今や山小屋泊に欠かせない「インナーシーツ」

インナーシーツも対策グッズのひとつ。山小屋の寝具は衛生的に管理されていますが、それでも自己防衛するに越したことはありません。山小屋の中には、インナーシーツの持参を必須としているところもあるほど。
そもそも「インナーシーツ」って?

ひとつ持っていると何かと使えて安心ですが、どんなインナーシーツがいいのでしょうか。数ある製品の中から、今回はモンベルの「レクタングラーシーツ」を紹介します。
使いやさが人気! モンベルの「レクタングラーシーツ」


使い勝手、肌触り、価格のバランスがよく、登山者から人気が高いモンベルの「レクタングラーシーツ」。まずはその特長をピックアップ!
誰にでも使いやすい封筒型

その点、レクタングラーシーツは封筒型なのでタイトになっている部分はなく、寝苦しさもありません。ちなみに“レクタングラー”とは四角形や長方形を意味します。
寝具が体にいっさい触れない衛生的なデザイン

枕カバーとシーツが一体の独自デザイン。ポイントとしては、
つまり、一切、寝具が体に触れない構造でとても衛生的です。
優れた通気性

保温用のインナーシーツを探している人は、起毛生地の「ウォームアップシーツ」を選ぶのがいいでしょう。
小さくまとまる収納性

付属袋に収めると、片手で持てるくらいコンパクトに。重量は袋込みで361g。これくらいならバックパックに入れておいても邪魔になりません。
気軽に洗濯できる

家庭用洗濯機で気軽に洗濯可能。使用後に毎回お手入れするのも面倒にならないですね。
2021年モデルはさらに使いやすくアップデート

2021年モデルは下記2つのポイントがニューアルされています。
①は暗いところでも枕カバーの口がわかるように、②は体の自由度が増して寝返りも打ちやすく、さらに快適になっています。
実際に寝てみると、本当に安心感たっぷり!

山小屋の寝具にセットして使うことになるので、できるだけ手早く、また、サッと撤収したいもの。手順と一番大事な寝心地や安心感はどうでしょうか?
寝具へのセッティングは、いたって簡単
寝具へのセッティング手順は、以下の通り。
明るいうちに④までしておけば、あとは暗くても可能。特に難しい箇所はありませんが、掛け布団へのクリップ留めがやや特殊なので、慣れておいた方がいいでしょう。
■掛け布団へのクリップの留め方

寝返りを打ってもズレない!

すべりがいい素材なのでシーツが体にまとわりつくことなく、自然に寝返りを打てます。掛け布団クリップと中の紐が、うまくシーツと寝具を固定していますので、シーツのズレを気にすることなく安眠できます。
十分な幅と長さで快適

幅も長さも十分なサイズで、175cmの筆者が寝ても足は窮屈にならず、横に寝て足を曲げることもできます。
肌触りはちょっと化繊の風合いが

素材はポリエステル。やはり、コットンやリネンのような自然素材には勝てません。とはいえ、かなりしなやかなので特に気になることはないでしょう。
体と寝具が触れない安心感でぐっすり眠れるかも
シーツの中で多方向に暴れてみましたが、寝具とシーツがズレるようなこともなく、体が寝具と触れることはありませんでした。衛生対策グッズとしては文句なし。これだけ安心感があればぐっすり眠れそうです。<モンベル>レクタングラーシーツで安心安全、快適な睡眠を

モンベル「レクタングラーシーツ」

素材 | 75デニール・ポリエステル・タフタ |
重量 | 350g(361g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です |
カラー | インディゴ(IND) |
サイズ | 220×90cm |
収納サイズ | ∅10×20cm |