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ロールトップザックに進化!モンベルの「キトラパック」なら天候変化も気にならない(2ページ目)

ロールアップ式でストレスフリー

ロールアップ式 キトラパック

撮影:高橋典子

出発時にはきちんと整理して収納していましたが、山頂でのランチタイム中に小雨が降ってきてしまいました。そのため、開口部をガバッと開けて、何も考えずに荷物をガンガン詰め込んでくるくると閉めればパッキング完了。荷物を濡らすことなく、手早く撤収することができて助かりました。

また、レインカバー不要なので雨が降ってきても気にならず、レインカバーの着脱に煩わされることなく快適な山行となりました。もちろん、中の荷物が濡れることもありません。

ブレないフィット感!だから歩きやすい

キトラパックを背負って登山

撮影:高橋典子

背中や腰に変な隙間がなく背負うことが可能

撮影:高橋典子(背中や腰に変な隙間がなく背負うことが可能)

身長153cmの筆者は、なかなか体型に合ったザックが見つからないのですが、キトラパックはジャストフィット。

特に、ヒップベルトのあるタイプは背中の反り具合とベルトの位置がうまく合わず、腰の位置で浮いてしまうザックが多かったのですが、キトラパックはヒップベルトの形状が柔らかくフィット。上下左右のいろいろな体の動きにも追随し、ブレることなく安定感抜群の背負い心地でした。

たくさんのポケット達がいい仕事してます!

各部のポケット

撮影:高橋典子

マチのあるショルダーベルトのポケットが、予想以上にものすごく便利でした。
ボトルを入れたまま激しく動いても、行動の邪魔になることのないしっかりとしたホールド力に感動。片方にはドリンク、もう片方のポケットには行動食のゼリー飲料やサングラスなど、随時パッと出し入れしたいものを収納。iphoneも入るので、GPSアプリでの地図の確認も楽ちん。

ヒップベルトのポケットには、グミなどのオヤツを忍ばせて、立ち止まることなくサッと取り出して口にしたり、とにかくモノグサな筆者にはありがたすぎるポケットでした。

フロントポケット

撮影:高橋典子

さらにフロントポケットが大活躍!

キトラパックを使用した日は、小雨がぱらついたり行動中は蒸し暑いけれど休憩時には肌寒くなる天候。そのため、頻繁に着脱するウィンドシェルをサッと挟んで収納できるこのフロントポケットは、見た目以上の収納力で非常に有難い存在でした。

日焼け止めのボトルなどを挟んでおいて、休憩の合間に塗り直したり、ザックにしまうと行方不明になりがちなアイテムをしまっておくのに便利です。

でも…ヒップベルトのポケットに堅い物はNG

ヒップベルトポケット

撮影:高橋典子
容量のあるヒップベルトポケットは、iphoneやデジカメも入るサイズで出発前には色々と収納していました。

 

しかし、デジカメなどの堅い物を入れて歩行すると、ヒップベルトのフィット感が少なくなってしまう結果に。硬い物はショルダーベルトに入れる方が良さそうです。
逆に、リップやウェットティッシュ、マスクなどの小物をしまっておくのにはぴったり!

 

キトラパックのおすすめポイント
・小雨が降ってもレインカバーをする必要がなく、天候の変化を気にせず行動がスムーズ
・とにかくショルダーハーネスやフロントポケットの利便性が良く使いやすい
・見た目(容量)以上に収納力あり
・背面システム&ヒップベルトのおかげで安定した背負い心地
・フィット感がよく、長時間の歩行でも疲労を感じにくい

 

今回使用してみて、「キトラパック」は降雨時の煩わしさから解放してくれるリュックだと感じました。便利なポケットのおかげで、行動中にリュックを下ろす回数が激減したのも好ポイントです。

 

午後になると俄雨などにあいやすくなるのが山の常。頻繁に山へ足を運ぶ山好きハイカーや、行動中に立ち止まるのが億劫な人にこそ使って欲しいですね!

用途に合わせたサイズ&便利な拡張パーツ

キトラパックは、今回使用した30Lの他に35L・40L・45Lでのサイズ展開。日帰りや小屋泊、テント泊など山の楽しみ方は様々。用途によって使い分けましょう。

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