開です。

左:ウィメンズ・ナノエア・ウルトラライト・プルオーバーの脇下生地、右:腕下部はキャプリーン・クール・ライトウェイト生地で速乾性あり

脇下はインサレーションなしのパネルで通気性を確保した構造。オーバーヒートを防ぎ、さらにウェアのかさばりも軽減。

左:ウィメンズ・ナノエア・ウルトラライト・プルオーバーのセンタージッパー、右:メンズ・ナノエア・ウルトラライト・プルオーバー

深めのセンタージッパーは上下から解放できる2wayで、ベンチレーションとして通気性を確保。襟もやや高さがあり、首まわりの寒さや日焼けを防いでくれます。

ウィンドシェルでは肌寒い、春前のランニングにも、スタート時からそのまま着続けられられそう。

ありそうでなかった絶妙な薄さのインサレーション。
一年を通じて相棒となりそうな予感!

これ、欲しい!

大注目③|人気の「テラヴィア・シリーズ」が大拡充!

ハイキングや登山向けバックパックとして人気のテラヴィア・パックシリーズ。新モデル・新サイズが加わり大拡充!

テラヴィア・パック 14L

新サイズの14Lは暖かくなって荷物が少なくなる春から夏のデイハイクにジャストサイズ。
ミニマムなサイズでありながらパック底部に取り外し可能なレインカバーが標準装備されているのもポイントです!

左から、テラヴィア・パックの14L、22L、28L、36L

新サイズが仲間入りしただけでなく、生地の変更など細かな点でリニューアルが施されました。36Lサイズはロールトップ仕様となり拡張性のあるより使いやすいモデルにアップデート。

左:テラヴィア・ヒップ・パック 5L、右:テラヴィア・トート・パック 24L

さらに、ブラックホールシリーズとして大人気の「ウルトラライト・ブラックホール・トート・パック」や「アトム・スリング 8Lの後継モデル」のヒップバッグも、今回テラヴィア・シリーズとして仲間入り。
旅先やデイリーに活躍するギアも充実していました!

まだまだあるぞ!気にあるアイテム&新製品

メンズ・マルチ・トレイル・ショーツに待望の6インチが誕生

左:ウィメンズ・エンドレス・ラン・ショーツ 6インチ、右:メンズ・マルチ・トレイルズ・ショーツ 6インチ

トレイルランナーから絶大な人気を誇るマルチ・トレイルショーツのインシームが短いモデルできました。軽くて通気性抜群、股下6インチのまさに“ちょうどいい”ショーツで、トレランからデイリーまでマルチに活躍します。

ハイクシリーズもラインナップが充実

写真はメンズ

山シャツが今シーズンも活躍しそう!フライフィッシングカテゴリーではありますが、ハイクでも活躍間違いなしの「メンズ・ショートスリーブ・セルフガイデッド・サン・シャツ」。ありそうでなかった新柄が目を惹きます。

ハイク製品も充実!

テラヴィア・ピーク・パンツにショートスリーブ・セルフガイデッド・サン・シャツ、ロングスリーブ・セルフガイデッド・サン・シャツなど、ハイクシリーズも春から活躍するウェアが豊富。ベンチレーションや袖の長さ調整機能など、細部にまで使いやすさや快適性にこだわったデザインがキラリ。

2025年3月6日販売開始「プロビジョンズオリジナル自然酒 ミニサイズ」

左:繁土 ハンド ミニ、右:やまもり ミニ

パタゴニアの食品部門・パタゴニア プロビジョンズのオリジナル自然酒の「繁土(ハンド) 2024」 「やまもり 2024」からミニサイズが登場
農薬・化学肥料を使わずに育てた米で仕込んだ日本酒で2025年3月6日から販売開始。どちらも昔ながらの木桶を使って醸し、自然の力を感じる風味に仕上がっています。

150mlのミニサイズはミルク瓶のようなシルエットがおしゃれ!ギフトとして贈るのにもおすすめです。

進化が止まらないパタゴニアから目が離せない!

パタゴニアといえばフライフィッシングカテゴリーのギア作りにも定評があり、渓流釣りなどに必須のウェーダーも製造し続けてきました。2025年にはウェーダーもPFAS不使用となり、すべてのメンブレンや撥水加工がPFAS不使用になります。

「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というミッションを掲げ続けるパタゴニア。春夏シーズンでも、各地で環境イベントを開催予定。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

フライフィッシングカテゴリーの人気ロゴのトラウトロゴ

山やキャンプなど自然を楽しむなら、環境保護への貢献に繋がるプロダクトを選びたいもの。
初心を忘れず不可能とも言える概念にこだわり続けるパタゴニアから目を離せません!

今回紹介したアイテム以外にも、まだまだ気になる製品がたくさん。
YAMA HACKでは登山やキャンプなどアウトドアで活躍するパタゴニアの注目製品を随時紹介していきます。

各アイテムの気になる詳細については公式HPもチェックしてみてください!

  • パタゴニアウェブサイト:2/6(木)からS25シーズンのローンチ
  • パタゴニア直営店:2/20(木)からS25シーズン展開スタート